1915年1916年とは? わかりやすく解説

1915年 - 1916年

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 14:41 UTC 版)

アウクスブルク (軽巡洋艦)」の記事における「1915年 - 1916年」の解説

1915年1月24-25日の夜、アウクスブルクボーンホルム島沖でロシア機雷原侵入し機雷衝突した乗組員沈没避けるため対処しその後修理のために港に曳航された。アウクスブルク4月には復帰しリエパーヤ対す大規模な作戦備えたドイツ軍は、ゴルリッツ=タルヌフ攻勢にてオーストリア・ドイツ軍の主戦場から気をそらすために、この港を占領することを計画していた。海軍からの支援要請受けた海軍は、沿岸防衛ベオウルフSMS Beowulf)、装甲巡洋艦3隻、アウクスブルクを含む軽巡洋艦3隻、そして多数魚雷艇掃海艇からなる部隊編成した。さらに、軽巡洋艦4隻、魚雷艇21からなる第4偵察隊北海から派遣され作戦強化した5月にはドイツ陸軍リエパーヤ占領しその後ドイツ海軍前線基地となった同月末、海軍アウクスブルクリューベックSMS Lübeck)に機雷敷設作戦割り当てフィンランド湾入り口付近に機雷敷設計画した。しかし、巡洋艦テティスSMS Thetis)が潜水艦による攻撃受けたため、ドイツ海軍司令部作戦中止した6月1日アウクスブルクローンリューベック、および7隻の魚雷艇が、ボグスカール沖で機雷敷設就いた巡洋艦アルバトロスSMS Albatross)を護衛したアウクスブルクは、この作戦指揮官であるヨハネス・フォン・カープフ提督旗艦務めた機雷敷設終えたカープフは、任務完了して帰港することを本部無線連絡した。この通信ロシア軍傍受しドイツ軍艦隊迎撃することを計画しロシア装甲巡洋艦4隻および装甲巡洋艦リューリク配備し待ち伏せしようとした。カープフはロシア軍遭遇する直前戦力分散させ、アウクスブルクアルバトロス、および3隻の魚雷艇ロゼヴィア岬向かい残りリエパーヤ向かった6月2日午前6時30分過ぎ、アウクスブルクロシア軍発見した。カープフは速度の遅いアルバトロス中立国スウェーデン海域避難するよう命じアウクスブルク魚雷艇高速ロシア軍から逃れたその後交戦で、アルバトロス大きな損傷を受け、スウェーデン海域座礁したその後ロシア軍ドイツ軍第2部隊との交戦転じたが、アウクスブルクアルバトロスとの交戦弾薬少なくなり、交戦打ち切った6月28日夜、ロシアのカサーツカ級潜水艦オクン(Окунь)がアウクスブルクに2本の魚雷発射したが、いずれも外れたアウクスブルクは、1915年8月リガ湾の戦い英語版)に参加する部隊配属された。8隻の弩級戦艦と3隻の巡洋艦を含む大洋艦隊分隊は、リガ湾ロシア海軍部隊排除するためにバルト海入ったアウクスブルク8月16日戦艦ナッサウ英語版)とポーゼン中心とした第2次攻撃参加した8月19日の夜、アウクスブルクロシア砲艦2隻(シブッチとコレーエツ)と遭遇しアウクスブルクポーゼンはシブッチを撃沈したが、コレーエツはなんとか退避した10月13日未知潜水艦アウクスブルク魚雷発射したが、命中しなかった。1916年9月アウクスブルクイルベ海峡からリガ湾強行突破する作戦参加した戦艦スラヴァ中心としたロシア激し抵抗により、ドイツ軍湾内から後退せざるを得なかった。

※この「1915年 - 1916年」の解説は、「アウクスブルク (軽巡洋艦)」の解説の一部です。
「1915年 - 1916年」を含む「アウクスブルク (軽巡洋艦)」の記事については、「アウクスブルク (軽巡洋艦)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「1915年1916年」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「1915年1916年」の関連用語

1915年1916年のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



1915年1916年のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのアウクスブルク (軽巡洋艦) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS