3度目のマラソンとロンドン五輪とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 3度目のマラソンとロンドン五輪の意味・解説 

3度目のマラソンとロンドン五輪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 03:30 UTC 版)

福士加代子」の記事における「3度目のマラソンとロンドン五輪」の解説

3度目マラソンは、ロンドン五輪女子マラソン選考レースである2012年1月29日大阪国際女子マラソンへ、4年前の同大会で19位に終わった雪辱をかけ、今回国内招待選手として挑んだマラソンコース前回出場時と変更箇所あり。当初野口みずきとの直接対決話題呼んだが、野口は左太股裏の炎症欠場同年3月11日名古屋ウィメンズマラソンスライド出場することを表明)。福士スタートから高速ペース先頭集団についていき、中間点を過ぎてからは優勝した重友梨佐天満屋)とのマッチレースとなったが、26km地点過ぎた辺りから動き悪くなり徐々に失速30km過ぎた頃には重友に完全に引き離されペースダウンした所を後続選手次々と追い抜かれる。結局2時間37分もかかって9位(当初、2着のタチアナ・ガメラシュミルコドーピング違反失格により8位に繰り上げ)と敗れ北京五輪続いてロンドン五輪女子マラソン日本代表選出絶望的となったレース後に「ちょっとエネルギー不足でしたかね。25、6キロくらいで足が重いなと思っていた。また失敗しちゃいました」とコメントしたレース後のインタビュー福士は「レースから1週間ほど前に体が少し重いと感じ、軽い減量のつもりで食事減らしたが、それが結果的にスタミナを削る要因になってしまった」と語り今回敗因調整ミスである事を認めている。ロンドン五輪について問われると「出るとするなら(立場的に)遠回りならないトラックでしょうね」と述べたマラソンについては今のところ考えていないが、今後機会があれば挑戦するとした[要出典]。 2012年前回北京五輪同様に長距離走種目ロンドン五輪目指し日本選手権出場同年6月8日10000mでは、残り1000m辺りまで先頭引っ張ったが、その後すぐ後ろについていた吉川美香パナソニック)のラストスパートには引き離され優勝した吉川に次ぐ2位甘んじるも、A標準記録突破31分4325フィニッシュ2日後6月10日5000m優勝新谷仁美豊田自動織機)についていけず2位15分2574)に敗れたが、翌6月11日日本陸連理事会ロンドン五輪代表に選出される。なおオリンピック日本女子長距離走種目で3大会連続代表選出は、弘山晴美と並ぶ史上二人目快挙達成となった同年8月5日開催されロンドン五輪10000m決勝福士は、号砲から間もなくして日本女子3選手と共に先頭に立つ積極性見せたが、4000mを過ぎてから先頭集団後方後退。それでも終盤まで入賞圏内粘っていたが、最後は力尽き31分103510位(日本女子トップ新谷の9位、吉川16位)と、五輪で「3度目の正直」の8位内入賞はならなかった。2日後8月7日5000m予選1組出場も、4000m付近までは先頭集団引っ張ったがまたも終盤失速15分0981予選8位に終わり決勝進出果たせなかった。 同年11月4日ニューヨークシティマラソンエントリーしていたが、開催前ハリケーン発生による被害影響を受け、中止された。

※この「3度目のマラソンとロンドン五輪」の解説は、「福士加代子」の解説の一部です。
「3度目のマラソンとロンドン五輪」を含む「福士加代子」の記事については、「福士加代子」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「3度目のマラソンとロンドン五輪」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「3度目のマラソンとロンドン五輪」の関連用語

3度目のマラソンとロンドン五輪のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



3度目のマラソンとロンドン五輪のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの福士加代子 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS