I'llとは? わかりやすく解説

I'll

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/23 15:30 UTC 版)

I'll
ジャンル 少年漫画
漫画
作者 浅田弘幸
出版社 集英社
掲載誌 月刊少年ジャンプ
発表期間 1995年12月 - 2004年6月
巻数 全14巻
話数 全100話
OVA:I'll/CKBC
監督 川崎逸朗
キャラクターデザイン 関口可奈味
アニメーション制作 M.S.C
製作 SME・ビジュアルワークス
発表期間 2002年 - 2003年
話数 全2話
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

I'll』(アイル)は、浅田弘幸による日本バスケットボール漫画作品、およびそれを原作としたOVA。『月刊少年ジャンプ』(集英社)において、1996年から2004年まで連載された。単行本は全14巻。2002年にはファンブックも発売された。

あらすじ

登場人物

国府津高校

バスケットボール部関係者

立花茜(たちばな あかね)
- 金子昇
二宮北中→国府津高校男子バスケットボール部所属→音琴浦高校 1年生 173センチ PF 背番号14
小学校4年生の頃、近所に住んでいた高柳学とともにミニバスを始める。中学入学後は部活のしがらみに嫌気が差して中学卒業とともにバスケをやめるつもりだったが、中学最後の練習試合で柊仁成のプレーに触発される。その後国府津高校で柊と再会。柊を超えることを目標とし、バスケを続けることになる。
身体能力が非常に高く、特に跳躍力は「野生動物並み」でダンクもできるほど。チームでのポジションはPFであるが、ポストプレーからの得点機会は少なく、身体能力を生かしたランニングプレーを得意とする。小畑曰くアーティスティックなタイプのプレーヤー。好きな食べ物はカレーと焼きはまぐり。当初はカレー部に仮入部していた。たまに「アチョー」と叫ぶ。
自由奔放な性格からバスケに対して真面目に取り組んでいない印象を受けるが、本人はいたって真剣。それが原因で柊と衝突することもあったが、柊を含む国体補欠選手の選抜合宿チームとの練習試合で和解する。葉山崎戦ではミドルレンジからのジャンプシュートを“撃たない”ことを美濃輪に見破られた結果翻弄されファウルトラブルに陥るが、覚醒した後半では猛追の中心となった。
3年生引退後の練習試合に向かう際に、交通事故に巻き込まれて橋から転落。選手生命を危うくするケガを負い、長崎で最先端の治療を受けるために音琴浦高校に転校。2年後のIH準決勝で国府津メンバーと再会する。
柊仁成(ひいらぎ ひとなり)
声 - 神谷浩史
六角橋一中→国府津高校男子バスケットボール部所属。1年生 172センチ SFPG 背番号9
バスケの名門校の監督の父と全日本の代表選手の兄を家族に持ち、「サラブレッド」といわれていたが、中学時代、「柊Jr」「柊弟」といわれ自分を見てくれないチームメイトに嫌気が差し、干渉する父や兄に反発する形でバスケを捨てようと考えていた。
中学最後の練習試合で途中出場し、立花とマッチアップ。肘打ちを食らわして乱闘騒ぎを引き起こすも、高校で立花と再会。知り合いであった顧問の峰藤に促され、体育館に練習試合を見に行く。そこで立花茜に誘われる形で練習試合に参加し、バスケを続けることになる。バスケットセンスは、全国でもトップクラス。色素が薄い。
