東京都区部 地理

東京都区部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/31 07:26 UTC 版)

地理

気候

千代田区
雨温図説明
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気温(°C
総降水量(mm)
出典:気象庁 千代田区 平年値(年・月ごとの値)
インペリアル換算
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62
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2.4
 
54
39
気温(°F
総降水量(in)

日本国内における気候区分では太平洋側気候に属する。夏季は高温・多雨となり、冬季は晴れて乾燥する日が多い。海洋性気候と内陸性気候の2つに分けられる。

春は、天気は周期変化で、晴れる日が多いが、発達した低気圧が通過して天気が崩れることもある。寒冷渦の影響で雷雨になる時もある。

梅雨の降水量は東海以西と比べると少ない。

夏は、太平洋高気圧に覆われて、晴れて湿度が高く暑い日が多く、雷雨も発生しやすい。オホーツク海高気圧から吹きこむ冷涼・湿潤な北東気流の影響を受け、曇りや雨のぐずついた天気になる場合もあり、夏日にも届かない異常低温に見舞われることもあるが、近年[いつから?]は減っている。都心部ではヒートアイランド現象が顕著化しており、2013年8月には最低気温30.4℃(当時は大手町)を観測した。世田谷区北部、杉並区、練馬区などの23区西部は他地域と異なり、内陸性気候となる。暑さが厳しく盛夏期には38℃ぐらいまで上がる。多摩地区や埼玉県南部との気候の類似性がある。この地域には練馬区に気温観測所(アメダス)が所在する。同アメダスでは2018年に39.6℃を観測。 

秋は、前半は秋雨前線の影響で雨が降りやすくなる。後半は天気は周期変化となり、晴れる日が多い。

冬は、西高東低の冬型の気圧配置の場合、晴れて空気が乾燥する日が多い。冬の後半になると南岸低気圧が通過しやすくなり、上空の寒気が強い場合に雪となる。2014年2月8日と同年2月14日にはそれぞれ1969年以来の大雪となり、千代田区大手町の気象庁でも27cmの積雪を観測した。

気象庁露場のあった大手町の観測によると、ヒートアイランドの影響が大きく、1920年代は年間70日程度観測されていた冬日は減少し、熱帯夜の日数は3倍以上に増加している。

一方、内陸寄りにある練馬区のアメダス観測では冬日は珍しくなく、新宿区渋谷区などの都心部でも冬日の観測はよく見られる。[要出典]また、気象観測所のある千代田区内においても、大手町付近と新たな気象庁露場のある北の丸公園とでは冬場の最低気温に違いが見られ、2012年1月の平均最低気温は大手町1.8℃に対し北の丸公園は0.4℃であり、冬日の日数では大手町3日に対し北の丸公園は11日である。これは、1月の気温に関しては練馬(平均最低気温−0.3℃、冬日17日)寄りの気温である。これらの要因から、同じ都区内でも練馬区など内陸寄りの郊外と中央区千代田区などの臨海部との気温差が大きいことを表している。また、気象観測所が大手町にあった時代の最低気温は高知市鹿児島市より高い日が少なからずあったが、北の丸公園への移転後は新潟市よりも低い日が出てきている。

東京[10]東京管区気象台)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 22.6
(72.7)
24.9
(76.8)
28.1
(82.6)
29.2
(84.6)
32.6
(90.7)
36.4
(97.5)
39.5
(103.1)
39.1
(102.4)
38.1
(100.6)
32.6
(90.7)
27.5
(81.5)
24.8
(76.6)
39.5
(103.1)
平均最高気温 °C°F 9.8
(49.6)
10.9
(51.6)
14.2
(57.6)
19.4
(66.9)
23.6
(74.5)
26.1
(79)
29.9
(85.8)
31.3
(88.3)
27.5
(81.5)
22.0
(71.6)
16.7
(62.1)
12.0
(53.6)
20.3
(68.5)
日平均気温 °C°F 5.4
(41.7)
6.1
(43)
9.4
(48.9)
14.3
(57.7)
18.8
(65.8)
21.9
(71.4)
25.7
(78.3)
26.9
(80.4)
23.3
(73.9)
18.0
(64.4)
12.5
(54.5)
7.7
(45.9)
15.8
(60.4)
平均最低気温 °C°F 1.2
(34.2)
2.1
(35.8)
5.0
(41)
9.8
(49.6)
14.6
(58.3)
18.5
(65.3)
22.4
(72.3)
23.5
(74.3)
20.3
(68.5)
14.8
(58.6)
8.8
(47.8)
3.8
(38.8)
12.1
(53.8)
最低気温記録 °C°F −9.2
(15.4)
−7.9
(17.8)
−5.6
(21.9)
−3.1
(26.4)
2.2
(36)
8.5
(47.3)
13.0
(55.4)
15.4
(59.7)
10.5
(50.9)
−0.5
(31.1)
−3.1
(26.4)
−6.8
(19.8)
−9.2
(15.4)
降水量 mm (inch) 59.7
(2.35)
56.5
(2.224)
116.0
(4.567)
133.7
(5.264)
139.7
(5.5)
167.8
(6.606)
156.2
(6.15)
154.7
(6.091)
224.9
(8.854)
234.8
(9.244)
96.3
(3.791)
57.9
(2.28)
1,598.2
(62.921)
降雪量 cm (inch) 4
(1.6)
4
(1.6)
0
(0)
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0
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0
(0)
8
(3.1)
平均降水日数 (≥0.5mm) 5.3 6.1 10.3 10.9 11.1 12.8 12.0 9.4 12.3 11.8 8.2 5.8 116.0
平均降雪日数 (≥0cm) 2.8 3.5 1.4 0.1 0 0 0 0 0 0 0 0.6 8.5
湿度 51 52 57 62 68 75 76 74 75 71 64 56 65
平均月間日照時間 192.6 170.4 175.3 178.8 179.6 124.2 151.4 174.2 126.7 129.4 149.8 174.4 1,926.7
出典:気象庁 (平均値:1991年-2020年、極値:1875年-現在)[11][12]
平均気温の推移°C
最高気温・最低気温・湿度の推移
平均最高気温
最高気温(最高値)
最高気温(最低値)
平均最低気温
最低気温(最低値)
最低気温(最高値)
各階級の日数
平均湿度の推移
出典:気象庁[13][注 4]

