鈴木財閥関係者
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「名探偵コナンの登場人物」の記事における「鈴木財閥関係者」の解説
鈴木 園子(すずき そのこ) 鈴木 次郎吉(すずき じろきち) 声 - 永井一郎(第356話 - 第725話、劇場版第14作)→富田耕生(第746話 - 第984話、劇場版第19作) 鈴木財閥相談役。会長である鈴木史郎の従兄弟で、園子からは「おじさま」と呼ばれている。72歳。誕生日は11月29日。 原作では笑い方が独特で「アッアッアッ」と描かれている。東都大学法学部卒業。現在はほぼ隠居の身で、会社経営は史郎に任せて自身は道楽三昧(どうらくざんまい)をしている。ゴルフのヨーロッパオープン、ヨットのUSAカップ、世界ハンバーガー早食い選手権やサバンナラリーなどに出場してはそのすべてで優勝しており、それ以外にも最年長エベレスト登頂記録やフリーダイビング新記録保持者、人力飛行機世界一周などを行っている。コナン程ではないが割合に勘も鋭く、自身の所有する博物館の展示会の主催者が何かを企んでいると察知したこともある。視力が弱くコンタクトレンズを使用している。 「人力飛行機世界一周を成し遂げたのと同時期にキッドの事件が発生し、それを報じた記事に新聞の1・2面を取られ、自分の記事が3面の隅に追いやられた」という理由から、キッドにはただならぬ敵対心を抱いている。キッド捕縛を自身の伝記のラストに飾るべく幾度も勝負を挑み続けているが、キッドには逃げられて所有する宝石はコナンに守られるという痛み分けの結果が繰り返されている。仕掛ける罠については奇想天外なものが多く、コナンはキッドの変装よりも先に、その罠を看破してから彼の行方を追っていくようにしている。いつも宝石を取り戻してもらう関係のコナンに対しては、手柄を横取りされてしまうこともあるが、その実力は認めている。 劇場版第14作『天空の難破船』では、テロ組織「赤いシャムネコ」壊滅に協力したことがきっかけで、キッドとの対決のために用意した飛行船をハイジャックされる被害に遭った。なお、この時には阿笠博士のクイズをいとも簡単に解いている。 ルパン 鈴木 史郎(すずき しろう) 声 - 松岡文雄 園子と鈴木綾子の父で、鈴木財閥会長。51歳。国内でも有名な資産家で、政財界にも影響を与える程の財力と権力を有している。 綾子からは「お父さん」、園子からは「パパ」と呼ばれる。小太り。 人柄は良いが、怪盗キッドの予告状が届いた際に激昂して破り捨てたこともある。趣味で日本画を描いている(園子談)。格闘技観戦も好きで、当初から園子と京極の交際には賛成していた。 鈴木 朋子(すずき ともこ) 声 - 一柳みる 綾子・園子姉妹の母。史郎の妻。43歳。 園子からは「ママ」と呼ばれる。年齢をあまり感じさせない若々しい美女。左目の下のホクロが特徴。 「鈴木財閥会長の妻」としての気位が非常に高く、やや保守的。一方、園子の友人である蘭や新一には気前良く接する。怪盗キッドを挑発するような余興を企画し、挑戦的な発言をする大胆不敵さも持っている。 綾子が他家財閥に嫁ぐため、優秀な男性を園子の夫として婿入りさせて鈴木財閥を継がせようと考えており、当初は京極との交際に断固反対の立場をとっていたが、キッドから宝石を守り通した京極の真剣さを見て、「いじめ甲斐がある」とやや危ない発言もしつつ考えを改めて京極を認める。 鈴木 綾子(すずき あやこ) 声 - 元井須美子(第34話 - 第35話)→鈴鹿千春(第72話 - ) 園子の姉。24歳。 大学院生。妹の園子からは「姉貴」と呼ばれる。園子と違って落ち着いた性格。大学時代は映研に所属してメイク・衣装を担当していた。富沢財閥会長の三男で画家の富沢 雄三(とみざわ ゆうぞう、声 - 松本保典)と婚約している。 後藤 善悟(ごとう ぜんご) 声 - 楠大典 次郎吉のボディガードを務める男性。38歳。 非常に無口で、次郎吉から信頼されている。 劇場版第19作『業火の向日葵』では日本における「ひまわり」の警備隊のリーダーを務めたが、実は本人ではなく怪盗キッドのアシスタントの寺井 黄之助(じい こうのすけ、声 - 肝付兼太〈第219話〉→秋元羊介〈第356話 - 〉 / 陶山章央〈青年時代〉)が変装した姿だった。
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