伝道者
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伝道者(でんどうしゃ)は、聖書の語句であり、主にキリスト教世界で未信者にキリスト教の教旨を伝え、入信を促す働きを職業としている人。この働きを伝道という。また、伝道者のことを伝道師とも言う。教会の開拓や形成の役割を担うこともある。教会の牧師を兼任している場合が多い。また、教会の責任を持たずに伝道団体に所属している場合もある。
家から家へ無償で王国の良いたよりを宣べ伝える人も伝道者といい、バプテスマを受けていない伝道者とバプテスマを受けた伝道者とに分かれる。
牧師と伝道者
牧師も、伝道者のように教会の外部の未信者に入信を促す伝道の働きをすることが多いので、広い意味で牧師も伝道者と言うことができる。大衆伝道のように、決心の招きをしなかったため、伝道者としての面が見過ごされがちなマーティン・ロイドジョンズであるが、主日夜の夕礼拝を伝道集会とし、毎回伝道説教を語った[1]。
大挙伝道
大がかりな集会を開いたりする伝道を大挙伝道、大衆伝道、クルセードという。その働きをする伝道者を大挙伝道者、大衆伝道者と言う。教会を回って説教をする伝道者を巡回説教者と言う。
主な大挙伝道者や巡回説教者として、世界的にはビリー・グラハム、フランクリン・グラハム、グレッグ・ローリー、柳光洙などがおり、日本では本田弘慈、渡辺暢雄、滝元明、有賀喜一などを挙げることができる。
大衆伝道の伝道集会では、決心の招きが行われる。これは、チャールズ・フィニーから始まったとされる[2]。
脚注
関連項目
伝道者
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1891年(明治34年)、伝道者になることを決心して、1892年(明治35年)に母と共に神戸に住み、関西学院に入学、学院長のJ.C.C.ニュートンに育てられる。その後、渡米しトリニティ・カレッジに入学した。帰国後、伝道者になり、広島から始めて全国を巡回した。 1934年(昭和9年)には米国教会総会に訪問使として渡米した。帰国中に大西洋を渡ってヨーロッパ、パレスチナを回り帰国した。その後も朝鮮、韓国、満州国をも巡回伝道している。
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「伝道者」の例文・使い方・用例・文例
- 彼はキリスト教の伝道者たちを外交上利用できそうだと思いついた.
- 福音伝道者
- 13世紀に創立された托鉢僧の伝道者のローマカトリックの教団
- 英国の伝道者、寓意的小説、天路歴程の作者(1628年−1688年)
- 英国の聖職者および形而上学詩人で、伝道者として賞賛される(1572年−1631年)
- コンスタンティノープルの偉大な伝道者で、司教である教父
- イエス(彼に洗礼を受けた)の伝道者であり、隠遁者であり、前兆
- 米国の伝道者(カナダ生まれ)で、贅沢な宗教祭祀で知られる(1890年−1944年)
- 異教徒へのキリスト教伝道者
- 米国の福音書伝道者(1918年生まれ)
- 米国の福音伝道者(1862年−1935年)
- 伝道者と密輸者は利害の一致があることに気付いた
- 伝道者のページへのリンク