周りとのコミュニケーション能力に欠けており、無愛想な態度をとることも多いが、国府津でプレーすることで「柊Jr」ではなく「柊仁成」としてバスケができる自分の場所を見つけた後には、感情を表に出すようになった。
1年時のIH予選後には国体補欠選手選抜合宿に呼ばれ、立花と同じプレーをする高柳と出会う。立花との考えのズレを感じていたことから剣崎高校に転校してバスケをすることも考えるが、国府津メンバーと敵として戦った練習試合の中で、国府津が自分の居場所であることを再確認した。
葉山崎戦ではPGにコンバートし、高岩のマークに苦しみながらもパスを出し続け、後半立花の潜在能力を開花させる。
立花が選手生命を危うくするケガを負った際には、一見冷めたような態度をとっていたが、誰よりも立花のためを思い、長崎の病院を紹介するよう賢人に頼む。2年後にはキャプテンとしてチームをIH準決勝に導いた。
山崎義生(やまざき よしき)
声 - 三木眞一郎
国府津高校男子バスケットボール部所属。3年生 キャプテン 181センチ C 背番号4
1年の時に試合で膝に大ケガをしてしまい長期休部を余儀なくされる。家庭の事情から大学には行かないことを決めており、高校生活でバスケが最後となっていた。卒業までに完治は無理だと診断されるが、バスケへの思いは人一倍強くバスケを諦めきれずにいた。
立花がバイト先の店を訪れた際には、バスケに対する姿勢に真剣さが感じられない立花に対して苛立ちをぶつけ、自ら挑んだ1on1でラフプレーを繰り返すが、逆に立花に諭されて自分の状況を受け止める覚悟を決めた。ケガを抱えながらもIH予選の地区大会3回戦から復帰する。
大家族の生活費を稼ぐためにレッドバーンズ(ストリートバスケホール&レアスニーカーショップ)でアルバイトをしている。ケガをする以前はエースとして活躍していたが、復帰後は積極的に点を取ることはせず、ディフェンスやスクリーンアウトでチームのゴール下を支える。時折見せるダンクシュートはチームに勢いをもたらす。チームの精神的支柱でもある頼れるキャプテン。
葉山崎戦では痛み止めを打ち序盤活躍するが、痛み止めが切れた後半では膝が限界を迎え、立花にチームを託して無念の途中交代となった。引退後はレッドバーンズに就職する。2年後のIH準決勝では観客席で応援している様子が見られる。
東本彰彦(はるもと あきひこ)
声 - 吉水孝宏
平塚北中→国府津高校男子バスケットボール部所属。1年生 177センチ SG 背番号11
オールバックに口髭を生やした渋い外見。中学時代チームメイトだった原田徹に試合中の接触でケガを負わせてしまい、その罪悪感からバスケをやめてしまう。その後不良となった原田に治療費と称して金を渡すなどしていたが、高校で出会った立花茜に諭されて和解し、原田と共にバスケを続けることを決意する。IH予選の地区大会3回戦で初出場し、当初はブランクを感じさせたが、その後はスタメンとして定着した。クイックリリースのスリーポイントシュートを得意としており、ディフェンスでは粗さが目立つもののシュート能力は非常に高い。自称「ビッグマグナムヒゲダンディ」。
