館・展示物とは? わかりやすく解説

館・展示物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 00:05 UTC 版)

日本万国博覧会」の記事における「館・展示物」の解説

テーマ館一部として岡本太郎意匠による「太陽の塔」が作られた。現在も残され万博記念公園シンボルとなっている。 現在、唯一会場内残存している鉄鋼館改修され2010年3月13日資料館EXPO'70パビリオン」としてリニューアルオープンした。もともと鉄鋼館現代音楽などの音楽公演を行うパビリオン最新音響設備備えており、40年ぶりに公開されるメーン施設「スペースシアターホール」は、当時の光のショーイメージして色とりどりの照明演出している。 シンボルタワーの「エキスポタワー」は菊竹清訓設計で、閉幕後残され展望塔として観客集めていたが、老朽化により1990年閉鎖された。2002年夏から2003年春にかけて撤去工事が行われ現存しない。 世界美術品集めた万国博美術館開催後国立国際美術館として再利用され、隣接する万国博ホール多目的ホールとなった。しかし老朽化により2004年閉鎖され、ともに解体された。 アメリカ館ではアポロ計画持ち帰られ月の石展示され話題となる(1969年アポロ12号お土産。なお日本館4号館にもアポロ11号持ち帰ったもの展示されていた。)。 インド館では「アショカ・ホテル」によるインド料理レストラン開設され人気博した。なお同レストラン運営にはインド独立運動闘士で、インド料理老舗の「ナイルレストラン」のオーナーであるA.M.ナイル全面協力している。 民間企業パビリオンとしては、三菱未来館日立グループ館などが人気集めた松下館展示されタイムカプセル当時各種物品詰め、同じものが2つ大阪城公園埋められている。ひとつは5000年後6970年に開封予定もうひとつ内容物の状態確認のため、2000年以降100年ごとに開封されることになっており、2000年3月15日当初予定通り掘り出して最初開封が行われ、点検作業のあと同年11月23日に再び埋設された。さらに、地上用残され内容物含めた同じもの一式大阪市寄付され1971年11月22日から同公園内にあった大阪市立博物館展示された。2001年大阪市立博物館閉館して以降大阪市中央区にある大阪歴史博物館にて保管されており、1階タイムカプセル本体展示している ほか、2005年には内容物30件の展示が行われた。また、大阪府門真市にあるパナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館(旧・松下電器歴史館)でももうひとつタイムカプセル本体展示している。 古河パビリオン未来的建築の並ぶ会場内であえて「外し狙い古典的に東大寺過去存在し落雷で燃失した東塔[要出典](七重塔)を再現していた。会期終了後東大寺より移設要望もあったが、資金上の問題もあり最上部の相輪部のみ寄贈されるにとどまる。 エチオピア館は竹を編み上げた特徴的な外観であったが、完成開会式直前となったことなどから、しばらくの間展示物何もないがらんどう空間となっていた。

※この「館・展示物」の解説は、「日本万国博覧会」の解説の一部です。
「館・展示物」を含む「日本万国博覧会」の記事については、「日本万国博覧会」の概要を参照ください。

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