燗

デジタル大辞泉

かん【^×燗】

読み方：かん

酒を器に入れて適度に温めること。また、その加減。「—をつける」「—をみる」「熱(あつ)—」

焼酎・泡盛用語集

燗（かん）

嗜好（しこう）によって酒を適温（45度前後）に温めること。「延喜式」（905年）に「煖酒料炭一斛（こく）」とあり、酒を温める習慣は奈良・平安時代からあった。焼酎も鹿児島県以北では燗をつけ、沖縄県では冷やで飲む習慣があり、同系統の酒器と思われる薩摩のちょかは磁製で直接火にかけられるが、琉球の酎家（ちゅうかあ）は陶製で火にかけられないものが供されるのも、飲酒習慣が異なるためであろう。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

燗

出典:『Wiktionary』 (2021/11/07 09:06 UTC 版)

発音

• 音読み
  • 呉音 : ラン
  • 漢音 : ラン
  • 慣用音 : カン
• 訓読み

  かん-する

名詞

1. （カン）酒を適度に温めること。

動詞

活用

漢字辞典

燗

燗	画数：16 音読み：ラン、 カン 訓読み：かん、 かんする ピンイン：lan4 ハングル：란 対応する英語：warming sake

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「燗」の例文・使い方・用例・文例

• 酒は燗(かん)をするほうがいいですか.
• こういう寒い日には熱燗(あつかん)が何よりですな.
• 熱燗で飲む
• 酒を熱く燗して飲む
• 酒を燗して飲む
• 酒を燗して飲む、燗せずして飲む
• お燗をつけてくれ
• 酒の燗は人肌
• 眼光燗燗人を射る
• 燗がついたか
• 光輝燦燗｛さんらん｝たる玉
• 燗をつけた酒
• 酒の燗を熱めにすること
• 燗を熱めにした酒
• 一旦燗をした酒の冷えたもの
• 酒の燗をする徳利
• 酒の燗用のなべ
• 燗の番をする役割の人
• 燗瓶という,酒の燗をするための容器