葉山崎戦ではマッチアップした成瀬との圧倒的な実力差から弱気になるが、応援に来ていた葵の声で復活。フェイダウェイも披露し、後半は気合が入ったプレーで成瀬を押さえた。物語序盤では菫に好意をよせていたが、葉山崎戦後には堀井美加と付き合っている様子が見られる。
金本浩二(かねもと こうじ)
声 - 斎賀みつき
国府津高校男子バスケットボール部所属。3年生 171センチ キャプテン代理 PGSF 背番号7
1年生の頃から努力家だったが、少しも上達せず先輩のシゴキにより殴られたりすることもあってバスケをやめようとしていた。しかし、マネージャーの桜井美紗の励ましもあってバスケを続ける決意をする。その後桜井が病気によって亡くなるが、悲しみを乗り越え3年時では副キャプテンを務めるほどになった。今でも桜井のくれたパーカーを大切にしている。
当初は(キャプテン)代理と呼ばれ、峰藤にお茶汲みなどの雑用をやらされることが目立っていた(その後もチームメイトからは「代理」と呼ばれ続けている)が、芯がしっかりしておりチームのまとめ役となっている。個性豊かなチームを山崎と共に支えている副キャプテン。立花や柊と共に練習する中でディフェンス力とスタミナを向上させ、特にスティール力は高く評価されている。献身的なプレーでチームの裏方として活躍する。
葉山崎戦では柊のPGへのコンバートに伴い自身はSFを務め、落ち着いたプレーで柊のゲームメイクを助ける。引退後は大学入試に励む。2年後のIH準決勝では観客席で応援している様子が見られる。
渋谷修身(しぶや おさみ)
声 - 私市淳
高座渋谷中→国府津高校男子バスケットボール部所属。2年生 177センチ 次期キャプテン PF(控え) 背番号5
6thマンとしてスタメンが欠場の際にPFまたはCを務める。実力はそこそこだが個性豊かすぎる1年生トリオに押され気味。キャプテン山崎から声出し「返事無し」を伝統として受け継ぐ。2年後のIH準決勝では観客席で応援している様子が見られる。
葉山崎戦では美濃輪のポジションキープ力に終始押され気味であったが、山崎・金本引退後の新チームではポイントゲッターとして活躍している。
峰藤京子(みねふじ きょうこ)
声 - 久川綾
国府津高校教諭。男子バスケットボール部顧問。酒好きの29歳。学生時代にガードとして代表選手に選ばれたこともある。小学校時代の柊の家庭教師でもあった。
芳川菫(よしかわ すみれ)
声 - 柚木涼香
国府津高校女子バスケットボール部所属。立花とは生まれたときからの幼馴染。昔は泣き虫で近所の子供に泣かされていた。堀井と共にバスケ部の応援に駆けつける。
堀井美加(ほりい みか)
声 - 小林沙苗
国府津高校女子バスケットボール部所属で、立花・芳川らとは中学校からの親友。東本に3Pを伝授してもらい「ミカスリー」デビューする事を目論んでいるらしい。
桜井美紗(さくらい みさ)
金本・山崎が1年の時の国府津高校男子バスケットボール部マネージャーであり、2人とは同学年。金本と両想いだったが気管支の病気により、高校入学後3か月で他界。
佐伯=ユウ・アングラード(さえき ユウ アングラード)
国府津高校男子バスケットボール部マネージャー。2年生。
ハーフのため、また小学生時に万引きの冤罪をかけられた後父親が死亡した経験から「目立つ」ということがコンプレックスだった。
時折メカメカしい動きをすることがある。脅迫事件の解決に携わり、父親に似ている山崎には思うところがあるらしく、引退後も親しくしている様子が描かれている。

