長野県道60号長野荒瀬原線とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 建物・施設 > 路線 > 道路 > 長野県道 > 長野県道60号長野荒瀬原線の意味・解説 

長野県道60号長野荒瀬原線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/01 16:41 UTC 版)

主要地方道
長野県道60号長野荒瀬原線
路線延長 23.4 km
制定年 1982年昭和57年)
起点 長野県長野市
終点 長野県上水内郡信濃町
接続する
主な道路
記法
国道406号
国道18号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

長野県道60号長野荒瀬原線(ながのけんどう60ごう ながのあらせばらせん)は、長野市平林二丁目を起点とし、上水内郡信濃町荒瀬原を終点とする県道主要地方道)である。

概要

長野市中心部と飯綱町を短絡し、飯綱町を縦断して野尻湖東岸の信濃町荒瀬原地籍に至る路線である。長野市吉田一丁目から飯綱町牟礼地籍までの区間は旧北国街道(即ち旧国道18号)に相当するが、バイパス整備が進んだ結果、当時の道筋と重なる箇所はわずかである。

路線データ

主要構造物

吉田桐原隧道・開通見学会の様子(桐原二丁目)
  • 吉田桐原隧道(よしだきりはらずいどう=長野市桐原二丁目 - 吉田一丁目)
    • 全長 - 約460 m
    • 幅員 - 24.40 m(車道部16.00m=4車線・歩道部両側各3.00m)
    • 構造 - ボックスカルバート
    長野電鉄長野線をくぐる隧道。2021年令和3年)開通。
  • 稲田大橋(いなだおおはし=長野市吉田二丁目 - 稲田一丁目)
    • 全長:18.80m
    • 幅員:8.50m(車道2車線・両側歩道)
    • 構造:PCT桁
    浅川に架かる橋梁1982年(昭和57年)架設[1]
  • 駒沢大橋(こまざわおおはし=長野市徳間一丁目 - 若槻東条
    • 全長:31.2m
    駒沢川に架かる橋梁。1982年(昭和57年)架設。
  • 華表橋(とりいばし=上水内郡飯綱町牟礼 - 普光寺)
    • 延長 - 18.2 m
    • 幅員 - 7.5 m(車道1.5車線・歩道なし)
    鳥居川に架かる橋梁。1984年(昭和54年)架設。南詰はすぐ踏切(しなの鉄道北しなの線)となっている。牟礼駅と旧三水村側とを結ぶ。

歴史

吉田・若槻地区の経路の変遷

路線状況

起点付近では、JR東日本長野総合車両センターJR貨物北長野貨物駅の間を進む。桐原跨線橋でしなの鉄道北しなの線北陸新幹線を一跨ぎにし、北長野通りと交差すると続いて吉田桐原隧道で長野電鉄長野線をくぐり、長野市吉田一丁目地籍で相ノ木通り(旧北国街道)・SBC通りと交差する。ここまでは4車線で、これより先は2車線である。

SBC通りを越えると若槻大通りと呼ばれる区間である。再び旧北国街道と交差する田中交差点まではロードサイド店が軒を連ねるが、その先は飯綱町牟礼まで果樹園の間を抜ける快適な道(平出バイパス四ツ屋バイパス)が続く。髻山東側の峠を越えるが、西側の坂中峠と比べて、カーブ・勾配が少なく走りやすい道路である。

牟礼宿の入口(飯綱町牟礼)で旧北国街道と別れ、牟礼駅近くを経て牟礼駅入口交差点で国道18号と交差すると、旧三水村の中心部を縦断しながら再び山間に入っていく。一部(御所の入集落付近)やや狭隘な箇所もあるものの、基本的には2車線の快走路である。上信越自動車道をくぐり、飯綱町・信濃町境を越えると、豊田飯山IC野尻湖とを結ぶ長野県道96号飯山妙高高原線に突き当り終点となる。

別名

バイパス

長野市側から順に記載する。なお、いずれのバイパスについても、旧道は県道の指定を外れている。

  • 高田若槻線桐原〜吉田工区(長野市桐原一丁目 - 吉田一丁目)[5]
    • 全長 - 0.88 km(桐原交差点 - 長野吉田高校東交差点)
    • 幅員 - 25 - 34 m(4車線)
  • 若槻大通り(長野市吉田一丁目 - 長野市田中
    • 全長 - 3.2 km(長野吉田高校東交差点 - 田中交差点)
    • 幅員 - 16 m(2車線)
    旧道(旧北国街道)の西側に並行する新道。
平出バイパス開通記念碑(上水内郡飯綱町平出)
  • 平出バイパス(ひらいでバイパス=長野市田中 - 飯綱町平出)
    • 全長 - 6.2 km(田中交差点 - 三本松交差点)
    • 幅員 - ○○○ m(2車線)
    長野市・飯綱町境の旧道の東側に並行するバイパス。旧北国街道狭隘区間を迂回する。1994年平成6年)全線開通。
  • 四ツ屋バイパス(よつやバイパス=飯綱町平出 - 飯綱町牟礼)
    • 全長 - 2.1 km(三本松交差点 - 飯綱病院付近)
    • 幅員 - 12.0 m(うち車道6.5 m=2車線)
    平出バイパスから連続して、旧道の西側に並行するバイパス。旧北国街道狭隘区間(幅員4.2m)・急勾配区間(10%)を解消する。2010年(平成22年)全線開通。
  • 普光寺バイパス(ふこうじバイパス=飯綱町普光寺)
    1992年(平成4年)開通。
  • 芋川バイパス(いもがわバイパス=飯綱町芋川)

重複区間

地理

通過する自治体

交差する道路

長野市

市道(高田若槻線

飯綱町

信濃町

沿線

長野市

飯綱町

脚注

関連項目





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「長野県道60号長野荒瀬原線」の関連用語

長野県道60号長野荒瀬原線のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



長野県道60号長野荒瀬原線のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの長野県道60号長野荒瀬原線 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS