やりつ‐たいせき【耶律大石】
耶律大石
耶律大石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 23:41 UTC 版)
「大水滸シリーズの登場人物」の記事における「耶律大石」の解説
(楊令伝)中央アジア東部に拠点を置く独立勢力の首領。遼最大の北辺の軍閥の首領だったが、聞煥章との出会いにより、新しい国の建国という生まれて初めての夢を抱く。燕軍の総帥として趙安を相手に互角の戦いを繰り広げるが、耶律淳の死後は、隷下四万の軍勢を引き連れ西遷。西夏のさらに西の川辺に拠点を築き、猶も三万の軍を維持し続ける。当初それなりに広い領域に対して影響力を保持するものの、隷下の軍で治安を維持することにより周辺小勢力の長として認められているという弱い支配力しか持ちえていなかった。後に梁山泊の交易路構想に協力し、勢力の西進を図りウイグルを攻撃、これを従え、虎思斡耳朶(クスオルダ)を本拠とし、彼の地に遼を再建、初代皇帝となる。その支配領域にはイスラム教の信者が多く、梁山泊の商隊もその宗教慣習に気をつかっている。
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