1960年代後半以降の新機能主義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/07 09:26 UTC 版)
「新機能主義」の記事における「1960年代後半以降の新機能主義」の解説
1960年代後半以降の欧州統合の動きはハースの言う通りにはならなかった。経済面ではEC(欧州共同体)とEEA(欧州経済地域)ができ、安全保障面ではWEU(西欧同盟)とNATO(北大西洋条約機構)ができているように、当時の欧州は同じ領域も複数ある状況であったためである。ECでは、各国の国益が優先される外交が行われたために論理の停滞を余儀なくされたが、1990年代に入って、複数の統合主体が並存するというようにイメージが変化しつつも再評価されるようになってきている。
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