EF210形とは? わかりやすく解説

JR貨物EF210形電気機関車

(EF210形 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/18 07:56 UTC 版)

EF210形電気機関車(EF210がたでんききかんしゃ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)が1996年から製造する直流電気機関車である。


注釈

  1. ^ 銘板のロゴは、当初「(リバーマーク)KAWASAKI HEAVY INDUSTRIES LTD.」表記のものが使われていたが、途中からオートバイ・ジェットスキー用の「(フライングKマーク)Kawasaki」に変わっている。
  2. ^ 銘板のロゴは英文で標記。2015年以降の製造分(304号機以降)は、2014年に制定された「(スリーダイヤ)MITSUBISHI ELECTRIC」の新ロゴタイプ(家電製品などでも見られる)が使われている。
  3. ^ 東海道本線において、重量貨物列車牽引時の厳しい連続勾配は関ヶ原越え区間のみである。EF66形は 3,900 kW(1時間定格)の大出力でこの難所を克服しているが、関ヶ原越えの力行時間自体は10分強の短時間であるため、EF210形は30分定格の概念に基づいて山越え力行時の短時間のみ(1時間定格に対して)過負荷を許容することで、この区間の通過を可能にしている。
  4. ^ 2017年5月に第2全検を終えた105号機のみ、ロゴの取り扱いが変更後で新塗装が間に合わなかったため、従来塗装にJRFロゴを省いた姿で出場した[19]
  5. ^ 116・117号機
  6. ^ 118 - 125号機
  7. ^ 137・138・147・148・153号機
  8. ^ 132 - 136・142・143・150 - 152・155・161 - 164号機
  9. ^ 139 - 141・144 - 146・149・154・156 - 160号機
  10. ^ 165 - 169号機
  11. ^ 170 - 173号機
  12. ^ 本務機との共通運用によって機関車の向きが変わることを想定したため。
  13. ^ 梅田貨物線のうち地下化された大阪駅の前後の勾配が20‰以上あり、同区間の走行には特に長大編成では後補機の使用が不可欠となったため。
  14. ^ 317 - 325号機
  15. ^ 326 - 329号機
  16. ^ 331 - 339号機
  17. ^ 330号機
  18. ^ 349 - 354号機
  19. ^ 340 - 348号機
  20. ^ 355・356号機
  21. ^ 357 - 362号機

出典

  1. ^ a b 鉄道ジャーナル社『鉄道ジャーナル』1998年3月号RJ News Flash「EF210営業運転へ」pp.80 - 81。
  2. ^ 鉄道ジャーナル社『鉄道ジャーナル』1998年11月号RAILWAY TOPICS「JR貨物EF210形量産車8月2日営業開始」p.90。
  3. ^ a b c d 『鉄道ジャーナル』2012年12月号、鉄道ジャーナル社、2012年、p.151
  4. ^ 『鉄道ジャーナル』通巻397号、p.63
  5. ^ a b c d e f g h 『鉄道ジャーナル』通巻397号、p.64
  6. ^ 『鉄道ジャーナル』2012年12月号、鉄道ジャーナル社、2012年、p.152
  7. ^ a b c d 「新車ガイド2 JR貨物EF210形900番台」『鉄道ファン』1996年5月号(No.421) pp.65-71
  8. ^ a b 鉄道ピクトリアル』2000年1月号(No.680)p.26
  9. ^ a b c 『鉄道ジャーナル』2012年12月号、鉄道ジャーナル社、2012年、p.153
  10. ^ EF210-901が新塗装に|鉄道ファン・railf.jp|鉄道ニュース|2022年3月17日掲載|鉄道ファン・railf.jp”. 鉄道ファン・railf.jp. 2022年4月30日閲覧。
  11. ^ EF210-6が全般検査出場後,四国に初入線|鉄道ファン・railf.jp|鉄道ニュース|2020年8月20日掲載|鉄道ファン・railf.jp”. 鉄道ファン・railf.jp. 2020年8月22日閲覧。
  12. ^ a b c d e f g 田中真一「関西・中国地区 JR貨物機関車のうごき」『j train Summer 2021 特集 貨物牽引機 2021』vol.82、イカロス出版、2021年7月1日、56頁。 
  13. ^ 田中真一「関西・中国地区 JR貨物機関車のうごき」『j train Summer 2021 特集 貨物牽引機 2021』vol.82、イカロス出版、2021年7月1日、53頁。 
  14. ^ 鉄道貨物協会「JR貨物時刻表」2008年版
  15. ^ a b c d e 交友社『鉄道ファン』2000年9月号CAR INFO「JR貨物EF210形2次量産車」p.112。
  16. ^ 【JR貨】EF210に見られる小変化RMニュース、鉄道ホビダス(ネコ・パブリッシング)、2011年5月25日付
  17. ^ 【JR貨】EF210-115 本線試運転実施RMニュース、鉄道ホビダス(ネコ・パブリッシング)、2013年2月1日付
  18. ^ 運転支援システム『PRANETS』
  19. ^ 田中真一「関西・中国地区 JR貨物機関車のうごき」『j train Summer 2021 特集 貨物牽引機 2021』vol.82、イカロス出版、2021年7月1日、57頁。 
  20. ^ a b c d 石堂亮太「JR貨物・東日本エリア 電気機関車・電車の状況」『Rail Magazine №449 2021-7 特集:貨物列車 2021』第38巻第4号、ネコ・パブリッシング、2021年5月20日、17 - 19頁。 
  21. ^ EF210-110が運用に復帰|鉄道ニュース|2020年3月27日掲載|鉄道ファン・railf.jp”. 2019年3月30日閲覧。
  22. ^ a b JR貨物,「桃太郎」のラッピングを実施したEF210形を公開|鉄道ニュース|2020年2月20日掲載|鉄道ファン・railf.jp”. 鉄道ファン・railf.jp. 2020年4月15日閲覧。
  23. ^ 鉄道貨物協会「JR貨物時刻表」2010年版 pp.272 - 273による。
  24. ^ JR貨物Webサイト ニュースリリース「平成22年度の機関車の新製について」 (PDF)
  25. ^ 交友社『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース、2011年1月13日
  26. ^ 鉄道貨物協会「JR貨物時刻表」2018年版
  27. ^ a b 新型電気機関車の製作について (PDF) - 日本貨物鉄道ニュースリリース 2012年7月11日
  28. ^ EF210-301が川崎重工から出場”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2012年9月4日). 2017年9月7日閲覧。
  29. ^ EF210-301が営業運転を開始”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2013年3月17日). 2017年9月7日閲覧。
  30. ^ 『マンスリーかもつ』(鉄道貨物協会) 2012年11月号 p.22
  31. ^ JR貨物、新型電気機関車の製作を発表 - 『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース(交友社) 2012年7月13日閲覧
  32. ^ 交友社『鉄道ファン』2011年10月号 pp.84。
  33. ^ EF210-310が営業運転を開始”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2017年8月26日). 2017年9月7日閲覧。
  34. ^ https://www.jrfreight.co.jp/storage/upload/18c28fe2c8064ca8a34ef2b61c89f4e1.pdf
  35. ^ EF210-316が登場|鉄道ニュース|2020年2月29日掲載|鉄道ファン・railf.jp”. 2020年3月2日閲覧。
  36. ^ 京都鉄道博物館でJR貨物の車両が展示される”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2017年8月7日). 2017年9月7日閲覧。
  37. ^ 京都鉄道博物館に展示中のEF210-310にヘッドマーク”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2017年8月11日). 2017年9月7日閲覧。
  38. ^ 京都鉄道博物館でJR貨物所属車両の特別展示|鉄道ニュース|2023年10月21日掲載|鉄道ファン・railf.jp”. 鉄道ファン・railf.jp. 2023年10月27日閲覧。
  39. ^ 20231215_01.pdf”. 日本貨物鉄道株式会社 (2023年12月15日). 2024年4月18日閲覧。
  40. ^ EF210-301、吹田機関区に貸し出し - 「レイル・マガジン」RMニュース(ネコ・パブリッシング) 2014年3月28日閲覧
  41. ^ 『鉄道ジャーナル』通巻587号、p.38
  42. ^ 『鉄道ジャーナル』通巻552号、p.25


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EF210形

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岡山機関区」の記事における「EF210形」の解説

900番台1両、0番台18両、100番台13両の計32両(9011 - 18101102126 - 131137138147148153号機)が所属している。

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EF210形

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吹田機関区」の記事における「EF210形」の解説

100番台27両、300番台25両の計52両が所属している。

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