諜報・特殊任務
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「大水滸シリーズの登場人物」の記事における「諜報・特殊任務」の解説
褚律(白打鬼) 呉用の護衛・従者。 (楊令伝)婁敏中の弟子で師の命により趙仁(呉用)の護衛・従者を務める。方臘が童貫に敗れ、趙仁が武松たちに引き取られた際に行動を共にし、梁山泊へ入山する。引き続き呉用の護衛を務め続けていたが、命を受けて見聞の旅に出る。帰還後、失明により隠棲した燕青の後任として江南での諜報・特殊任務を担当、致死軍や公孫勝らと共に赫元の拉致や李富暗殺を遂行した。性格は寡黙で呉用以外の人間と関わることも少なかったが、徐々に変化していった。候真と互角の体術を遣うが、船酔いするため船が苦手。 (岳飛伝)主要メンバーによる大会議の決定により、聚義庁の特命を遂行する部署を担当する。燕青の命により楊令暗殺の真相を探るべく、死亡した欧元の身元を調べ始める。 喬冽→喬道清 傭兵。のちに公孫勝の従者。 (楊令伝)原典では田虎配下の道士で、後に梁山泊へ加わる。『楊令伝』では韓白竜の部下として梁山泊に加わったが、公孫勝に心酔し彼の従者となる。その後、僧形となり喬道清と号する。公孫勝・武松と共に金や西夏への特殊工作に関わる。戴宗の死後は褚律とともに諜報を担当する。呉用・公孫勝らと李富の暗殺を実行し、死に瀕した公孫勝から友と呼ばれる。 (岳飛伝)公孫勝の代わりとしての役割を自らに課し、同安で暮らしていた王清に接触。米商人として梁山泊の物流に関わるよう王清に働きかける。以降は表向きの顔として食堂と魚の仲買人を兼業しつつ、王清らの活動を監督する。 徐絢 (楊令伝)間諜。戴宗の部下だが、遊妓として諜報活動を行うため蔑まれている。李師師の妓館へ潜入し、情報を受け取りに来る候真と恋仲になる。候真の恋心を知った燕青と公孫勝の計らいで身請けされるも、靖康の変の後に志願して南京応天府の宮廷へ潜入。金軍の南下による混乱の最中、宋皇族の秘密が潜む系譜図を入手するも深手を負い、駆けつけた候真に系譜図を託して息絶えた。『岳飛伝』では候真が徐絢との思い出や戴宗との因縁、宋太祖系の系譜や印璽について回想している。 五郎 (楊令伝)日本人。奥州藤原氏の分家安東氏の一族。土地に関する抗争で土地を追われ、その後、日本と交易を行うために瓊英が梁山泊に連れて来た。最初は言葉が喋れなかったがすぐに馴染み、瓊英の補佐・案内を担当。また、耶律大石との交渉に向かう杜興の従者を務めて西域へ向かったこともある。日本刀の使い手で腕は立つ。後に日本との交易に従事する張朔に日本語を教える。 源太 (楊令伝)日本人。五郎と同じく奥州藤原氏の分家安東氏の一族。共に梁山泊へ身を寄せるが、二人とも軍制に加わえられていないので、特に所属はない。日本などへ向かう五郎とは異なり、あまり梁山泊を離れることがない。孫二娘を「おふくろ」と慕い、従者として行動する。 (岳飛伝)孫二娘の養子として彼女と行動を共にする。結婚もしており息子もいる。南宋水軍の攻撃を受けた沙門島を放棄する際に、孫二娘から形見として印鑑を託され脱出する。
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