ヴァレリオ・ヴァレリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 09:32 UTC 版)
「機動戦士ガンダムSEED ASTRAYシリーズの登場人物」の記事における「ヴァレリオ・ヴァレリ」の解説
【性別:男性・コーディネイター / 年齢:20歳 / 所属:アクタイオン・インダストリー社 / 搭乗機:ターンレッド / 登場作品:-|-|-|-|-|-|○|-|○】 愛称(自称)はダブルブイ。アクタイオン・インダストリー社の技術主任を務める青年。自分の才能を高く買ってくれる場を求めてプラントを出て、現在に至る。研究者としてはそれなりに優秀で、容姿端麗でもあるが、強いエリート意識とプライドを持ち、ナチュラルを露骨に見下している嫌な性格。特にロウを一方的に敵視し、幼稚な対抗心で何かとちょっかいを出しているが、そもそもロウに存在を知られていないため、相手にされていない。自分を天才だと信じているものの、浮かぶアイディアは単純そのもので、常にロウよりも遅れている。また、自分の開発した機体の戦闘中に「根性を出せ!」と言う等、妙な所で熱血的な部分を見せており、おまけに、服装センスも悪い(自身ではハイセンスと思っている)。ロウに「海賊王」の宝と偽って、自らの愛用のスーツを保管していたが、当人や8には完全に不評であった。 第1次連合・プラント大戦後期の際、連合の高官達を唆して、オーブの影の軍神であるロンド・ミナ・サハクが治めている「アメノミハシラ」に攻撃を仕掛けさせている。第二次大戦時は、機動兵器搭載用の人工知能の開発・量産を目指しており、その実例である8を奪って調べるべくロウに刺客を送っては返り討ちに遭っている。ロウが「剣3倍」のレッドドラゴンを実装した後、前期GAT-Xシリーズの改良計画であるアクタイオン・プロジェクトを基にした「基礎能力2倍」の後期GAT-Xシリーズ改良を考案。上層部に無茶を言う形で、ブラウカラミティ、ゲルプレイダー、ロートフォビドゥンの3機を開発させ、デスティニーインパルスRを交えた3つ巴の激戦の末、8の入手に成功した。 8の入手後、「持ち主であるロウの元に返却する」のを条件に、機動兵器搭載用の人工知能である「80」を8に開発させるも、自身と同じくザフト側も戦闘用人工知能を搭載した「バディ・システム」を開発していた事から、その技術の横取りを画策。ブラウカラミティ、ゲルプレイダー、ロートフォビドゥンの3機に三位一体の戦闘人工知能である「トリオ・システム」を搭載し、バディ・システムの実験機であるデスティニーインパルスRとDIアダガに襲撃を仕掛けさせ、DIアダガの破壊には成功したが、そのシルエットに戦闘記録用として投入していたストライクを乗っ取られてしまい、已む無くストライクを自爆させて失敗に終わっている。 その後、自身の搭乗機であるターンレッドと、その護衛機であるハイペリオンGRとハイペリオンGLを完成させ、ロウとの決着をつける為に直接ロウと対面する。しかしその最中に、デスティニーインパルスRの開発者が差し向けたDIアダガの大群とデスティニーインパルスRの襲撃を受け、やむなくロウと共闘する。そしてDIアダガの大群とデスティニーインパルスRを撃破した後、改めてロウと決着をつける為に地上でロウと交戦する。しかし先に差し向けたブラウカラミティ、ゲルプレイダー、ロートフォビドゥンを撃退された上に、近接戦闘の末に訓練を受けていない自らの肉体が戦闘の負荷に耐え切れず気絶、搭載されていた「80」が搭乗者を守るプログラムによって降伏を選択したため敗北する事になった。そして目を覚ました後、ロウに雪辱を果たすことを告げた。 『天空の皇女』ではロウ達の協力者として登場するが、実際はレオンズ・グレイブスのスパイだった。しかしロウ達には筒抜けであった。タクティカルアームズΩ ゴールド&シルバーを強奪しようとするが、ドラグーンの機能を搭載していた事は全く知らなかったためあっさり奪還されてしまった。
※この「ヴァレリオ・ヴァレリ」の解説は、「機動戦士ガンダムSEED ASTRAYシリーズの登場人物」の解説の一部です。
「ヴァレリオ・ヴァレリ」を含む「機動戦士ガンダムSEED ASTRAYシリーズの登場人物」の記事については、「機動戦士ガンダムSEED ASTRAYシリーズの登場人物」の概要を参照ください。
- ヴァレリオ・ヴァレリのページへのリンク