雑音とは? わかりやすく解説

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ざつ‐おん【雑音】

読み方:ざつおん

規則不愉快に感じられる音。うるさい音。

ラジオ・テレビ電話などの聴取さまたげとなる音。また、電気回路で、目的とする信号電流以外の通信妨害する電流ノイズ

うわさや無責任な意見。「—に迷わされる


雑音

読み方ざつおん
【英】: noise

反射地震探査法では、地下地層境界からの反射波を“信号”と定義しそれ以外波動を“雑音”と定義している。重複反射回折波屈折波、屈折反射波表面波爆破によって生じ爆破近傍の雑振動自然地動、風、人工振動高圧線誘導のほか測定機特性に基づく雑音はすべて“雑音”の範疇はんちゅう}に入る。反射法地震探査測定上および解析解釈上好ましくない波動振動いわゆる雑音と定義されているが、一次反射波以外の地震波動でも地質構造解釈上、極めて有益な情報なり得る場合が多いので、定義上は“雑音”であっても扱い方次第実質上の信号”となる。地震波記録上、一次反射波強さ振幅大きさ)に対する他のすべての雑音波の強さ比率を“信号対雑音比”( S/N 比signal-to-noise ratio)と呼んで反射波の質評価の基準とするが、統計的・確率論的扱い方によってその定義は多少異なってくる。

雑音―「青鞜」の周囲の人々、「新らしい女」の内部生活

作者伊藤野枝

収載図書定本 伊藤野枝全集 第1巻 創作
出版社学芸書林
刊行年月2000.3


雑音

読み方:ざつおん

  1. 雑音入、又は雑音的存在ともいう。⑴がやがやよく喋る人、おせつかいな人、無闇に出しやばりたがる人。⑵転じて有害無用の存在にも用う
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ノイズ

(雑音 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/02 21:31 UTC 版)

ノイズ (: noise) とは、処理対象となる情報以外の不要な情報のことである。歴史的理由から雑音(ざつおん)に代表されるため、しばしば工学分野の文章などでは(あるいは日常的な慣用表現としても)音以外に関しても「雑音」と訳したり表現したりして、音以外の信号等におけるノイズの意味で扱っていることがある。映像に関連する文脈では雑像とも呼ばれる[1]西洋音楽では噪音(そうおん)と訳し、「騒音」や「雑音」と区別している。


  1. ^ https://doi.org/10.3169/itej1954.11.349
  2. ^ 深田博己著『インターパーソナルコミュニケーション』(北大路書房、1998年)pp.22-23
  3. ^ J.D.Ingle & S.R.Crouch, "Spectrochemical Analysis" Prentice Hall, 1988.



雑音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 15:53 UTC 版)

「音」の記事における「雑音」の解説

振幅周波数不規則に変動する音。ただし、自然科学工学では音以外についても有意な情報含まず必要な信号取り出す邪魔になる成分を雑音と呼ぶ。

※この「雑音」の解説は、「音」の解説の一部です。
「雑音」を含む「音」の記事については、「音」の概要を参照ください。

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「雑音」の例文・使い方・用例・文例

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