EXTREMA以降とは? わかりやすく解説

EXTREMA以降

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/14 01:04 UTC 版)

アプリリア・RS」の記事における「EXTREMA以降」の解説

1992年 AF1/125から、フレーム前後足回り・スイングアーム・エンジンなどありとあらゆる部分手を入れてフルモデルチェンジ現在の原型であるRS125EXTREMAが生まれる。エンジンはROTAX123、キャブレターデロルトVHSB34である。最高出力は34ps/11000rpmである。また低回転域のトルク122エンジン比べ劣るものの、7800rpmを過ぎ排気デバイスRAVE”が開いたときはROTAX122を上回るパワー発生する。 このときに採用されたフレーム・スイングアーム・そしてROTAXエンジン組み合わせは、小変更のまま16年後2008年最終モデルまでそのまま使われている。1994年にワークスカラーとしてチェスターフィールドカラーが登場1995年 マイナーチェンジを行う。同時期に発売されRS250と同じスタイルするべく半月ライトカウル形状採用、そしてメーターパネル従来型の3眼メーターから2眼+デジタル変更されるこの年最後のチェスターフィールドカラーとなる。 1996年-1997年 エンジンの変更を受ける。従来使われていたエンジンユニットは、オーストリアロータックス社のROTAX123であったが、よりトルクフルなエンジン特性求めてROTAX122に変更される。ROTAX122はROTAX123の欠点である、街乗り扱いにくい端すぎるピーキーさをマイルドしたものだけではない。クラッチハウジングカセット式にして取り外し容易にしたり、クランク径を小さくして振動抑えている。また1996年1997年ともにシルバーラインアップされるが、見分け方として1996年シート黒く1997年シート茶色赤色?)となっているほか、1996年アンダーカウルステッカーが「aprilia」、1997年が「Racing」と微妙に異なっている。 1998年 リアサス周り変更を受ける。この型が最後のRS125SPとして認識されており、VHSB34LDキャブレター装備した最後RS125となっている。またこの年はワークスレプリカとして原田仕様バレンティーノ・ロッシ仕様2種類用意される1995年1998年RS125見分け方として、この半月ライト形状RS125MP型と称し1995年半月ライトRS125フレーム番号GS-****始まっている。この半月ライトRS125GSフレーム場合エンジンキャブともにROTAX123、デロルトO34という構成いわゆる前年のEXTREMAモデルと同じフルパワーである。翌年1996年よりフレームがZD4MP****となり、エンジンがROTAX122チェンジされる。キャブデロルトO28になる。ROTAX122とデロルトO34の組み合わせ標準なのは非常にまれで、おそらくSP仕様のみと推測される。この時代車両エンジン見分け方として、タコメーター裏側にタコメーターケーブルがあればROTAX123、ケーブルがなくハーネスのみの場合、ROTAX122エンジンである。ROTAX123は電気式タコでなく、機械式である 1999年 RS250から遅れること1年RS50共々マイナーチェンジが再び行われるRS50ではフレームスイングアーム変更するといったフルモデルチェンジ敢行したのに対しRS125大きな変更必要なかったためカウル形状変更ポジション変更を行うマイナーチェンジ対応しているまた、このときにキャブレターをPHBH28にしパワー特性穏やかにすべく変更受けている。 2004年 RS125チャンバー触媒仕込まれパワー低下それまで海外仕様として売られていたモデルよりは、出力余裕はあったが日本メーカー市販125ccスポーツモデル同等程度までパワーダウンしてしまうことになる。エンジン本体についてもヘッド変更などを受けている。

※この「EXTREMA以降」の解説は、「アプリリア・RS」の解説の一部です。
「EXTREMA以降」を含む「アプリリア・RS」の記事については、「アプリリア・RS」の概要を参照ください。

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