Shapley valueとは? わかりやすく解説

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シャープレイ値

読み方しゃーぷれいち
【英】:Shapley value

シャープレイによって提唱され提携形ゲーム解概念である. 提携形ゲーム(N,v)\,プレイヤーi\,のシャープレイ値\phi_i\,



\phi_i = \sum_{S: i \in S \subseteq N}
\frac{(|S|-1)!(|N|-|S|)!}{|N|!} \times 
\{ v(S) - v(S) \setminus \{ i \} \}
\,


与えられるが, これは各プレイヤーランダムな順序ゲーム参加したときのプレイヤーi\,貢献度期待値である. |S|\,提携S\,プレイヤーの人数である. また, シャープレイ値は4つ公理満たす唯一の値として導出される.


シャープレイ値

(Shapley value から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/11 08:46 UTC 版)

シャープレイ値(シャープレイち、: Shapley value)とは、ゲーム理論において協力によって得られた利得を各プレイヤーへ公正に[1] 分配する方法の一案である。1953年の論文でこの概念を提示したロイド・シャープレーに由来する名称である。


  1. ^ ここでいう公正さとは「数学的に定義されたいくつかの条件を満たすこと」と同義である。
  2. ^ 船木由喜彦 著,『エコノミックゲームセオリー』の表現に拠った。


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