岩波新書 発行部数ランキング

岩波新書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/28 14:15 UTC 版)

発行部数ランキング

岩波書店調べ、2008年5月現在。出典[17]

# 書名 著者 出版年 部数
1位 大往生 永六輔 1994年 239万部
2位 日本語練習帳 大野晋 1999年 192万部
3位 論文の書き方 清水幾太郎 1959年 145万部
4位 知的生産の技術 梅棹忠夫 1969年 132万部
5位 日本の歴史(上) 井上清 1963年 114万部
6位 万葉秀歌(上) 斎藤茂吉 1938年 110万部
7位 一日一言 桑原武夫 1956年 103万部
8位 昭和史 遠山茂樹
今井清一
藤原彰
1959年 102万部
(新旧版の合計)
9位 日本の思想 丸山真男 1961年 102万部
10位 零の発見 吉田洋一 1939年版 98万部

各版の通し番号1番の書籍

出典[17]

書名 著者 出版年
旧赤版 奉天三十年(上) クリスティー 1938年
青版 解放思想史の人々 大塚金之助 1949年
黄版 近代民主主義とその展望 福田歓一 1977年
新赤版 新しい文学のために 大江健三郎 1988年

他の新書レーベル

岩波ジュニア新書

岩波新書のジュニア版として1979年に発足。中学生・高校生を主な読者対象としているが、啓蒙書として一般人でも読めるものが多い。

岩波アクティブ新書

「新鮮で確かな情報をコンパクトに提供」する目的で、2002年1月に創刊されたが、2004年12月に終刊になった[18]

脚注

参考文献

外部リンク


注釈

  1. ^ 表紙の装いは、上から横書きで著者名・書名・ランプ・新書名・数字で何点目、裏表紙は左側に縦に白色の波形が入りその他の部分は青で左下に水差しのカットに「イワナミ」を入れており、扉表紙は表紙の装いからランプを外したもので、周りを風神で囲んでいる。
  2. ^ 横光利一『薔薇』(赤版)、趙樹理『結婚登記』(青版)など。
  3. ^ 創刊の辞にも「道義の精神に則らない日本の行動を憂慮し、批判的精神と良心的行動の欠如を戒めつつ、に現代人の現代的教養を刊行の目的とする」と謳っている。(「岩波新書赤版1000点に際して」より)

出典

  1. ^ 『岩波書店七十年』(1987年3月27日、岩波書店発行)177頁。
  2. ^ 必死の1年 - 新書・今月の編集長便り 新潮社
  3. ^ 新潮新書創刊三周年によせて 松田哲夫、「波」2006年5月号、新潮社
  4. ^ 「岩波新書創刊50年、新版の発足に際して」(1988年1月)岩波新書〈新赤版〉の各新書より。
  5. ^ 鴨下重雄ほか編 『矢内原忠雄』 学生社 2011年 4ページ
  6. ^ a b 「岩波新書新版の発足に際して」1977年5月から
  7. ^ 『岩波書店七十年』(1987年3月27日、岩波書店発行)267頁。
  8. ^ 1949年(昭和24年)3月の「岩波新書の再出発に際して」。
  9. ^ 「岩波新書の再出発に際して」(1949年3月)より
  10. ^ 『岩波書店七十年』(1987年3月27日、岩波書店発行)669頁。
  11. ^ 「岩波新書創刊五十年・新版の発足に際して」より
  12. ^ “【手帖】岩波新書、刊行3000点を突破”. 産経新聞. (2014年9月28日). https://www.sankei.com/life/news/140928/lif1409280023-n1.html 2019年3月4日閲覧。 
  13. ^ a b 岩波新書Q&A
  14. ^ a b 鹿野 2006, pp. i–ii
  15. ^ a b 鹿野 2006, pp. 16f
  16. ^ 中島 1997, pp. 106–109
  17. ^ a b 「岩波新書 ロングセラーの宝庫」『読売新聞』2008年6月3日付朝刊、19頁。
  18. ^ 鹿野 2006, p. 247


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