陰陽師関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:50 UTC 版)
陰陽師(おんみょうじ) ケガレと戦い、祓う使命を背負った人間の総称。呪護者(しゅごしゃ) 陰陽師となる素質のある人間には、呪護者と呼ばれる守護霊が憑いており、呪護者に陰陽師がついていることが陰陽師を名乗る絶対条件。呪護者とは呪力そのものであり、呪力の成長の仕方や資質、大小なども呪護者によって決まる。 陰陽五行(いんようごぎょう) 陰陽師やケガレが持つ呪力の属性。木火土金水の五つに分類。 任務等級(ミッションランク) 陰陽師が請け負う任務の難易度。低い順からE級:戦闘後現場の遺体・武器回収<D級:泥眼種討祓<C級:般若種討祓・旧階層調査<B級:蛇種討祓・拠点設置<A級:真蛇種討祓・新階層調査<S級:婆裟羅種討祓・その他最上位級危険度任務 双星の陰陽師(そうせいのおんみょうじ) 神託により導かれた最強の陰陽師である「神子(みこ)」を産むことを運命づけられた最強の陰陽師の夫婦に与えられる称号。呪力を重ね合わせて増幅する共振(レゾナンス)やケガレの声を聞く受心(レセプション)など他の陰陽師には無い特殊能力を持つ。過去にも何度か双星と呼ばれる者たちが現れたらしいが、いずれも神子を誕生させることはなかった。他の陰陽師と違って特定の呪護者を持たない。男の方は太陽、女の方は太陰。太陽(たいよう) 双星の陰陽師の男。安倍晴明が生み出す究極の陽の器。 呪護者を始めあらゆる次元に存在する陽の気を持つ祖霊から呪力を得ることができる。 太陰(たいいん) 双星の陰陽師の女。蘆屋道満が生み出す究極の陰の器。ケガレから呪力を得ることができるケガレの姫。 必ず蘆屋道満をルーツ(血筋)に持つ。陽の力を扱う陰陽師としての姿はサナギのようなもので前段階として必ず陽の呪力を失い、再び呪力を得るには羽化の儀式を成功させケガレに転生する必要がある。歴代の太陰は例外なく呪力を失い、取り戻す為に千怒の下を訪れ真実を知った太陰はある者は悲嘆し自害、ある者は使命を投げ出した。知ってなお羽化の儀式に挑んだ者も大半は失敗し死亡、成功したのは二〜三人。それらも神子を生み出しておらず千怒は戦死したか、太陽に先に死なれたか、陰陽師に殺されたと推測している。 太極(たいきょく) 双星の陰陽師から生まれるとされる神子。双星の命を捧げることで誕生するとされる。未だ誕生に成功していないため、存在自体が未知数。 雛月の悲劇(ひいなづきのひげき) 雛月寮に禍野から現れたケガレにより候補生の大半が死亡したとされる事件。真相は悠斗が候補生をケガレ堕ちの実験材料として儀式に利用し彼らをケガレに変えてしまったことにより引き起こされた事件。 呪装(じゅそう) 陰陽師が体内に宿す呪力を武器や防具に纏わせたもの。ケガレに対抗する唯一の手段。体の部位、武器等、それぞれに呪装させることが可能。複数同時に呪装した状態は「連装」と呼ばれ、鍛錬を積めばより複数の呪装を連装させることが可能となる。形状、性能は様々であり、また、当人の呪力の量が多ければ効力は比例する。 霊符(れいふ) 陰陽師が使用する。呪力の開放や、禍野の行き来に使われ、基本的に書くことで補充されるが、一生使うことができるものも多く存在する。霊符は筆を使って書き、上手く出来なければ無駄な呪力がこもって非常に心細い霊符となってしまうが、逆に上手く出来れば強力な霊符となる。また、霊符は使用者の心情をくみ取って力を発揮するため、下手をすれば自分に術がかかってしまうこともある。 式神(しきがみ) 陰陽師の相棒的存在。種類は様々で家事手伝い専門の非戦闘型や戦場でサポートを行う支援型など種類は千差万別。土御門島には持ち主不明の野良式神が多数存在する。 特異点(とくいてん) ケガレと陰陽師の戦いの大きな転換期のこと。 現在、ケガレとの戦いは「双星の出会い」→「成長と覚醒」→「太陰が力を失う」→「ケガレの大攻勢により土御門島が壊滅」→「最初に戻る」というサイクルを繰り返しており、特にこのケガレの大攻勢を特異点と呼んでいる。 この「ケガレの大攻勢による土御門島の壊滅と再スタート」を乗り越えるのが現状の目的である。
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