伝道者とは? わかりやすく解説

伝道者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/28 13:41 UTC 版)

ビリー・グラハム

伝道者(でんどうしゃ)は、聖書の語句であり、主にキリスト教世界で未信者にキリスト教の教旨を伝え、入信を促す働きを職業としている人。この働きを伝道という。また、伝道者のことを伝道師とも言う。教会の開拓や形成の役割を担うこともある。教会の牧師を兼任している場合が多い。また、教会の責任を持たずに伝道団体に所属している場合もある。

家から家へ無償で王国の良いたよりを宣べ伝える人も伝道者といい、バプテスマを受けていない伝道者とバプテスマを受けた伝道者とに分かれる。

牧師と伝道者

牧師も、伝道者のように教会の外部の未信者に入信を促す伝道の働きをすることが多いので、広い意味で牧師も伝道者と言うことができる。大衆伝道のように、決心の招きをしなかったため、伝道者としての面が見過ごされがちなマーティン・ロイドジョンズであるが、主日夜の夕礼拝を伝道集会とし、毎回伝道説教を語った[1]

大挙伝道

大がかりな集会を開いたりする伝道を大挙伝道、大衆伝道、クルセードという。その働きをする伝道者を大挙伝道者、大衆伝道者と言う。教会を回って説教をする伝道者を巡回説教者と言う。

主な大挙伝道者や巡回説教者として、世界的にはビリー・グラハムフランクリン・グラハムグレッグ・ローリー、柳光洙などがおり、日本では本田弘慈渡辺暢雄滝元明有賀喜一などを挙げることができる。

大衆伝道の伝道集会では、決心の招きが行われる。これは、チャールズ・フィニーから始まったとされる[2]

脚注

  1. ^ マーティン・ロイドジョンズ『旧約聖書から福音を語る』いのちのことば社「序文」の解説
  2. ^ マーティン・ロイドジョンズ『子供をしつけることの意味』いのちのことば社 翻訳者による「あとがき」解説部分

関連項目


伝道者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 15:32 UTC 版)

釘宮辰生」の記事における「伝道者」の解説

1891年(明治34年)、伝道者になることを決心して1892年(明治35年)に母と共に神戸住み関西学院入学学院長のJ.C.C.ニュートン育てられるその後渡米しトリニティ・カレッジ入学した帰国後、伝道者になり、広島から始めて全国巡回した1934年(昭和9年)には米国教会総会訪問使として渡米した帰国中に大西洋渡ってヨーロッパパレスチナ回り帰国したその後朝鮮韓国満州国をも巡回伝道している。

※この「伝道者」の解説は、「釘宮辰生」の解説の一部です。
「伝道者」を含む「釘宮辰生」の記事については、「釘宮辰生」の概要を参照ください。

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