Xaシリーズとは? わかりやすく解説

XAシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/05 08:28 UTC 版)

XAは1998年から2007年までTDKが製造・販売していた高級MDCD-R/RW等のブランド名(商標)である。

MDのXA

GLAYのcmでおなじみの[1]XAは1998年3月に発売開始。

XAは二つのシリーズに分かれている。一般的なXAとXA-PROが存在する。通常のXAは黒いハーフでディスク部分のみ透明加工されており、ゴールド仕様のディスクを採用しておりケースは一般的なスライド式ケースであり74分と80分が存在する。

一方XA-PROはPROと言う名が付くだけあり、メタルポジション用最高級コンパクトカセットテープMA-R、および初代MA-XGを意識した、ディスクの外側をダイキャストで覆っている仕様となっている。

ケースも特殊で横開け式で少し大きめである。時間は60分と74分。80分は存在しない。当時の価格は店舗により異なるがある店では74分が800円で販売されていたこともあり、高級感を感じるものとなっている。

なお、ソニー(初代法人、現:ソニーグループ)のESと同様高級品であるため現在、オークションの相場は高いがXA-PROはそれ以上に価値があり、未開封の場合1枚2000円の価値がつく場合が多く、開封品であっても相場が1万円以上に達するケースも少なくない。

2005年末までに製造・出荷終了となり、2007年末までに販売終了となった。

CD-R/RWのXA

発売開始時期は不明だが、2001年にインクジェット対応のCD-R CD-RWを発売しており、74分と80分が存在する。価格は一枚当たりCD-R74min \250 CD-RW74min \600となっておりRWは当時2倍以上の価格であった。

2004年に再び製品改良を実施、CD-Rのみの発売となった。価格は1枚180円前後(74分)/220円前後(80分)、5枚組800円前後(74分)/900円前後(80分)、10枚組1,200円前後(74分)/1,400円前後(80分)である。

また、TDKおなじみの「タフネスコート」も採用している。

なお、TDKは記録メディア事業を2007年4月にイメーション社(現:オージン社)へ事業譲渡したため、MD、CD-Rなどを問わず同年末までに製造・出荷・販売終了となった。

参考サイト

  • 番外編 ミニディスク : カセットテープ収蔵品展示館 (exblog.jp)
  • TDK、インクジェット対応録音用CD-Rメディアなど (impress.co.jp)
  • TDK、“こだわりの音楽用CD-R”「ニューXA」シリーズ (impress.co.jp)

外部リンク

出典

  1. ^ https://www.youtube.com/watch?v=U6JSDUV770Y

XAシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 08:04 UTC 版)

オリンパス」の記事における「XAシリーズ」の解説

1978年フォトキナ発表され24×36mm(ライカ)判コンパクトカメラスライド式レンズバリアー設けることでレンズキャップを不要にするという画期的なデザインで、類似のアイディアによる商品としてはチノンベラミやリコーFF- 1挙げられる海外ではクラムシェルはまぐり)と呼ばれたシリーズ共通フラッシュA16、A11、A9Mはボディー横にねじ込む形式デザインボディー調和している。レンズバリアーコンセプトは、のちのμシリーズキャメディア一部機種にも受け継がれている。 オリンパスXA1979年3月発売) - 超小型ながら5群6のF-ズイコー35mmF2.8が距離計連動するシリーズ唯一のレンジファインダー機として独自の存在感放った絞り優先AEバリアー閉めるとシャッターロックされる。バリアー閉めないと裏開かないので注意。裏が開くとフィルム装填時のシャッター想定しシャッタースピード自動的に1/8秒にセットされるボディー下のレバー起こして行くと順に「+1.5EV補正」、「バッテリーチェック」「セルフタイマー」と機能切り替わるセルフタイマー時にはかなり起こされているこのレバー転倒妨げるので、三脚がなくてもちょっとした平面載せて撮影が可能である。 オリンパスXA1(1982年発売) - セレン光電池使用シャッター速度2速のプログラムAE固定焦点のD-ズイコー35mmF4搭載であり、ペンEE-3相当の性能フラッシュはA9Mを標準とする。 オリンパスXA2(1980年6月発売) - カメラでは初め1981年度グッドデザイン大賞受賞したプログラムAEレンズはDズイコー35mmF3.5。3点ゾーンフォーカスだがバリアー閉めると自動的に焦点復帰するグレーブラックワインレッドブルーピンク色違いモデルがありフラッシュA11同色である。 オリンパスXA31985年4月発売) - XA4発売若干遅れて発売された機種であり、レンズなど基本部分はXA2とほぼ同じである後継機種発売当時一般化されていたフィルム感度設定DXコード対応・クォーツデート標準搭載フィルム装填オートローディング対応など操作簡便化に対応したオリンパスXA4(1985年4月発売) - ズイコー28mmF3.5という当時コンパクトカメラとしては珍しい焦点距離レンズ装着され広角モデルである。距離目盛は0.3、0.50.7、1、1.53m、∞だがバリアー閉めると常焦点である3m自動的に復帰する。他のXAシリーズ用とは異なるハンドストラップが付いていて、この長さが0.3メートル途中の小瘤まで紐を伸ばす0.5メートルになり、マクロ撮影時の距離測定使えるDX対応。クォーツデート。オートローディング

※この「XAシリーズ」の解説は、「オリンパス」の解説の一部です。
「XAシリーズ」を含む「オリンパス」の記事については、「オリンパス」の概要を参照ください。

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