邦子関係の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 02:43 UTC 版)
「渡る世間は鬼ばかりの登場人物」の記事における「邦子関係の人々」の解説
小川 → 小島 → 野々下 →小島 邦子(くにこ) 演 - 東てる美 キミの次女で久子の妹。小川との離婚後、野々下の妻となるも離婚。姉や母親と同様自分勝手でわがまま。キミや久子以上にヒステリックで乱暴な性格をしている。姉の久子や幸楽従業員の聖子同様トラブルが起きると幸楽が開店中でもお構いなしに「母ちゃん! 口惜しい!」と叫び真っ先に母親のキミに泣きつく。第1 - 第6シリーズでは愛がスキーに行けるように便宜を図ったり五月達に気を遣う場面も僅かに見られたが第7シリーズ以降は横暴で短気でわがままで自己中心的な姿勢は基本崩さずにいて久子と違い五月達に改心して気を遣う場面もほとんどなくなった。しかし他人の聖子の魂胆を見抜く力がありゴマすりには決してなびかず聖子の前では五月夫婦の味方をして牽制する。小川浩介と結婚し、二人の子供を育てる専業主婦となる。「幸楽」改築後は、その前に小さな化粧品店を開く。実家の木材業を浩介が継ぐこととなり実家へ入るが、商家の暮らしと姑の仕打ちに耐えられずに離婚。一時は立石一茂と付き合うが、立石が癌で急死する。その後、「幸楽」の2階に住み、自活の道を探る。クレーン車の免許を取り現場で働いていたときに野々下と知り合い再婚する。離婚して独り身だと思っていた野々下を頼って娘の加津が現れるが、引き取りを拒否する。行き場のない加津は「幸楽」で暮らすことになる。 加津を引き取って一緒に暮らそうとする野々下との間でたびたびトラブルを起こし、何度も離婚の危機を迎える。第7シリーズでは離婚して加津とみのりと暮らしたいと、野々下が借りたマンションでゴルフクラブを振り回して部屋を滅茶苦茶に破壊し、離婚を思いとどまらせる。第8シリーズでは高校休学した加津と暮らすため、野々下が契約したマンションを先回りして解約した。 第9シリーズでは久子の経営する洗濯代行業「らくらく」で働くが、半年もたたないうちに辞める。最終シリーズ第3話では、野々下からついに離婚を言い渡されたのち、自分名義になっていた家を株の失敗で作った借金の返済にあてることとなり、小島家に引っ越す。その後は姉の久子夫婦とともに「幸楽」餃子のインターネット販売をする。第29話、事業が大ブームになって、このままいけば母のキミをアメリカから呼び戻そうと発言する。しばらくは小島家で暮らすが、最終シリーズ第46話で姉の久子が購入してリフォームした中古マンションへ引っ越す。2013年で登場した以降は出番はなかったが、2019年はキミの四十九日法要のシーンで登場した。この時キミの遺産を五月に相続する事に不満を抱いたが、幸吉の時とは違いちゃんとした遺言状があったため渋々納得した。 隆(りゅう) 演 -五十畑迅人(小学生時代・第3シリーズ迄)→ 田中恭兵(中高生時代・第4 - 7シリーズ)→ 森宮隆(成人後・最終シリーズ) ミカの兄。浩介の長男。両親の離婚後は邦子に引き取られて小島家で暮らす。眞への対抗心を持つ母に無理矢理学習塾に通わされて辟易し、眞と一緒に勉強するものの、眞とは反対に私立中学は不合格に終わる。一時、幸楽を継ぎたいと言い出したため、勇が手伝わせるが、野菜洗うのにお湯が出ないと文句言うなど数日で音を上げる。都立高校入学前に眞と高橋家に「男3人合宿生活」に行った際、高橋家の上の階の部屋で漏水し、高橋家も被害が出る。そのとき、駆けつけた水道工事の仕事ぶりを見て、目標を見つける。大吉の紹介で北原設備工業に住み込みで就職。以後、「おかくら」にときどき修理や食事をしに来るようになる。就職に対し、邦子は猛反対するが、自分の思いを通す。眞の他、望や森山とも仲が良く、私立中学を不合格となって荒れたときにも、眞のフォローで立ち直る。2回目の「男3人合宿生活」は眞が店の都合で途中リタイアしたので、野々下長太が参加する。望のボランティア活動にも同行する。のちに国家資格に合格したことで母とは和解する。なお、隆・眞・登の3人は同年齢であるが、加奈・登とは交流がない。 ミカ(1995年年末から第8シリーズ) 演 - 小此木麻里 隆の妹。浩介の長女。両親の離婚後は母の実家「幸楽」で兄とともに暮らす。母が野々下と再婚してからは、裕福な暮らしをする。のちに男と同棲。第9シリーズ以降は名前だけで登場はない。
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