Wish Upon a Blackstar (2008–2012)
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「セルドウェラー」の記事における「Wish Upon a Blackstar (2008–2012)」の解説
詳細は「Wish Upon a Blackstar」を参照 セカンドアルバムは、2004年から水面下で制作が開始されていた。 本来は2006年の夏頃にリリースされる事を予定していたが、ファーストアルバム同様に公開が遅れていた。2009年3月にクレイトン本人より、タイトルはWish Upon a Blackstarで、50曲以上の楽曲を10曲までに絞り、公開すると彼のブログにて告知した。そして、アルバムを2曲で1章という形式にて公開を行うと告知をした。 2009年4月にWish Upon a Blackstarが公開、次回のベータセッションでは大量の未発表デモが公開されるだろうとコメントを残した。 Wish Upon a Blackstar製作時にSoundtrack for the Voices in My Head Vol. 01の続編、Soundtrack for the Voices in My Head Vol. 02を制作に着手、Wish Upon a Blackstarはこのアルバムの制作手法を利用して完成させた。2曲ずつリリース公開されるこのアルバムは、各章ごとネットで販売され全て揃った時にCD等の物理メディアで販売される予定。Soundtrack for the Voices in My Head Vol. 02の第1章では、4つの楽曲がフィーチャーされ、約20分ほどのアンビエントトラックが収録されている。加えて、第1章の限定版CDが2010年12月7日に発売され、Distantsというタイトルのアンビエントトラックが収録。 Wish Upon a Blackstar and SVH Vol. 02の制作中には多方面の活動を行っている。クレイトンがプロデュースするアーティスト、Blue Stahli のデビューアルバムの制作や、Xbox 360 / PlayStation 3用ゲーム『デッドライジング2』 (Dead Rising 2) に収録される新曲 "Kill the Sound" の制作や、過去の楽曲の選定, 、他にBTやJESの楽曲のリミックス制作を並行して行っていた。 2010年4月に、5年ぶり、セルドウェラーとして初めてのライブ活動を行うことを表明。バンドはクレイトンとFiXTのレコーディングアーティストであったBlue Stahli.とで最初のツアーが組まれた。2010年秋にはニューヨークでのトリトンフェスト、ジョージア州のDragoncon、トロントでのEBM Festでの演奏を行い、同年11月にはライブで演奏したバージョンを収録した音源をリリースするとアナウンスした。それらの音源はCellout EP 01として、iTunes 専用楽曲にて2011年1月25日より公開された。 2011年4月にアメリカにて大発生した竜巻災害による救済を目的として同年5月4日に、4枚のEPが72時間限定でGroupeesにて公開され、売上の20%を赤十字に募金された。4枚の内容はそれまでにリリースされたCellout EP 01、Chapter 01 of Soundtrack for the Voices in My Head Vol. 02、 Chapter 03 of Wish Upon a Blackstar 、そしてthe Chapter 02 of SVH Vol. 02にて収録されなかったリミックス楽曲や、未公開トラック "Senorita Bonita"、"Atmospheric Light" のデモ版が収録されたthe Unreleased EPが販売された。 2011年5月に、Ustreamにてクレイトンは、2011年7月初旬から中旬にかけてVIPメンバーシップを立ち上げ、未公開のデモ楽曲や映像、ニュースや特別割引を受けられるサービスを計画していると発表した。 2011年11月24日、Wish Upon a Blackstarを翌年3月27日にリリースすると公表。 2012年2月14日、Chapter 02 of Soundtrack for the Voices in My Head Vol. 02がリリース。そして、ライブ予告を行っていたLive Upon a Blackstarの 遅延とWish Upon a Blackstarが2012年5月22日に遅延すると発表。 2012年3月2日、SVHに収録予定の新曲 "Elara" がシングルとしてリリースされた。 2012年3月26日にMP3版のLive Upon a Blackstar がリリースされた。しかし、Live Upon a Blackstar Blu-ray DVD 版は4月17日に発売される予定だったが更に発売延期し、更に5月22日まで延期されることとなった。 Wish Upon a Blackstarも更に延期され、6月初旬に延期されることとなった。その後、2012年4月18日、Wish Upon a Blackstarの最終発売日が2012年6月12日と確定された。 2012年5月22日Live Upon a Blackstar DVD/Blu-ray版はアルバムに合わせて2012年6月12日と決定した。 2012年6月12日、Wish Upon a BlackstarとLive Upon a Blackstar Blu-ray DVD版が発売 2012年7月13日、SVH Vol. 02収録予定の楽曲シングルとしてリリース。また、アルバムSVH Vol. 027月24日にリリースと発表。 2012年7月16日、新曲 "Tough Guy" をフリー音源としてDubstep.netにて公開した クレイトンより、「この楽曲は次期アルバムに向けて制作していたものである」とコメント寄せた。 2012年9月14日、新曲「Klash-Up」と「Miss Murder's Personal Jesus」 Alternative Pressのウェブサイトで公開された。この楽曲は、AFIの "Miss Murder" とDepeche Modeの "Personal Jesus" がサンプルとして使用されている. 2012年10月19日、「Klash-Up」の別タイトルとして「Cry Little Sister Vs. Hello Zepp」が Bloody Disgustingのウェブサイトにて公開された。この楽曲にはGerard McMahonの "Cry Little Sister" と映画『ソウ』 (Saw) のメインテーマ "Hello Zepp" が使用されている。 2012年10月22日、エストニア、ラトビア、ロシア、ウクライナを筆頭とした海外ツアーを告知。 2012年10月26日、Groupeesにて新しいキャンペーンを企画。Soundtrack for the Voices in My Head Vol. 1 and Vol. 2, Live Upon a Blackstar, Wish Upon a Blackstar, The Complete Cellout の他にLive Upon a Blackstar DVDの内容をダウンロード版に編集したものを販売。全ての売上を米国の児童保護基金に募金すると表明。このキャンペーンを通じて、募金者へは3曲の未公開楽曲とWish Upon a Blackstar.のデモ版が収録されたEPUnreleased EP 2が限定で公開された。 2012年12月11日、Wish Upon a Blackstar.のリミックス楽曲が多く収録されたSpace & Time EPがリリースされた。
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