注釈

  1. ^ 都条例上の都庁所在地は新宿区西新宿2丁目。
  2. ^ この場合、「東京都区部」「東京23区」以外の呼称として、単に「東京」とも言う。「東京」と呼称する例として、報道機関の天気予報があり、都区部を1つの都市として扱う例にJRの「特定都区市内制度」がある。
  3. ^ 麻布区広尾のみ明治通りの内側でありながら、後に渋谷村となった。
  4. ^ 2014年に観測地を大手町露場から北の丸公園露場に移転[14]

出典

  1. ^ JIS X0402より
  2. ^ “第Ⅲ章 市区町村別面積 13. 東 京 都” (PDF). 令和4年全国都道府県市区町村別面積調(1月1日時点). 国土交通省 国土地理院. (2022年3月23日). p. 28. オリジナルの2022年3月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220323125218/https://www.gsi.go.jp/KOKUJYOHO/MENCHO/backnumber/GSI-menseki20220101.pdf 2022年3月23日閲覧。 
  3. ^ 大辞泉「東京都区部」。「区域」という語を使って説明している。
  4. ^ 多極分散型国土形成促進法(昭和六十三年法律第八十三号)第四条:国の行政機関等の東京都区部からの移転等”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局 (2015年9月11日). 2020年1月23日閲覧。 “2016年4月1施行分”
  5. ^ 東京都の県庁(都庁)所在地について|その他の情報|東京都政策企画局”. 東京都政策企画局. 令和5年1月18日閲覧。
  6. ^ 東京都の都庁所在地が「新宿」ではなく「東京」なのはなぜですか。|株式会社帝国書院”. (株)帝国書院. 令和5年1月18日閲覧。
  7. ^ a b c 県と歪み増す政令市 大都市行政現状を探る 『日本経済新聞』 平成23年11月22日 東京・首都圏経済面
  8. ^ a b 明治四年朱引内四十四区制について 中元幸二 『東京都公文書館 研究紀要』(第4号)、pp.14-40、平成14年3月
  9. ^ 最高裁大法廷判決昭和38年3月27日刑集17巻2号121頁参照。
  10. ^ 1875年1881年赤坂区溜池葵町(港区虎ノ門)、1882年1922年麹町区代官町皇居北桔橋門付近)、1923年2014年12月1日千代田区大手町、2014年12月2日以降は千代田区北の丸公園で観測。
  11. ^ 平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. 2024年2月14日閲覧。
  12. ^ 観測史上1〜10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2024年2月閲覧。
  13. ^ 過去の気象データ”. 気象庁. 2022年1月1日閲覧。
  14. ^ 観測部東京管区気象台『測候時報』 83巻、気象庁、2016年。ISSN 2758-1381https://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/sokkou/83/vol83p001.pdf 
  15. ^ 予報と警報・注意報の細分区域一覧表 気象庁 (PDF)
  16. ^ 東京都産業労働局総務部企画計理課編「第2部第3章」『東京の産業と雇用就業2008』(PDF)東京都産業労働局総務部企画計理課、2008年、72頁http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/monthly/sangyo/sangyo-industry-and-employment/2008/2008part2-03.pdf 
  17. ^ “東京湾の人工島帰属、判決確定へ=大田区控訴せず、五輪会場は江東区”. 時事通信. (2019年10月3日). https://web.archive.org/web/20200719114934/https://www.jiji.com/jc/article?k=2019100301108 2019年10月7日閲覧。 
  18. ^ 東京都統計年鑑 平成18年 2 人口 2-3 地域別人口(東京都)
  19. ^ 令和2年国勢調査 人口等基本集計 結果の要約』(PDF)(プレスリリース)総務省、2021年11月30日。 オリジナルの2021年12月1日時点におけるアーカイブhttps://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11969009/www.stat.go.jp/data/kokusei/2020/kekka/pdf/summary_01.pdf2022年3月22日閲覧 
  20. ^ 令和2年国勢調査 人口等基本集計結果概要”. 東京都の統計. 東京都総務局統計部. 2022年3月22日閲覧。
  21. ^ 一覧”. 2024年1月7日閲覧。
  22. ^ 東京カレンダー | 最新のグルメ、洗練されたライフスタイル情報”. 東京カレンダー | 最新のグルメ、洗練されたライフスタイル情報. 2024年4月14日閲覧。
  23. ^ [1]
  24. ^ ねりままちづくり情報誌「こもれび」第45号 (PDF) (2011年10月)、財団法人練馬区都市整備公社 練馬まちづくりセンター
  25. ^ 埼玉にある練馬区の飛び地、港区にあるのに品川駅の謎”. NEWSポストセブン. 2023年3月24日閲覧。
  26. ^ 大型貨物等の都心部の通行禁止について 警視庁 2018年7月31日更新。2020年8月26日閲覧。
  27. ^ [2]
  28. ^ 三つ星、パリ抜き11店に ミシュラン東京2010年版
  29. ^ 美食東京、星200店に増 10年版ミシュランガイド
  30. ^ ミシュランガイドに取り上げられている主な都市の星数





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