オートフォーカスシリーズ
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「オリンパス」の記事における「オートフォーカスシリーズ」の解説
オリンパスC-AF(1981年発売) - 当社初のオートフォーカスカメラ。セイコー光機株式会社と共同開発した独自の自動焦点方式を組み込んだ。コニカの「ジャスピンコニカ」は1977年に発売、キヤノンの初代「オートボーイ」は1979年発売であったが、オリンパスではXAシリーズを温存したため、オートフォーカスカメラの発売は他社に遅れをとった。 オリンパスAFL「ピカソ」(1983年発売) - セル型リチウム電池を使用する世界初のカメラ。大電流を引き出せるリチウム電池を内蔵することで、ストロボのチャージ時間を約1.5秒に短縮。ストロボが光る様子から命名した「ピカソ」の愛称で親しまれた。 オリンパスAFL-S(1985年発売) - ピカソの後継機。交換可能なリチウム電池パックを搭載する世界初のカメラ。 オリンパスAF-1「ぬれピカ」(1986年発売) - 世界初の生活防水機能を実現した全自動のコンパクトカメラ。愛称「ぬれピカ」は、キャッチコピーの「ぬれてもピカソ」の略。前カバーがスライドする伝統のカプセル型ボディ。プラスチックレンズを実用化したオリンパス最初のカメラ。この機種より、シャッターとオートフォーカスが自社開発となる。 オリンパスAF-10「ピカソmini」(1987年発売) - AF-1「ぬれピカ」が好評だったため、シリーズの廉価版として投入された。新種ガラスを採用したトリプレットタイプ。米国の電池会社、「デュラセル」と共同開発したリチウム電池「CR123A」を使用した世界最初のカメラ。 オリンパスAM-100「ピカソぷち」(1987年発売) - AF-1、AF-10に続く最廉価版。オートフォーカスではなく3点のゾーンフォーカスである。低価格と小型サイズ、女性向けのデザインを採用。 オリンパスAF-1TWIN(1988年発売) - 2焦点カメラで、ワイド35mmとテレ70mmのツインレンズシステムを採用し、ボタンひとつで切り替え可能。「ぬれピカ」で実現した生活防水機能も装備。 オリンパスO・product(1988年発売) - ボディ外装にアルミニウムを採用し、円と四角を組み合わせた大胆なデザインのコンパクトカメラ。日産・Be-1」の開発に携わったコンセプター坂井直樹、プロダクトデザイナー山中俊治らの協力により製作。性能はAF-10に類似する。国内1万台、海外1万台の台数限定で予約制により発売。 オリンパスAZ-1 ZOOM(1987年発売) - オリンパス初となるズームレンズ(35mm - 70mm)搭載のコンパクトカメラ。日東光学からのOEM供給。 オリンパスIZM300(1988年発売)- 「ヨーロピアン・コンパクト・カメラ・オブ・ザ・イヤー」およびイギリスの「PEOPLES CHOICE」を受賞。国内では同年の「日経優秀製品・サービス賞」優秀賞に選出された。
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