魔法教師
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 17:26 UTC 版)
魔法教師は基本的にG(ゴールド)プレートを所持し、ブラックプレートでもある。 柊賢二郎(ひいらぎ けんじろう) 魔法技術主任教員であり、愛花の父。37歳。魔法の能力は校長に次ぐ実力者であり、校内全ての生徒から恐れられている存在。無愛想でぶっきらぼうな態度が目立つが、愛花曰く本当は優しいらしく、かなりの親バカ。 その親バカぶりは、愛花が自分の意志で九澄の補佐につき、その意志の強さに負けても、後日C組のクラスメイト全員に、その手伝いをさせるという名目で、部屋に2人きりにさせないほど。 魔法の存在を外部の人間(九澄)にバラした責任で、九澄の事がバレれば彼自身もクビになってしまう為、九澄とは嫌々ながらも秘密を共有する事となる。九澄と愛花が仲が良くなりつつある事が非常に気に食わないが、土壇場による度胸は認めている。実は現在の九澄の現状を作り出した1人。 夏休み中盤以降、布敷島で九澄のM0を強化させるために彼を島に呼び寄せる。プレート修復中のため、九澄の指導を新垣に依頼する。なお、2学期に入る頃には予定より早くプレートの修復は完了した。 花先音芽(はなさき おとめ) 聖凪高校の学校長。穏やかな雰囲気の年配の女性で温厚な性格だが、意外と大胆不敵な面も持つ。入学面接試験では、魔法で若き日の姿(眼鏡をかけたそばかすのある女性)に変身して面接をしていた。ルーシーを校長室で栽培している。実は現在の九澄の現状を作り出した1人。なお彼女は、Gプレートではなく、Pプレートを所持している。 大木高男(おおき たかお) 聖凪高校教師。32歳。名前とは裏腹に小柄な体格で、その事を気にして8cmの上げ底靴を履いている。その事で九澄に「大先生」と呼ばれてよくからかわれているのと、(魔法を使えない事を隠し天才生徒で通す為の)九澄の授業中の不真面目な態度も相まって彼の事を快く思っていない。 百草紀理子(ももくさ きりこ) 聖凪高校教師。カールのかかったロングヘアで眼鏡を掛けた、スタイル抜群の美女。 魔法試験では第二関門の試練を与える役目を担う。 門庭福夫(かどにわ ふくお) 聖凪高校教師。中年の男性。親父ギャグが好きらしく、連発しては周囲を呆れさせている(愛花除く)。魔法の1つとしてそれで呆れさせた人の体温を1度(単行本では0.3度になっていた)奪う力を持っている。人の話を聞かない時に多用する。魔法試験の後、ヅラを着用し始める。 新垣蓮道(にいがき れんどう) 元聖凪高校教師で、現在は布敷島研究所の責任者で教員の魔法指導をしている。甚平と髭がトレードマークの老人男性。魔法の実力は校長に並ぶほど。キセルを愛用し、煙を使った魔法を使用する。九澄のM0強化特訓の指導を担当する。 初登場M:62 鏡昭司(かがみ しょうじ) 聖凪高校教頭。サラリーマン風。夏休みは、校長代行をしていた。規則に厳しく、特例や特別扱いというのを一切許さない。3年魔法執行部は教頭の直轄であり、彼の指示で動かすことができる。 校長のプレート破損をきっかけに、3年魔法執行部を動かして九澄を調べようとする。普段は3年校舎にいる。 初登場M:67 花先音弥(はなさき おとや) 現校長・花先音芽の父であり、聖凪高校先代校長。幽霊のようだが、魔法で身体を作り出している。そのためか、他人からは彼に触れることはできないが、彼自身は物に触れることができる。少年の姿をしているが、年齢は102歳で、魔法の身体を少年時代に設定しているだけ。一人称は「ボク」。音芽とは違い、その黒い性格が前面に押し出されている。プレートを用いずに魔法を使用することが可能で、強力な魔法を使用できる。また、相手の思考を多少読み取る力がある模様。 聖凪高校敷地内北エリアの石碑の地下に住んでいる様子。40年前に音芽に校長の座を渡してからは、ブラックプレート階級判定上の責任者を務めている。九澄がブラックプレートを持つに値するか試す。九澄がブラックプレート階級判定試験中に、本人が入っていない九澄の身体を無断で拝借し、音芽に会うべく学校へと乗り込む。柊父とも面識がある。 初登場M:88 滝和昌(たき かずまさ) 聖凪高卒業生で、柊父の元同級生。37歳。 魔法技能を管轄する特殊機関にいたが、尾輪哩高への赴任が決まっている。 聖凪高の魔法教師ではない。
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