尊厳死とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 生活 > 人生 > > 尊厳死の意味・解説 

そんげん‐し【尊厳死】

読み方:そんげんし

人間としての尊厳保ったままで命をまっとうすること。回復見込みのない状態や苦痛のひどい状態の際に生命維持装置無制限に使わないなどの対応がなされる


そんげんし 【尊厳死】


尊厳死 【そんげんし】


尊厳、死

作者歌野晶午

収載図書ハッピーエンドさよなら
出版社角川書店
刊行年月2007.8


尊厳死

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/09 05:52 UTC 版)

尊厳死(そんげんし、英語: death with dignity)とは、人間が人間としての尊厳 (dignity) を保ってに臨むことであり、インフォームド・コンセントのひとつとされる[1]安楽死蘇生措置拒否 (DNR) と関連が深い。


  1. ^ a b c d e f 樋口 範雄「終末期医療と法」『医療と社会』第25巻第1号、2015年、21-34頁、doi:10.4091/iken.25.21NAID 130005069613 
  2. ^ a b c 尊厳死という概念について”. 日本臨床倫理学会 (2014年11月19日). 2022年12月29日閲覧。
  3. ^ a b 「尊厳死」議論の手前で問われるべきこと”. SYNODOS (2015年6月30日). 2022年12月29日閲覧。
  4. ^ 【第一回】尊厳死と安楽死 長尾和宏”. 公益財団法人 日本尊厳死協会 (2014年12月26日). 2022年9月17日閲覧。
  5. ^ https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171114-00000041-sasahi-life
  6. ^ 佐藤愛子『九十歳。何がめでたい』p23(小学館)。
  7. ^ 安楽死で死なせて下さいp16.橋田壽賀子2017年8月
  8. ^ あるDJの安楽死きっかけ…「尊厳死法」を施行『読売新聞』朝刊2018年2月2日(国際面)
  9. ^ “延命治療中断を患者が選択、尊厳死法案が成立”. 朝鮮日報. (2016年1月9日). http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/01/09/2016010900507.html 2016年1月9日閲覧。 
  10. ^ https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/446d6f3852a85cfe57a8f50d8f1887b08eb5fa38
  11. ^ “延命措置の「中止」でも医師免責”. m3.com. (2012年6月7日). https://www.m3.com/open/iryoIshin/article/153998/ 
  12. ^ “自分の意志で死なせてほしい”という思い 橋田壽賀子さん「医者が罪問われない法制度を」
  13. ^ 『安楽死・尊厳死を語る前に知っておきたいこと』岩波書店、2019年7月5日。 


「尊厳死」の続きの解説一覧

尊厳死

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/15 06:26 UTC 版)

エドワード・ダウンズ」の記事における「尊厳死」の解説

致命的な病気というわけではないものの、長年ダウンズ段々と難聴になり、視力もほぼ失っていた。人工股関節施術後で健康が衰えると、夫人頼りっぱなし同然であった。そこへもってダウンズ夫人末期膵臓癌侵されていて、病魔肝臓にも転移しており、余命は数週間であることが明らかになった。 ダウンズ夫人は、身内宛てた手紙の中で、治療対す自分決意次のように打ち明けている。 しなければならなかった計画は、すべて実行してきました。いま私は、言っておかねばなりません。たとえもし、あとほんの少ししかこの世いられないとしても、死ぬことは全然怖くないのだと。自分無宗教だし、自分に関する限り宗教興味ありません。だからそのことをちょっと考えた人は、もう心配しないでね。愉快で面白人生でしたから、何の後悔もありません。あとどれだけ生きられる分からないけど、あなたたちと、ご家族みんなに愛を送ります。生ある限り人生楽しんで下さいね。 愛情をこめて ジョーン 2009年7月10日ダウンズ夫妻は、チューリヒ安楽死団体ディグニタス」の幇助によって、ともに自ら命を絶った2人自殺イギリスマスメディアによって重大事として報道された。 ジョーン夫人我が子立ち会うことを望んではいなかったが、ディグニタスはそれを奨励しており、「テッドとジョウニー」が時期が来たことを喜んでいたと報告した子供たちは、両親が「深刻な健康の問題」に苦しんでいたことを認め声明発表した発表され声明文によると、ダウンズは、たとえ聴覚失い失明しても、生き続けることができた筈だが、末期ガン苦しむ妻に先立たれることを本人望んでいなかったのだという。

※この「尊厳死」の解説は、「エドワード・ダウンズ」の解説の一部です。
「尊厳死」を含む「エドワード・ダウンズ」の記事については、「エドワード・ダウンズ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「尊厳死」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

尊厳死

出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 15:55 UTC 版)

名詞

そんげんし

  1. 人として尊厳を保つために死にいたらせること。一般には、植物人間状態乃至脳死態といった、もはや人として意思表明しえず、延命装置支援なしでは、生存続けられない状態にある患者に対して積極延命措置をやめ死にいたらせること。

関連語

翻訳


「尊厳死」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



尊厳死と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「尊厳死」の関連用語

尊厳死のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



尊厳死のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
中経出版中経出版
Copyright (C) 2024 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
葬儀の相談センター葬儀の相談センター
Copyright(c)2024 葬儀の相談センター All Rights Reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの尊厳死 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのエドワード・ダウンズ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの尊厳死 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS