STARSHINEとは? わかりやすく解説

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スターシャイン

分類:人工衛星
名称:スターシャイン(STARSHINE)
小分類:科学衛星
開発機関/会社:アメリカ航空宇宙局(NASA)/アメリカ海軍調査研究所
運用機関/会社:アメリカ航空宇宙局(NASA)/アメリカ海軍調査研究所
打ち上げ年月日:1999年6月5日
打ち上げ国名/機関:アメリカ/アメリカ航空宇宙局(NASA)
打ち上げロケット:スペースシャトルディスカバリー」(STS-96)
打ち上げ場所:ジョン・F・ケネディ宇宙センター(KSC)

スターシャインは全世界学生子供たち人工衛星宇宙観測面白さ知ってもらおう、と計画されました。直径48cmの球形をした人工衛星で、878の鏡に覆われており、太陽光線を受けて何秒かに1回輝くので、地上から肉眼で見ることができます。スターシャインのホームページ自分観測位置(緯度・経度標高)を入力すれば見え位置時間調べることができますまた、スターシャインは大気層影響で高度をゆっくり下げいきます。そのため全世界学生たちに見えた位置時間・場所の報告求めており、その報告地球大気層の密度調べることに役立てられます。

1.どんな形をして、どんな性能持っているの?
スターシャインは、直径48cm、重さ39kgの球形をした人工衛星で、球全体直径2.5cmのアルミニウム反射板878覆ってます。この反射板はアメリカ・ユタ州の工業高校学生切り出したもので、オーストリアオーストラリアベルギーカナダ中国デンマークイギリスフィンランド日本メキシコニュージーランドパキスタン南アフリカスペイントルコアメリカジンバブエ17ヶ国、計2万5千30人学生たちの手によって磨かれたものです。スターシャインは、普通は7〜10等級明るさですが、太陽光線を反射して、数秒から数十秒の間をおいて何秒か輝きそのときには肉眼で見ることができます

2.どんな目的使用されるの?
スターシャインは、世界中学生たちに人工衛星について興味持ってもらおうという目的射出されました。衛星早朝夕方肉眼でも見えます。しかも位置は、スターシャインのホームページに、自分観測場所の緯度・経度・高度を入力することによって正確に調べることができますまた、スターシャインは地球引力引っ張られ徐々に高度を下げていきます。その観測位置全世界学生達から報告してもらい、地球大気層の密度調べることも目的ひとつになってます。

3.宇宙でどんなことをし、今はうなっているの?
スペースシャトルから射出された後、低い地球周回軌道回りながら徐々に高度を下げていき、約8ヶ月その役割終えます太陽光線を反射して、数秒から数十秒に1回、数秒間輝くので、そのときには地上から肉眼観測することができます

4.どのように地球を回るの?
高度約360kmで、赤道より51.6度傾いた低い地球周回軌道回りますスペースシャトルから射出された後は、地球大気などの影響徐々に高度を下げてゆき、約8ヶ月後に燃え尽きる予定です。




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