ZECT
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 01:58 UTC 版)
「仮面ライダーディケイド」の記事における「ZECT」の解説
「カブトの世界」に存在するワーム撃滅組織。原典『カブト』にも同様の存在理由で登場している。
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ZECT(ゼクト)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 07:06 UTC 版)
「仮面ライダーカブト」の記事における「ZECT(ゼクト)」の解説
通常種のワームから人類およびネイティブを守るための秘密結社。物語開始から35年前、ネイティブに通常種のワームの襲来を予言された加賀美陸により設立された。上層部は警察機構や政界にも浸透しており、警察よりも高い権限にあるため、超法規的な権限を持ち、超法規的行動も許可されている。マスクドライダーシステムはこの組織が開発している。 隊員は任務や出動要請がない際は一般人と同様の生活をしており、表向きの役職とZECTとしての勤務を両立した日々を過ごしている。無論、臨時に備えての護身用装備も支給されており、日用品にも偽装可能なペン型のパーツとライター型のパーツを組み合わせて用いる小型自動拳銃型の携帯武器ZECTガンもその一つであるが、ワームサナギ体を怯ませる程度の破壊力しかない。 トップの指令は絶対であり、秘密主義を徹底しているため、組織の全容やその存在や詳細は一般社会には徹底的な秘密主義により秘匿されており、ZECTの構成員はおろか各チームの指揮官クラスでさえ全貌を知らされていない。これは「ZECT内部に擬態したワームが侵入することを防止するため」とされる(実際に劇中ではワームの侵入により犠牲者を出すことがある)。また、人事面では実力主義を採用しており、能力の高い者であれば一般隊員はもちろん、組織に加入直後の者でもすぐ高い地位が与えられる。正式隊員の前には、見習い隊員を経なければならず、戦闘において指令や分析のための中継などが担当させられる。代わりに任務の失敗が積み重なると降格・追放される他、地位相応の力がないと判断された上官は、部下に見限られることもある。表向きは「ワーム根絶・人類保護」を掲げているが、実際は人命はあまり重視されず、ワーム一掃のためなら人質を用いて脅迫したり、犠牲者が出ることを前提とした作戦を行うこともある。 組織構成は表面上のトップは陸だが、それより上に評議会という最高意思決定集団が存在し、組織の最終決定は彼らにより下される。評議会のメンバーは全員ネイティブであることから、人類とネイティブの間で取引が行われて設立されたとされているが、陸たちにネイティブがその力をちらつかせて脅迫に近い形で動かした可能性が高く、実質的に組織内で権力を握っているのはネイティブたちで、陸たちは彼らの傀儡として動かされているに過ぎない。この他、陸を補佐するナンバー2の三島正人と、末端はリーダーを中心としてワームを探索・捜査して戦闘を行い、掃討する複数の実働部隊のチームなどで構成される。また、本部の決定を絶対視する反面、各チームが自由裁量で活動するケースも多く見られ、結果的にチームごとの連携が悪くなることもある。登場したチームは田所が指揮をとる田所チーム、東省吾が指揮を執る東チーム、ザビー有資格者が指揮を執る本部直轄の精鋭部隊シャドウ、天道がリーダーで副官を高鳥蓮華が務めた天道チーム。
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