その他の人々

朝倉砂紀(あさくら さき)
国府津高校2年生。ギタリストとしてプロ級の腕前を持っており、所属しているバンドを抜けて新しいバンドでのデビューが決まっていたが、自身は自分のバンド仲間を大切に思っていたためその話を断る。しかし大切に思っていた仲間に裏切られ、夢を失ってしまう。バスケ部メンバーと元バンド仲間がモメている所に偶然現れ、立花の腕をナイフで傷つける。
バスケ部と関わるうちに熱さを取り戻し、行きつけのライブハウスでかつて活動していた近藤とバンドを組んだ。バンド名はローリングエンジェルズ。2年後にはインディーズではあるが有名になっているようである。
近藤有季(こんどう ゆうき)
声 - 佐藤浩之
国府津高校臨時教諭。峰藤とは高校時代の同級生。かつてはギタリストとしてメジャーデビューを目指していたが、教師免許を取り国府津に帰郷した。朝倉とバンドを組む。
高校時代、峰藤の友人と付き合っていたが自分達の本当の気持ちに気付いてしまい、その結果トラブルとなり疎遠になってしまう。友人とはその後和解し、2年後では峰藤と結婚している。

葉山崎高校

バスケットボール部関係者

高岩覚司(たかいわ さとる)
葉山崎高校男子バスケットボール部所属→手塚学院大学。2年生 184センチ PG 背番号4
強豪葉山崎において1年時から将来を期待されるエースガード。練習試合に遅れたり、練習をサボったりと不真面目な点は多いがチームメイトや監督からの信頼は厚い。ゲームメイクが抜群でパスが上手いチームリーダーであり、ディフェンスにも優れたオールラウンダー。山崎とは客として訪れたレッドバーンズで知り合い、違う学校ながらも先輩として山崎を慕っている。
美濃輪鉄朗(みのわ てつろう)
葉山崎高校男子バスケットボール部所属→印殿場大学?。2年生 176センチ PF 背番号7
入学当初は2軍で雑用と基礎ばかりやらされ自らを「ロットン(腐ってる)」等と呼称するほどに腐っていたが、井上に触発されて髪型をロック風に変え心機一転。中学時代は控えながらも葉山崎のスタメンまで登りつめた。スタメンの中では一番身長が低いにもかかわらず、パワーを生かしたポストプレー・リバウンドを武器とし豪快なダンクも見せる。短気な面があり、勝負を意識するあまり時に周りが見えなくなってしまうのが欠点だが、ディフェンスでも立花をファウルで追い込むなどスキルは高い。性格が正反対な成瀬とは非常に仲が悪いが、苦しい二軍時代を経験してきた同士である事はお互い認めている。
「イッちゃうぞバカヤロー」という掛け声を持つ。
井上高(いのうえ たかし)
葉山崎高校男子バスケットボール部所属→印殿場大学?。2年生 187センチ SF 背番号6
攻守にバランスがよい選手。SFとしては高さがあり、ミスマッチを作り出すことができる。シュートレンジも広くスリーポイントも難なく決めることができる。のんびりした性格で語尾に「だもの。」をつける癖がある。美濃輪とは2軍時代からの親友。1年時冬に髪型をボウズからモヒカンにする。
成瀬巧(なるせ たくみ)
葉山崎高校男子バスケットボール部所属→手塚学院大学。2年生 182センチ SG 背番号5
中学時代に高岩と対戦しており、高岩を抑え込むほどの高いディフェンス力を備えていたが、寡黙で暗い性格からチーム内で孤立していた。それゆえ実力はあるにもかかわらずパスを貰えず、試合に出場することも減っていた。高校では入学当初はバスケ部に入っていなかったが、1年時の体育の時間に高岩と再会。高岩に勧誘される形で入部する。1年間2軍を経験するが、3年生引退後の初めての練習試合で6スティール・9ブロック・24得点と爆発的な活躍を見せた。ディフェンスだけでなく、バンクショットでのスリーポイントシュートも得意とする。性格が正反対な美濃輪とは非常に仲が悪い。
高校入学に伴い中学までの「メガネボーズ」であった外見をイメチェン。本人曰く「意外と楽しい」。
平本実(ひらもと みのる)
葉山崎高校男子バスケットボール部所属。1年生 184センチ C 背番号9
柊とはミニバス時代のチームメイトであり、当時は背が小さかった。国府津との練習試合の際には相手をナメてかかっていたが、逆に柊に実力を見せつけられる結果となる。試合中にイライラを募らせ、柊相手にラフプレーを行ってしまう。そして試合後は悔しさの余り涙を流す。その後全国を経験し3年生引退後はスタメンを獲得したことで自信を手にいれ、以後は冷静にプレーするようになった。国府津との試合ではジャンプボールの際に山崎を挑発するなど、傲慢な性格は変わっていない。1年生ながらIHに出場したり、3年生引退後はスタメンとして定着したりと、監督から期待されている様子。
柊賢人(ひいらぎ まさひと)
声 - 岸野幸正
柊仁成の父親であり、葉山崎高校男子バスケットボール部顧問。仁成を兄と同じように一流プレーヤーとして育てたいと思っており、口うるさく干渉するのも仁成を思ってのこと。仁成が葉山崎ではなく国府津に入学した当初は、仁成を見放すような態度をとっていたが、物語後半では自分なりの道を歩んでいる仁成を認めているようである。

その他の人々

柊拓也(ひいらぎ たくや)
声 - 野島健児
柊仁成の兄。手塚学院大学2年生。華麗なる大器と呼ばれる。仁成に対しては父とほぼ同様の態度をとっている。

剣崎高校

高柳学(たかやなぎ がく)
声 - 櫻井孝宏
三浦浜高校→剣崎高校2年。 185センチ SF
立花とは幼馴染で小学生の時に立花の家の近所に住んでいた。立花にバスケを教えた人物である。上昇志向が強く、試合に負けても悔しさを感じないチームメイトに対して苛立っており、それは勝ちに貪欲でない立花に対しても同様であった。ある日引っ越すことになり、立花に別れを告げないまま転校する。
高校2年の時に国体補欠選手選抜合宿に呼ばれ、柊を連れ戻しに合宿所にやってきた立花と再会する。柊とともに選抜合宿チームとして国府津と対戦する。実力は立花が1on1で負けっぱなしだったほどであり、プレーの完成度が高い。合宿メンバーの中でも、柊とともに抜きん出た実力を持っており、合宿終了後に国体補欠選手に選出される。その後、国体補欠選手選抜合宿のコーチであった小畑に勧誘されて、レベルの高い場所でバスケをするために剣崎高校に転校する。小畑曰くプロフェッショナルタイプのプレーヤー。
原田徹(はらだ とおる)
剣崎高校1年。 179センチ PF 
東本とは中学時代の同級生であり、中学時代はチームのエースセンターとして、東本とともにチームを県ベスト4に導いた。しかし試合中のアクシデントでアキレス腱を断裂しバスケを諦めてしまう。高校はバスケ部が無い所に入学し、怪我の原因となった東本を恨み、治療費と称して東本にタカることを続けていたが、立花に諭され東本と和解した後にはバスケを再び始めた。ポストプレイを得意としており、中学時代は神奈川ベスト5に選ばれたこともある。
剣崎高校の小畑監督とは中学時代に面識があり、国体補欠選手選抜合宿に参加。その後バスケを続けるために剣崎高校に転校する。国府津の試合には憎まれ口を叩きながらも高柳とともに応援に訪れている。引退後は予備校で勉強する様子が見られる。
小畑茂(おばた しげる)
声 - 柳沢栄治
剣崎高校男子バスケットボール部顧問。合宿を通じて選手の引き抜きを行うという噂が広まっている。しかし、それは実力がありながらもくすぶっているプレーヤーに、いい環境を与えてやりたいと思ってのこと。

OVA

I'll/CKBC』のタイトルで、2002年から2003年にかけて発売された。全2巻。

スタッフ

主題歌

共にエンディングテーマ。

右手」(第1巻)
作詞・作曲 - 細美武士 / 歌 - ELLEGARDEN
風の日」(第2巻)
作詞・作曲 - 細美武士 / 歌 - ELLEGARDEN

各話リスト

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 発売日
#1 十字路、いつかの景色 Standing Cross Road 高橋美幸 川崎逸朗 芝美奈子 2002年12月18日
#2 少年達が空を見上げた日 Primitive Rude Flowers 川崎逸朗 川崎逸朗
橋本昌和
関口可奈味 2003年3月26日

外部リンク


-I'll-

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/28 15:18 UTC 版)

-I'll-
Dir en greyシングル
初出アルバム『VESTIGE OF SCRATCHES
B面
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル フリーウィル
ワーナー・インディーズネットワーク
プロデュース YUKIYA
ゴールドディスク
チャート最高順位
Dir en grey シングル 年表
JEALOUS
1998年
-I'll-
1998年
アクロの丘
残-ZAN-
ゆらめき
1999年
テンプレートを表示

-I'll-」(アイル)は、1998年8月12日発売のDir en greyのインディーズ2枚目のシングル

概説

  • 当時インディーズとしては最高記録のオリコン初登場7位を記録した。また、15万枚以上売り上げ、彼らのシングルとしては2番目に多いセールスを記録。
  • TBS系『ワンダフル』内のアニメ浦安鉄筋家族』のオープニングに採用された。
  • あわせてこの時期にインディーズとしては初の日本武道館公演を行い、メジャーデビューへの架け橋となっていくきっかけを作った。
  • 長らくアルバムへの収録はされなかったが、2018年発売のベストアルバム『VESTIGE OF SCRATCHES』に収録されることとなった。

収録曲

  1. -I'll-
    (作詞: 作曲、編曲:Dir en grey&KIYOSHI(D≒SIRE/Kreis))
    曲の段階ではメンバー的にはのイメージであったそうだが、京本人は寂しい感じがしたということで、をイメージした詞になったとのこと。また完成に至るまで4回書き直している。「夢のあるもの」と語っており、誰にでも分かるような雰囲気で仕上げたという。

  2. (作詞:京 作曲:Shinya 編曲:Dir en grey)
    後々Dir en greyのファンが「虜」と自称することになる由縁にもなった曲である。

ILL (曖昧さ回避)

(I'll から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/08 14:55 UTC 版)

ILL, iLL, Ill, ill

ILL

iLL

  • iLL - 日本のミュージシャン・中村弘二のソロプロジェクト。

Ill

ill

関連項目


図書館間相互貸借

(I'll から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/03 22:39 UTC 版)

図書館間相互貸借(としょかんかんそうごたいしゃく、: interlibrary loanILL)とは図書館同士で資料を融通し合う仕組みで、図書館奉仕のひとつである。図書館間貸し出し(としょかんかんかしだし)とも呼ぶ。相互貸借は図書館界独特の相互扶助システムであり、特に協定を結ぶことなく、相互の信頼関係に基づいて実施される[1]。図書館によっては国内のみならず、国外とも相互貸借を行うことがある[1]

相互貸借には、ある図書館が所蔵する図書館資料の現物を貸し出す「現物貸借」と、図書館資料の複写物を提供する「文献複写」の2種類ある[1]公立図書館では現物貸借が、大学図書館では文献複写が多い[1]

概要

図書館利用者の求めに応じて、図書館はその資料を所蔵する他館にその利用を申し込み、所蔵館は無料ないし少ない手数料でそれを貸し出す。(相互貸借にかかる経費は複写料・送料・梱包料であり、利用者に請求するのが一般的である[1]。)資料は申し込みを行った図書館へ輸送され、利用者への貸出あるいは館内利用に提供される。これにより利用者は、他の図書館が所蔵している図書・視聴覚資料・マイクロフィルム雑誌記事の写しなどを、所蔵館へ自ら出向くことなく利用することができる。ただし、映像資料については著作権の関係上できないものもある。日本の公立図書館における年間の相互貸借件数は約234万件(2014年度)である[1]

相互貸借の業務は専門の窓口や担当者を設けるのが一般的で、レファレンスサービスに組み込まれていることが多い[1]。利用者の多くは正確な書誌情報を持っていないため、相互貸借を受け付ける者は書誌情報の確認作業が必須である[1]。以前は書誌情報の確認には高度な専門的知識が要求されたが、総合目録や論文データベースなどが普及したことで容易に行えるようになっている[1]

場合によっては、利用者が日常利用する図書館に紹介状を発行してもらい、利用者自身が資料を所蔵する図書館まで赴く「図書館相互利用」になる[1]。 また、利用館と所蔵館が相互利用協定を結んでいる場合は、対象となる図書館へ利用者が直接赴き(紹介状は不要)、当該図書館で利用登録を行って貸出券の発行を受けられる場合もある[2][3]

日本の公立図書館における相互貸借

区市町村立図書館や都道府県立図書館の場合は、同一都道府県内の図書館からの相互貸借となる。例えば、最寄りの図書館が東京都内の図書館の場合、最寄りの図書館に置かれていない資料を請求すると、東京都内の他の区市町村立図書館や東京都立図書館から資料が届けられる。「相互」貸借とは言うものの、実際の図書館の現場では所蔵資料の多い大規模図書館への依頼が集中しており、相互扶助とは言えない状況である[1]

以下のような資料の場合は、所蔵する図書館の利用規則に従うのが通常である。

  • 資料の発行部数が極めて少ない、発行年が古い
  • 資料が特殊な性質を持っていて、利用者が多く見込めない
  • 資料が極めて高額である

所蔵図書館において館外持ち出し禁止の扱いになっている資料は、請求を受けた図書館内での閲覧に限られ、請求を受けた図書館が通常許可している貸出日数より、所蔵図書館が許可している日数が短い場合は、所蔵図書館側の日数が適用される。また複写については、著作権法により所蔵図書館が許可を行うよう規定されているため、所蔵図書館に許可を請求する必要がある。

他の都道府県の区市町村立図書館や都道府県立図書館と資料を相互貸借するシステムが確立していないため、同一都道府県内の全ての区市町村立図書館や都道府県立図書館に資料がなかった場合は、請求を受けた館による新規購入(リクエスト)になったり、請求自体が破棄されることがある。

裁判

図書館が相互貸借を拒否したことをめぐり、裁判で争われたことがある[4]大阪府泉南郡熊取町熊取町立熊取図書館除籍冊数が近隣の公立図書館に比べて多く、図書館予算を無駄遣いしているのではないかと考えた住民が、除籍基準に合致しているかを検証するために37冊の相互貸借(予約貸出)を申請し、その時は受理されたが、以降は業務に支障が出るとして図書館側が除籍リスト掲載図書の相互貸借を拒否する旨を伝えたことが契機となった[4]2007年6月8日、第一審の大阪地方裁判所は、図書館が公の施設であり、相互貸借は図書館長の自由裁量ではなく、図書館法その他の法令に基づくべきであり、相互貸借申し込みの拒否は人格的利益の侵害に当たるとして、図書館側に5万円の支払いを命じた[5]。熊取町は判決を不服として大阪高等裁判所に控訴した[6]。2007年11月、大阪高裁は、図書館側が住民に対し遺憾の意を表明することや、住民が一審判決の仮執行宣言で得た54,965円を図書館側に支払うことなどを盛り込んだ和解案を提示し、双方が受け入れたため、裁判は結審した[7]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k 上田・倉田 編 2017, p. 253.
  2. ^ 初めての方へ(利用者登録)- 宇治市,大津市にお住まいの方 京都市図書館
  3. ^ 利用案内 - 広域個人貸出 木津川市立図書館
  4. ^ a b 福井 2011, p. 335.
  5. ^ 福井 2011, pp. 336–337.
  6. ^ 福井 2011, p. 337.
  7. ^ 福井 2011, pp. 337–338.

参考文献

  • 上田修一・倉田敬子 編『図書館情報学 第二版』勁草書房、2017年3月20日、298頁。ISBN 978-4-326-00043-2 
  • 福井佑介「熊取町立熊取図書館相互貸借拒否事件判決の意義と相互貸借制度に関する考察」『図書館界』第62巻第5号、日本図書館研究会、2011年1月、334-347頁、doi:10.20628/toshokankai.62.5_334 

関連項目





固有名詞の分類

このページでは「ウィキペディア」からI'llを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からI'llを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からI'll を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「I'll」の関連用語

I'llのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



I'llのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのI'll (改訂履歴)、-I'll- (改訂履歴)、ILL (曖昧さ回避) (改訂履歴)、図書館間相互貸借 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS