凌辱の雨とは? わかりやすく解説

凌辱の雨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 03:49 UTC 版)

「凌辱の雨」
DIR EN GREYシングル
初出アルバム『THE MARROW OF A BONE
B面 THE FINAL [LIVE]
悲劇は目蓋を下ろした優しき鬱 [LIVE]
Mr.NEWSMAN [LIVE]
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル FIREWALL DIV.
プロデュース DIR EN GREY
チャート最高順位
DIR EN GREY シングル 年表
CLEVER SLEAZOID
(2005年)
凌辱の雨
(2006年)
Agitated Screams of Maggots
(2006年)
テンプレートを表示

凌辱の雨」(りょうじょくのあめ)は、日本のバンドDIR EN GREYメジャー19枚目のシングル

概要

  • 初回特典:紙ジャケット仕様、ステッカー封入。
  • CLEVER SLEAZOID」から約10ヶ月ぶりとなるシングル。この曲が発売される前にアメリカやヨーロッパで「新曲」としてプレイされた曲が存在していたが、それはこの曲ではなく、アルバム『THE MARROW OF A BONE』に収録されている。
  • この曲のレコーディングのタイミングで、新しくエンジニアが交代した。その中で作り上げていったサウンドは彼らにとっても刺激的だったようで、後のポイントにもなったと語っている。
  • PVの舞台は「変態の集うアパートメント」であり、国籍不明のタトゥーを入れた者、ひたすら口論する男女、絡み合う女性、ピアスまみれの者、ドーベルマンなど奇妙な人々が集った場所の片隅で楽器を奏でるメンバーというような作風になっている。また京が鼻血を出すシーンがあるが、血糊である。モノクロの映像の中で、カメラの特性から京の黒い帽子やジャケットが白く見えている。撮影は真夜中に行われた[2]
  • アルバム『THE MARROW OF A BONE』収録のものは再録バージョンとなっており、ドラムフレーズの変更や、ハーモニーファルセットを廃したりするなど、アルバム発売時点までのライブでの変更点を反映したものとなっている。
  • このシングル以降、クレジットのバンド名の表記が『Dir en grey』から『DIR EN GREY』と大文字表記で統一される。ただし、次作の「Agitated Screams of Maggots」は『Dir en grey』表記になっている。

収録曲

  1. 凌辱の雨
    (作詞:京 作曲・編曲:DIR EN GREY)
    打ち込みを取り入れながらもバンドサウンドと組み合わせたアレンジになっている。本人達はその曲調から、「ありそうでなかった感じのタイプ」「色んな面を持った多面体の集合のような感じ」と評している[3]
  2. THE FINAL [LIVE]
    (作詞:京 作曲・編曲:DIR EN GREY)
  3. 悲劇は目蓋を下ろした優しき鬱 [LIVE]
    (作詞:京 作曲・編曲:DIR EN GREY)
  4. Mr.NEWSMAN [LIVE]
    (作詞:京 作曲・編曲:DIR EN GREY)
    *Live take at Columbiahalle May 27, 2006
    二度目となるドイツベルリンでの単独公演のライブ音源である[4]

脚注

出典

  1. ^ 凌辱の雨 | DIR EN GREY”. ORICN NEWS. 2024年7月19日閲覧。
  2. ^ “Dir en grey、リリースに先駆けて最新PVをフルで公開!”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2006年7月12日). https://www.barks.jp/news/?id=1000025315 2024年7月19日閲覧。 
  3. ^ (インタビュアー:増田勇一)「世界を股にかけるDir en greyが“今”を語る、ロング・インタヴュー」『BARKS』、ジャパンミュージックネットワーク株式会社、1頁、2006年7月24日https://www.barks.jp/news/?id=10000254852024年7月19日閲覧 
  4. ^ “Dir en grey、最新シングルの詳細を発表”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2006年6月14日). https://www.barks.jp/news/?id=1000024411 2024年7月19日閲覧。 




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