1960年代後半 関西フォーク・アングラフォークとは? わかりやすく解説

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1960年代後半 関西フォーク・アングラフォーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/29 13:38 UTC 版)

高石ともや」の記事における「1960年代後半 関西フォーク・アングラフォーク」の解説

1941年12月9日北海道空知管内雨竜郡雨竜町生まれる。家業鮮魚店無類音楽好きだった兄の影響を受け、小学生のころはジャズファンで、中学では内緒で兄のギターいじっている内に、ギター魅力とりつかれた北海道滝川高等学校入学してからはスチール・ギター熱中同級生3人でハワイアン・バンドをつくったマヒナスターズものをやっていたが、歌はダメだった)。二年生のときに吹奏楽部ができた際は真っ先参加高校卒業後、キリスト教興味があったことと経済的な理由で、1960年立教大学文学部日本文学科入学6年目卒論落語落語家-その流れ」を、教授毛筆書いたら”優”をやるという理由で、全文毛筆書き上げた)。学費を稼ぐため、新潟県赤倉スキー場釜ヶ崎土木作業員エレベーターボーイ、氷の配達屋台のラーメン屋印刷屋、夜警スキーコーチ家庭教師清掃員などをやりつつ、ピート・シーガーボブ・ディランらの歌を訳しフォークソング歌い始める。1966年7月大阪YMCAキャンプ初め人前歌い1966年9月19日大阪労音フォーク・ソング愛好会コンサートが初ステージ1966年10月10日、アート・プロモーション主催コンサート第2回フォーク・フォーク・フォーク」に飛び入り参加し、ここで秦政明見出される。秦は高石自宅居候させ、マネジメントプロモーション始めた1966年11月頃より「高石友也」の名で活動開始各地労働組合学校イベント労音反戦集会、などに出演し社会運動支援者シンパ増やしていくかのように高石フォークソング日本各地広めていった。また、1966年12月20日シングルかごの鳥ブルース」でレコードデビュー1967年4月28日最初の「高石友也リサイタル」を毎日ホール大阪)で開催する同年7月29日京都高雄での第1回フォークキャンプ参加1967年9月、秦は『高石音楽事務所』(1970年1月に『音楽舎』に社名変更したが、これは事務所呼び屋として海外から外タレなどの興行を打つとき、高石の名前があることで、商業ベースに走ると思われることを、高石嫌がったためとされる)を開設。より本格的に高石マネジメントを行う。また、イベントコンサート企画開催新たなアーティスト発掘始めた。この高石事務所には、岡林信康五つの赤い風船中川五郎ら、関西フォーク陣の他、東京活動していた高田渡遠藤賢司ジャックス所属し、その中心人物であった高石は、フォークソング関西フォーク、アングラ・フォークの元祖旗手などとも呼ばれるうになるボブ・ディランの「ノース・カントリー・ブルース」に、中川五郎受験生題材にした替え歌をのせて、中川自身コンサート歌っていた「受験生ブルース」に、高石新たな曲を付けて高石コンサート取り上げた高石の「受験生ブルース」が1968年2月25日レコード化されると、累計90万枚大ヒット広く名が知られるうになる。 しかし、1969年12月7日冬眠コンサート大阪・フェスティバルホール) を最後に、一旦、音楽活動停止する。この背景には、過度なイベントコンサート追われまた、反戦活動学生運動と共にあったメッセージ・フォークを歌う者としての存在への疲弊感があったといわれる。 そして高石事務所も、1970年1月1日音楽舎社名変更する

※この「1960年代後半 関西フォーク・アングラフォーク」の解説は、「高石ともや」の解説の一部です。
「1960年代後半 関西フォーク・アングラフォーク」を含む「高石ともや」の記事については、「高石ともや」の概要を参照ください。

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