加茂川
加茂川
加茂川
加茂川
加茂川
加茂川
加茂川
加茂川
加茂川
加茂川
加茂川
加茂川
加茂川
加茂川
加茂川
加茂川
加茂川
加茂川
加茂川
加茂川
加茂川
加茂川
加茂川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/26 18:04 UTC 版)
加茂川・概略図 三朝町鉛山 県道205号 福吉川 高勢川・小河内発電所 笏賀川 小和谷川 下谷川 板鋏谷川 本泉川 三徳川 加茂川(かもがわ)は三徳川の支流で、流長15.6キロメートル(うち指定区間11.5キロメートル)、流域面積40.7km2。水量は多くなく穏やかな川である。加茂川流域の村は江戸時代には「中の谷」や「加茂谷」、鴨郷と言い、明治時代に加茂村となった。しばしば「賀茂川」とも書き、流域の総産土神社であった賀茂大明神(賀茂神社)は、祭神が船で川を遡上してきたと伝えられ、因幡国や美作国からも参詣者を集めていた。加茂川は、小鹿川に比べると河道の整備が行われている。 源流は人形峠の北麓側にあり、付近の鉛山地区は古くから銀または銅が採れたが、銀山・銅山は幕府直轄とされてしまうので、鉛山と偽っていたという。昭和期にはウランの採掘が試みられたこともある。ここからいくつかの少支流を集めながら西進し、福吉川と合流する。福吉川の上流には、「一の滝(落差8メートル)」、「二の滝(落差3メートル)」、「三の滝(落差13メートル)」からなる「馬場の滝(不動滝)」がある。この滝はもともと不動尊が置かれ不動滝と呼ばれていたが、江戸時代に上流で製鉄がさかんになると砂鉄や木炭、銑鉄の輸送に馬が用いられるようになり、「馬場の滝」と呼び名が変わった。 福吉川との合流後、加茂川は北へ転じて小河内(おごち)地区へ入る。小河内地区の上流側の入り口にある支流・高勢川には農協の小河内発電所が設けられている。小河内は、かつての「中の谷」の中心地域で、特に製鉄で栄え、鉄山で使役された馬が多いことから「馬場の平(なる)」とも称された。 このあたりで笏賀川、下谷川などの支流が集まる。笏賀川の流域には樹齢200年を数える天然生古木や、それに着生するシダ・コケ類が豊富で、鳥取県の天然記念物に指定されているが、付近には11箇所のたたらの遺構がある。下谷川は上流で粘土層を通過することからわずかに白濁している。小河内を抜けると谷は狭まり、加茂川はそこを蛇行を繰り返しながら森地区を通り、天神川・三徳川が合流する開けた地域に出て、三徳川に注ぐ。 源流付近から三徳川への合流地点近くまで県道205号が並走している。
※この「加茂川」の解説は、「三徳川」の解説の一部です。
「加茂川」を含む「三徳川」の記事については、「三徳川」の概要を参照ください。
- 加茂川のページへのリンク