Apathyとは? わかりやすく解説

apathy

別表記:アパシー

「apathy」とは・「apathy」の意味

「apathy」は、無関心無気力意味する英単語である。具体的には、何かに対して興味持たない様子や、行動感情対す興味喪失を指す。人々社会問題政治に対して関心であることを表す場合や、個人日常生活において無気力であることを示す際に使用される

「apathy」の発音・読み方

「apathy」の発音は、IPA表記では /ˈæpəθi/ であり、IPAカタカナ読みでは「アパシー」となる。日本人発音するカタカナ英語では「アパシー」と読む。

「apathy」の定義を英語で解説

Apathy is defined as a lack of interest, enthusiasm, or concern for something. It can refer to a general disinterest in life or a specific disinterest in a particular issue or activity. Apathy can be a symptom of various mental health conditions, such as depression, or it can be a temporary state resulting from stress or fatigue.

「apathy」の類語

「apathy」の類語には、indifference(無関心)、disinterest(無関心)、unconcern(無関心)、listlessness(無気力)、lethargy無気力)などがある。これらの類語は、文脈によって使い分けられるが、基本的には何かに対す関心欠如や行動の無気力を表す。

「apathy」に関連する用語・表現

「apathy」に関連する用語表現には、apathetic無関心な無気力な)、emotional apathy(感情の無関心)、political apathy(政治的無関心)、social apathy(社会的関心)などがある。これらの表現は、「apathy」を形容詞特定の分野適用したのである

「apathy」の例文

1. Her apathy towards the project was evident in her lack of participation.(彼女のプロジェクト対する無関心は、参加しない様子で明らかであった。) 2. The widespread apathy among citizens makes it difficult to address social issues.(市民広範な関心は、社会問題対処することを難しくする。) 3. His apathy towards his job led to his eventual dismissal.(彼の仕事対する無関心は、最終的に解雇つながった。) 4. The government's apathy towards environmental issues is concerning.(政府環境問題対する無関心懸念される。) 5. She struggled with apathy during her depression.(彼女はうつ病の間、無気力に苦しんだ。) 6. The team's apathy led to their poor performance.(チーム無気力が、彼らの成績不振つながった。) 7. Apathy can be a sign of burnout in the workplace.(無関心は、職場での燃え尽き症候群兆候であることがある。) 8. The student's apathy towards learning was a challenge for the teacher.(生徒学習対する無関心は、教師にとって課題であった。) 9. Apathy can be a barrier to personal growth and development.(無関心は、個人成長発展障壁となることがある。) 10. Overcoming apathy requires motivation and a change in perspective.(無関心克服するには、やる気視点変化が必要である。)

アパシー【apathy】


無欲

【英】:apathetic, Apathy

刺激への敏捷な反応性欠いている状態。
摂餌・摂社会的行動などに意欲示さない
マウスラットウサギイヌサル

アパシー

(Apathy から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/07 21:21 UTC 版)

不安アウェアネスフローコントロールリラクゼーション (心理学)退屈アパシー心配
ミハイ・チクセントミハイフローモデルによるメンタルステート図。チャレンジレベルとスキルレベルの二軸で表される[1]

アパシー(Apathy)とは感情 (pathy)が無くなった状態(接頭辞a)を指す。

医学におけるアパシー

アパシー
概要
分類および外部参照情報
ICD-10 R45.3
ICD-9-CM 799.25

通常の人間であれば、何らかの感情が湧く対象に対して、感情が湧かなくなった状態を指す。うつ病の主要な症状ではあるが、アルツハイマー病脳血管性認知症パーキンソン病などでも生じる。

治療には原病の治療に加え、L-ドーパロチゴチン などのドーパミン神経系賦活薬、ドネペジルガランタミンなどのアセチルコリン神経系賦活薬、メチルフェニデートが有効であるという報告がされている。

うつ病

アルツハイマー病

アルツハイマー病においては、患者の50-70%ほどに確認される。アパシーはアルツハイマー病の機能障害に関連する精神神経症状である。その原因は2つが解明されている。一つは、脳の前頭前野系の機能不全が、アパシー発症のための重要な神経生物学的基礎であるということである。 もう一つは、認知症による神経病理学的変化もまたアパシーを引き起こすと考えられている。

コリンエステラーゼ阻害剤は、認知症に起因する認知症状の治療に第一選択として使用されており、アパシーを含む行動障害に対してある程度の効果を示している[2]

メチルフェニデートもまた、認知症によるアパシー治療のために最も広く研究されている薬物である。メチルフェニデートを用いた催眠症状の管理は、アルツハイマー病患者のプラセボ対照RCTにおいて有望であることが示されている[3][4][5]。アパシー治療のためのメチルフェニデートのフェーズⅢ多中心プラセボ対照RCTが現在進行中であり、2020年8月に完了する予定[6]

不安

その他

しばしばアパシーは、戦争において死亡または傷害といった恐ろしい出来事を目撃した人々において起こり得、それにはPTSDなどが挙げられる。それ以外にも、多々の精神医学的症候群であることが知られており、たとえばCADASIL症候群、うつ病アルツハイマー病シャーガス病クロイツフェルト・ヤコブ病認知症(アルツハイマー型、血管性認知症、前頭側頭型認知症)、コルサコフ症候群、過度のビタミンD甲状腺機能低下症甲状腺機能亢進症全身倦怠感ハンチントン病ピック病進行性核上性麻痺(PSP)、脳損傷統合失調症統合失調型パーソナリティ障害双極性障害自閉症ADHDアスペルガー症候群などがある。

政治学におけるアパシー

国民の政治への無関心や、消極的志向、ときには否定的態度をも意味する現代社会用語。医学におけるアパシーとは異なり、病的な状態を指す訳ではない。

脚注

  1. ^ Csikszentmihalyi, M., Finding Flow, 1997.
  2. ^ Malloy, Paul F. (1 November 2005). “Apathy and Its Treatment in Alzheimer's Disease and Other Dementias”. Psychiatric Times. 25 February 2014閲覧。
  3. ^ Herrmann, N; Rothenburg, L; Black, SE; Ryan, M; Liu, BA; Busto, UE; Lanctôt, KL (2008). “Methylphenidate for the treatment of apathy in Alzheimer's disease: prediction of response using dextroamphetamine challenge”. J Clin Psychopharmacol 28: 269–301. 
  4. ^ Rosenberg, PB; Lanctôt, KL; Drye, LT; Herrmann, N; Scherer, RW; Bachman, D; Mintzer, JE (2013). “Safety and efficacy of methylphenidate for apathy in Alzheimer's disease: a randomized, placebo-controlled trial”. J Clin Psychiatry 74 (8): 810–6. doi:10.4088/JCP.12m08099. PMID 24021498. 
  5. ^ Lanctôt, KL; Chau, SA; Herrmann, N; Drye, LT; Rosenburg, PB; Scherer, RW; Black, SE; Vaidya, V et al. (2014). “Effect of methylphenidate on attention in apathetic AD patients in a randomized, placebo-controlled trial”. Int Psychogeriatr 26 (2): 239–46. doi:10.1017/S1041610213001762. PMID 24169147. 
  6. ^ Apathy in Dementia Methylphenidate Trial 2 (ADMET2)”. 26 February 2017閲覧。

関連項目

外部リンク



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