2012年大統領選
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「ニュート・ギングリッチ」の記事における「2012年大統領選」の解説
2012年大統領共和党予備選では、共和党内でバラク・オバマ現大統領に対抗しうる候補の一人と見なされていた。2011年5月11日、自身のツイッターで共和党候補指名選挙に出馬すると発表した。党内きっての議会通のベテラン議員として、また、新保守主義者を自任する一方で軍事介入に懐疑的なリバタリアンにも配慮した保守派の統一候補として注目を集める。 一時は支持率でトップに立ったが、「同性愛者への政策は?」と問われて「オバマに投票しろ」と答えたり、「パレスチナ人はテロリスト」「パレスチナ国家はフィクション」などと発言して物議を醸し、2度の離婚歴についても攻撃されるなど、勢いを落としている。 首位のミット・ロムニーが独走する中、獲得代議員数2位のリック・サントラムが2012年4月7日に撤退したことによって次点に繰り上がり、選挙戦に残った唯一の保守系候補となるが、勝機の乏しさと資金難により5月2日に撤退とロムニー支持を表明した。
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2012年大統領選
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「リック・サントラム」の記事における「2012年大統領選」の解説
「2012年アメリカ合衆国大統領共和党予備選挙」も参照 2011年4月に地元ペンシルベニア州にて2012年の大統領選挙に出馬する事を宣言した。彼は家族重視、妊娠中絶や同性愛者の結婚の反対、財政保守など、保守的な政策を主張し、経済の回復の兆しが見えないバラク・オバマ大統領の経済政策を批判した。だが、他の共和党候補者と比べると出馬したのが遅かった為か後れを取っており、一部の州を除いて支持率が伸び悩んでいた。支持率は共和党候補者の8人中、7位の低い順位だった。しかし、重要州であるアイオワ州の党員集会前に、保守派の支持の為、アイオワ州の全99郡を積極的に2週間連続で行った遊説などが効いて、12月にアイオワ州の保守派で最も影響力を持つ、The Family Leader (en)のCEOで、元知事候補ボブ・バンダー・プラッツス(英語版)(2008年大統領選挙でのマイク・ハッカビー候補のアイオワ州勝利の立役者でもある)やIowa Family Policy Center(IFPC)のリーダーであるチャック・ハーレー、アイオワ州の国務長官マット・シュルツらを始め、同州の保守派大物や団体がサントラムを支持した。その結果、泡沫候補だったが、アイオワ州での支持率も、ミット・ロムニー(25%)、ロン・ポール(22%)、リック・サントラム(16%)、ニュート・ギングリッチ(14%)と3位に支持率が急上昇した。2012年1月3日に行われた、アイオワ州党員集会の投票結果でサントラムは、1位のロムニーに続き、8票差で2位に付つく大善戦を見せた(19日に再集計の結果、ロムニーより、34票上回っている事が判明し、サントラムの勝利と修正された)。ニューハンプシャー州予備選では4位に終わったが、南部サウスカロライナ州では3位であった。また、1月14日に保守系団体が乱立する保守系候補を一本化にする為、サントラムを一本化にして支持しようと、150人余りがテキサス州で会合が開かれ、非営利団体「ファミリー・リサーチ・カウンセル」(FRC)のトニー・パキンス代表は「サウスカロライナの結果に影響を与えるものと期待する」と強調していた。他のサントラムの支持者にはフォーカス・オン・ザ・ファミリーのジェームス・ドブソン、フロリダ州家族政策審議会(FFPC)のジョン・ステンバーガー、ウィスコンシン州の保守系実業家フォスター・フリース、スパイ小説作家ブラッド・ソー、保守派トークショーのホストグレン・ベックらがいる。 その後、首位のロムニーが2位のサントラムの3倍弱の代議員を獲得する中、3歳の娘が先天性の疾患により入院した直後の4月10日に選挙活動の停止を表明した。これによりロムニーの共和党指名獲得は確実になったとされたが、サントラムは1ヶ月近く態度を明らかにせず、サントラムと共に保守系候補と目されたギングリッチも撤退した後の5月7日にようやくロムニー支持を表明した。
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