騎馬民族ナルアヴァル
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「ハンドレッドソード」の記事における「騎馬民族ナルアヴァル」の解説
ラーフ・ナルアヴァル アドベンチャーモード・主人公の1人。騎馬民族ナルアヴァルの国王。その若さでの立場から少年王と呼ばれている。15歳。 母は奴隷民族ラ=ヴールの王族であり混血。父王逝去により若くして国王となる。理想主義者で、かつて世界大陸を蹂躙した自国の歴史を憂い、世界平和を望んでいる。グラン女王、ファルス・ル・グランと文のやり取りをしており、お互いに心惹かれている。 パルミラ・ナルアヴァル ラーフの母で前ナルアヴァル王スヴェロの妻。 元は奴隷民族ラ=ヴールの王族で褐色の肌を持つ女性。スヴェロとはその王子時代、彼が旅にした折に知り合いお互いに身分を知らないまま恋に落ちた。2人の間には保守的で頑迷な障害が多かったが2人の力でこれを克服して結ばれた。 ネル・シュリンクマン ナルアヴァル王家に代々仕えているシュリンクマン家の長女。16歳。 ラーフとは幼馴染みの間柄であり、生涯を王と共にする「不即不離の官」に立候補する。弓の使い手であり、ナルアヴァルの弓騎兵を束ねている弓騎卿。ラーフに密かな想いを抱いているようであるが、現在のところは親友の間柄。 デアモンド・アーブラス 「神槍」「大アーブラス」の異名をもつ大騎卿。ジョアン・アーブラスの父。 ラーフと若い幕僚達を導く経験豊かな人物。長きに渡る謀士民族マスカーとの戦いでの最後の戦役でもあり、「まやかし兵」を率いるダビドフ・ウォードレードとは一族を滅ぼされた因縁をもたれている。又、この戦いにおいて目を失明している。 ジョアン・アーブラス ナルアヴァル最高の騎士、デアモンド・アーブラスの一人息子で、ラーフとネルとは親友の間柄。「小アーブラス」の異名をもつ。18歳。 彼もまた「不即不離の官」に立候補することになる。向こうみずで猪突猛進な性格のため、父からは時折叱咤されている。龍騎兵軍を率いる槍騎卿。 ソーン・ソマーヴィル ラーフの叔父。35歳。 龍歩兵軍を率いる兵騎卿。大アーブラス、小アーブラス共に補佐する役回りである。とても熱くなる性格と生来のめぐり合わせの悪さから失敗が多い。 アナ・ルルースマン ナルアヴァルの弓兵軍を率いる少女。16歳。 性格は寡黙。冷静だと思われがちだが、言う事をあまり思いつかない気質。ネルとは弓の腕を競う間柄で仲が良い。 ラシード=デ・ダナン 詩人の家系。ダナン家の棟梁。男性。34歳。 ナルアヴァルの公式の政務・官報官、史書編纂家であり、ラーフの家庭教師である。 シェルキー・ダグロ ナルアヴァルの剣兵軍を指揮する歩兵指揮官の男性。ソーンとは正反対の性格でのんびりやで古女房的な存在。 シュー・アンブロア ラーフとファルスの文通の仲立ちをしている、獣人族の少年。年齢は約10~12歳。 はしっこく、機転の利く陽気な性格。昔、ナルアヴァルに蹂躙された一族の末裔。しかしラーフに怨みを全くもってはいない。 ミュウ=ミュウ・ベァートゥス 獣人族の少女。ヴィルナのガオンを教王にいただく「血の石教」の司祭。 ラーフ達の行動を共にしながら、戦いそのものが愚かと見ており、しばしばその視点からラーフの決断を判断する。 シンシン ラーフの身の回りをする女官。古い気質持つナルアヴァル人。自由奔放にふるまうラーフを王族らしい所作を教え込もうと日々奮闘をしている。
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