CD・MD・SACD
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/08 17:36 UTC 版)
「REAL (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)」の記事における「CD・MD・SACD」の解説
get out from the shell -asian version-作詞:hyde / 作曲:yukihiro / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel 20thシングル「STAY AWAY」のカップリングに収録された「get out from the shell」の全英語詞バージョン。 打ち込みを多用している。トヨタ自動車のアジア地域で流されたCMのCMソングとして起用されたため、「asian version」のサブタイトルが付けられている。ちなみに最初のベースラインは、ドラムに打ち込んでいたものをCKの人が誤ってベース音で出してしまったのだが、yukihiroが凄く気に入ったため採用された。このアルバムでは本楽曲と「NEO UNIVERSE」「ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE」の計3曲で、tetsuyaが6弦ベースを使用している。 作曲したyukihiroは、自身がリスペクトしているバンド、SOFT BALLETに関わったエンジニア・杉山勇司がミックスに参加していることから、「SOFT BALLETのパクリ」と語っている。シングル・バージョンとはエンディングが違い、次曲と音が少しだけ繋がっている。 また、ベストアルバム『The Best of L'Arc〜en〜Ciel 1998-2000』、『QUADRINITY 〜MEMBER'S BEST SELECTIONS〜』にはこちらの全英語詞バージョンが、『The Best of L'Arc〜en〜Ciel c/w』、『TWENITY 2000-2010』にはシングルバージョンが収録されている。 THE NEPENTHES作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano サビで女性のコーラスが入る激しいロックチューンで、Aメロの4分の3拍子から途中で4分の4拍子に変わる。ken曰く、ストーン・テンプル・パイロッツを聴いている頃にリフから出来た曲。タイトルは英語で食虫植物のウツボカズラのことで女性の身体の一部に喩えて付けられた。この曲では、tetsuyaがベースを終始スラップで演奏している。また、ギターソロではトーキング・モジュレーターが使用されている。 また、yukihiroはラルクの楽曲の中でドラムが難しい曲としてこの曲を挙げたことがある。 テレビでは2000年9月1日放送のテレビ朝日系番組『ミュージックステーション』で披露されている。 ライブツアー「TOUR 2000 REAL」以降、長らくライブで演奏されていなかったが、2008年に行われたライブツアー「TOUR 2008 L'7 〜Trans ASIA via PARIS〜」で約8年ぶりに演奏された。 NEO UNIVERSE作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano 19thシングル「NEO UNIVERSE/finale」の1曲目。資生堂の口紅ブランド「ピエヌ」CMソング。 hydeはある意味このアルバムを象徴している曲と述べており、「夢を追いつつ現実はこうなんだなっていう部分が一番よく出てる」と語っている。 曲間にギターソロの代わりに6弦ベースソロが存在する。 bravery作詞・作曲:tetsu / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Seiji Kameda tetsuyaが、一部の懐古的なファンに向けて書いた、メッセージ性の強い曲。本楽曲のアレンジは亀田誠治が共同で担当した。 LOVE FLIES作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano 18thシングル。シングルのテイクと比べ、ややリバーブが抑えられている。 finale作詞:hyde / 作曲:tetsu / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano 19thシングル「NEO UNIVERSE/finale」の2曲目。東宝配給映画『リング0 バースデイ』主題歌。 STAY AWAY作詞:hyde / 作曲:tetsu / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano 20thシングル。「NEO UNIVERSE」の後を継いで、資生堂「ピエヌ」CMソングに起用された。 曲間にファズベースソロが存在する。 ROUTE 666作詞・作曲:hyde / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano 読み方は「ルートシックスシックスティーシックス」。666とは悪魔の数字を意味している。名前の由来はアメリカ合衆国に実在する「国道66号線」から。 アルバム発売前の2000年7月19日に発売されたプレイステーション用レーシングゲーム『激突トマラルク』のBGMに本楽曲のゲームアレンジ版が使用されている。 歌詞は全て比喩で、hyde曰く「自分の人生っていうか、自分の現在いる道ってものを、現実の道に置き換えて書いてみた」。曲中にベースソロが存在する。ライブではテンポアップして演奏される。2015年に行われたライブ「L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2015 L'ArCASINO」において、2000年に開催されたライブツアー「TOUR 2000 REAL」以来15年ぶりにライブで披露された。 後に、パートチェンジバンドP'UNK〜EN〜CIELでリアレンジされ、36thシングル「BLESS」のカップリングに収録している。 TIME SLIP作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & CHOKKAKU hydeが、昔の友達と数年ぶりに会ったときに感じたことを詞にしている。アレンジには「虹」以来にCHOKKAKUが参加している。 作曲したkenはこの曲について「怒りとか喜びとか、突出した感情がなくても曲はできるんだなあと実感できた」と述べている。 「THE NEPENTHES」と同様に、ライブツアー「TOUR 2008 L'7 〜Trans ASIA via PARIS〜」でライブツアー「TOUR 2000 REAL」以来約8年ぶりに演奏された。 a silent letter作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano 終盤にコーラスが重なるバラード。作曲したkenはhydeの歌詞を見て「俺が見た風景と一緒だった」と述べている。また、kenがフジテレビ系番組『笑っていいとも!』内のコーナー、テレフォンショッキング出演時にタモリにプレゼントしたギターで作曲したため、仮タイトルは「タモソング」。 ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE作詞・作曲:hyde / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano hydeが、取材である人物に「ラルクはラブ・ソングが少ない」「あなたって暗い詞しか書けないの?」と言われたため作った曲である。hyde曰く、「ここまで思い切ったラブ・ソングは初めて。アルバムの最後に救いの手を差し伸べた歌詞」だといい、歌録りも最後に行われた。
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