KT4D
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「フランクフルト(オーダー)市電」の記事における「KT4D」の解説
チェコスロバキア(現:チェコ)に存在した鉄道車両メーカーのČKDタトラが製造した車両(タトラカー)。フランクフルト(オーダー)市電を始めとした、急曲線や狭い車両限界を有する路線向けに開発された、1車体1台車式の2車体連接車である。東ドイツ末期の1987年から1990年にかけて34両が導入され、うち29両は1992年から1995年にかけて内装や機器を中心とした更新工事の実施が行われ、形式名もKT4Dmに改められた。2020年現在残存するのはこのKT4Dmのうち15両だが、これらについても後述する超低床電車の増備に伴う置き換えが検討されている。 「タトラKT4」も参照 東ドイツ時代のKT4D(1990年撮影) 車庫で並ぶKT4Dm(2014年撮影) 車体の一部を登場時の塗装に復元した車両(2017年撮影) KT4Dm 主要諸元軌間編成運転台備考・参考1,000mm 2車体連接車 片運転台 定員は乗客密度4人/m2時の数値 編成長車体幅車体高床上高さ固定軸距乗降扉付近車内19,224mm 2,200mm 3,400mm 350mm 700mm 1,900mm 最高速度重量定員主電動機出力出力着席立席65km/h 18.5t 34人 70人 45.5kw 182kw
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KT4D
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 01:07 UTC 版)
かつてチェコスロバキア(現:チェコ)に存在した鉄道車両メーカーのČKDタトラが製造した路面電車車両(タトラカー)。急曲線や狭い車両限界など厳しい車両条件に適した構造を有する2車体連接車で、1つの車体に1つのボギー台車が設置されている。ツヴィッカウ市電には東ドイツ末期の1987年から1990年にかけて導入されており、一部車両はプラウエン市電(ドイツ語版)からの転属車両であった。2020年現在の在籍数は20両だが、そのうち1両は事業用車両に改造されているため、営業運転に用いられるのは19両(928 - 949、一部欠番あり)である。 「タトラKT4」も参照 事業用車両に改造されたKT4D(2019年撮影) KT4D 主要諸元導入年編成全長全幅重量定員出力参考着席立席主電動機車両1987-90 3車体連接車 18,110mm 2,220mm 20.3t 34人 119人 40kw 160kw
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KT4D
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:28 UTC 版)
チェコスロバキア(現:チェコ)のČKDタトラで開発された小型2車体連接車。ゲーラ市電には1979年から1990年にかけて63両が導入され、長年使用されていた2軸車を置き換えた。2021年現在は21両が営業用に在籍しているが、これらは1994年から1995年にかけてČKDタトラやベルリンのRaw Sw社で更新工事が実施されたもので、車内内張の交換、乗降扉のプラグドアへの変更、座席の修理に加え、一部車両は制御方式が従来の抵抗制御からチョッパ制御に変更されている。一方、1983年に製造された1両(320)については原形のまま残され、動態保存車両として在籍する。 「KT4D」も参照 更新車両(2007年撮影) 主要諸元編成運転台全長全幅全高重量定員出力備考着席立席2車体連接車 片運転台 19,000mm 2,200mm 3,400mm 20.0t 35人 71人 160kw
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