CDNにおける負荷分散の仕組み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 07:03 UTC 版)
「コンテンツデリバリネットワーク」の記事における「CDNにおける負荷分散の仕組み」の解説
CDNはコンテンツ配信を最適化するように設計された技術を採用し活用する事により、エッジサーバへのキャッシュによるサーバー負荷分散、キャッシュ出来ないコンテンツの透過ルーティング等の結果によりWebサイトへの可用性向上が可能になっている。 各ユーザへのサーバー負荷分散は、先述したエニーキャストDNS CNAME解決によるサービスベース(グローバル負荷分散)及び、その後のノード内機器ベース分散(ネットワークスイッチ、ロードバランサとも呼ばれるレイヤー4〜7スイッチ)を含む1つ以上の手法を使用して、複数のユーザー間でトラフィックを共有している。スイッチには単一の仮想IPアドレスが割り当てられており、スイッチに到着するトラフィックは、配下に接続されている実際のエッジサーバーの1つに転送される。これには、万が一障害が発生した場合エッジサーバーの負荷を再分散し、サーバーのヘルスチェックを提供することで、負荷のバランスを取り、仮想的な総容量を増やし、スケーラビリティを向上させ、信頼性を高めるという利点がある。
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