1976年–1986年: ポップ・ミュージックへの進出とは? わかりやすく解説

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1976年–1986年: ポップ・ミュージックへの進出

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 02:53 UTC 版)

ドリー・パートン」の記事における「1976年–1986年: ポップ・ミュージックへの進出」の解説

1974年から1980年、彼女は常にカントリー・チャートのトップ10入り、8曲が第1位を獲得した1976年から1977年までパートン自身バラエティ番組Dolly! 』を持っていた。この間、ローズ・マドックス、キティ・ウェルズオリビア・ニュートン=ジョンエミルー・ハリスリンダ・ロンシュタットなど多く歌手が彼女の曲をカバーした。また彼女のきょうだいランディステラレコード会社契約したこの期間、パートンはより流行り音楽近付けカントリー音楽垣根を越えて認知度高めよう試み始めた1976年、彼女はサンディ・ゲイリンと共に仕事をし始め、彼はその後25年マネージャーとして勤めた1976年、ポーター・ワゴナーとの共同プロデュースアルバムAll I Can Do 』が発売されるパートンの製作活動はさらに活発になり、ポップ・ミュージック主流にさらに近付いていった。彼女の完全なセルフ・プロデュース作品1977年の『New HarvestFirst Gathering 』で、ポップおよびR&Bのクラシック『My Girl 』、『Higher and Higher 』のカバー含み、彼女のポップ・ミュージック能力最大限発揮した作品となったおおむね好評でありカントリー・アルバムではトップになったが、ポップ・アルバム・チャートではアルバムシングルLight of a Clear Blue Morning 』もヒットしなかった。 『New HarvestFirst Gathering 』の残念な結果の後、パートン著名なポップ・ミュージックのプロデューサーゲイリー・クラインに次のアルバム依頼したその結果1977年の『Here You Come Again 』は彼女の最初ミリオン・ヒットとなり、カントリー・チャートのトップになると同時にポップ・アルバムのチャートでは20となったバリー・マンシンシア・ワイルによるタイトル曲である『Here You Come Again 』はカントリーシングル・チャートで第1位となり、パートン最初ポップ・ミュージックチャートトップ10入り(第3位)した曲となったアルバムからの2曲めの両A面シングルTwo Doors Down/It's All Wrong But It's All Right 』もまたカントリーシングル・チャートで第1位となり、ポップ・ミュージックチャート20位に入った1970年代終盤から1980年代初頭までのパートンシングル多くポップ・ミュージックカントリー双方同時にチャート入りした。彼女のアルバムこの間明らかにポップクロスオーバー成功発展した1978年パートンアルバムHere You Come Again 』でグラミー賞の最優秀女性カントリー・ボーカル賞を受賞した。彼女は『Heartbreaker 』(1978年)、『Baby I'm Burning 』、『You're the Only One 』(共に1979年)と次々とヒット飛ばし続けポップ・ミュージックシングル・チャート全てトップ40入りカントリーシングル・チャートでは第1位を獲得した1979年、『Sweet Summer Lovin' 』はカントリー・チャートでトップ10には入ったもののこの2年間で初めて第1位を獲得できなかった。この頃複数テレビ番組出演しパートン知名度上がり続けた。最も顔が知れ渡るきっかけとなった1977年12月率直なインタビュー番組『バーバラ・ウォルターズ・スペシャル』(『Here You Come Again 』の発売同時期)である。続いて1978年、ABCの『シェール・スペシャル』に出演キャロル・バーネットとの共演CBS自身番組Carol and Dolly in Nashville 』に出演したCBSスペシャル番組Fifty Years of Country Music 』でロイ・クラークグレン・キャンベルとの3人での司会番組出演した1979年パートンワシントンD.C.フォード劇場収録されNBCスペシャル番組『The Seventies: An Explosion of Country Music』の司会行なった当時大統領ジミー・カーターもこの番組収録観覧していた。 パートン成功1980年にも伸び続けドナ・サマーによって書かれた『Starting Over Again 』、『Old Flames Can't Hold a Candle to You 』、『9 to 5 (9時から5時まで)』の3曲のカントリーポップ双方でのナンバー・ワン・ヒットに恵まれた1980年のワゴナーとの再結成アルバムPorter & Dolly 』からのシングルMaking Plans 』がトップ10入りした。 『9 to 5 』をテーマ曲とする映画9時から5時まで』(1980年)でパートンジェーン・フォンダリリー・トムリン共演し、このテーマ曲カントリーチャートで第1位を獲得しただけでなく、1981年2月にはポップ・チャートとアダルト・コンテンポラリー・チャートでも第1位を獲得し、トリプル・ナンバー・ワン・ヒットとなったパートンカントリーポップ・ミュージック双方同時に第1位を獲得した数少ない女性カントリー歌手一人となった。またこの曲はアカデミー賞歌曲賞にノミネートされた。1981年から1985年の間、パートンシングルカントリートップ10登場し続け12曲のトップ10ヒット曲生み出し、それらの半分は第1位を獲得したパートンポップ・ミュージックチャートにも登場し続けた映画テキサス1の赤いバラ』(1982年)に使用された『オールウェイズ・ラヴ・ユー』を再録してその年のトップ50入り1983年バリー・ギブプロデュースビージーズによって作曲されケニー・ロジャースとのデュエット曲『Islands in the Stream 』は2週連続ナンバー・ワンとなった1969年初版が第1位を獲得した『But You Know I Love You 』、1981年の『The House of the Rising Sun 』、1982年の『Single Women 』、『Heartbreak Express 』、『Hard Candy Christmas 』、1983年の『Potential New Boyfriend 』がチャートヒットしミュージック・ビデオ製作されてダンス・チャートにもランクインした。1986年テネシー州ピジョン・フォージにドリーウッドオープンするなどエンターテイメント事業などの新しビジネス模索し続けた1980年代中期、彼女のレコード売り上げはまだ好調で『Save the Last Dance for Me 』、『Downtown 』、『Tennessee Homesick Blues 』(1984年)、『Real Love 』(ケニー・ロジャースとのデュエット)、『Don't Call It Love 』(共に1985年)、『Think About Love 』は全てカントリーチャートトップ10となった(『Tennessee Homesick Blues 』と『Think About Love 』は第1位を獲得した。『Real Love 』もまたカントリー・シングル・チャートで第1位を獲得しポップ・ミュージックとのクロスオーバー・ヒットとなった)。しかしながらRCAレコードはその年の契約が切れると更新せず、1987年、彼女はコロムビア・レコード契約した

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