KT4D形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/09 03:04 UTC 版)
車体間がサブフレームによって接続されている、小型2車体連接式のタトラカー。ライプツィヒ市電には1976年に8両(1301-1308)が配給され、34形(Typ 34)の形式名も与えられたが、T4D形と比べて収容量が不足していた事から1984年に全車ともベルリン市電へ移籍した。そのうち1308は1997年にライプツィヒ路面電車博物館が購入する形で里帰りを果たし、2005年以降ライプツィヒ市電での動態保存運転が実施されている。 塗装については最初に導入された1301・1302が他形式と同じアイボリーを基調としたものだったが、1303・1304は車体の上半分をアイボリー、下半分を濃い青色とした塗装に変更され、1301・1302も後年同様の塗装に改められた。1305-1308は車体下半分の塗装がオレンジ色となったが1306-1308については後に青色へ変更されている。2019年現在動態保存されている1308については登場当時のオレンジ色に復元されている。 「タトラKT4」も参照 形式製造年総数軌間編成運転台数KT4D 1976 8両(KT4D) 1,458mm 2車体連接車 片運転台 全長全幅全高車輪径重量19,230mm 2,180mm 3,400mm 900mm 21t 営業最高速度着席定員立席定員出力備考・参考55km/h 38人 133人 43kw×4基(TE 022H)
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