翰林院とは? わかりやすく解説

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かんりん‐いん〔‐ヰン〕【×翰林院】

読み方:かんりんいん

中国で、唐の玄宗時代以来高名な儒学者学士召し詔勅起草などに当たらせた役所清朝では国史編纂(へんさん)、経書侍講などを主に担当した

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翰林院

読み方:カンリンイン(kanrin’in)

中国、唐中期以降、主に詔書起草当たった役所


翰林院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/14 14:30 UTC 版)

翰林院(かんりんいん、満州語:bithei yamun)は、玄宗開元26年(738年)に設けた翰林学士院がその起源で、唐代中期以降、主に詔書の起草に当たった役所のことをいう。元代には国史院と統合されて、翰林国史院と呼ばれていた[1]が、明代には旧に復した。大順では弘文館と呼ばれた。


  1. ^ モンゴル帝国には既にウイグル人による必闍赤(Bichikchi)と呼ばれる翰林院と同じ役目を果たす役所が存在したため翰林院を置く理由がなかった。そのため、中国歴代王朝にあった翰林院再興に尽力した王鶚はウイグルにはなかった「正史編纂」を口実として翰林院再興をクビライ・カアンに勧めた。その経緯から、既存の必闍赤と併置する形で翰林国史院が設置されたのである(道上峰史「元朝翰林国史院考」(所収:『明代史研究会創立三十五年記念論集』、汲古書院、2003年))。


「翰林院」の続きの解説一覧

翰林院(かんりんいん)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 17:24 UTC 版)

彩雲国物語の用語」の記事における「翰林院(かんりんいん)」の解説

文学書芸図画など芸術関連の局を管轄する長官高齢により引退後任保留になっている現実の翰林院は詔勅起草などを担う。

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翰林院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 08:31 UTC 版)

万暦首輔張居正」の記事における「翰林院」の解説

呉中行中国語版)(演:丁正勇) 朝廷官吏。翰林院編修王正部下張居正門下生ではあるが、張居正奪情(※ごく例外的に「守制」を行わず引き続き官界留まること)を行った際は、これに猛反対その結果万暦帝逆鱗触れ杖刑処され上で辺境流罪とされた。しかし張居正死去すると、張居正一派粛清したいと目論む万暦帝呼び戻され恩赦受けて中央官界返り咲いた趙用賢中国語版)(演:劉旭) 朝廷官吏。翰林院修撰王正部下張居正門下生ではあるが、張居正奪情(※ごく例外的に「守制」を行わず引き続き官界留まること)を行った際は、これに猛反対その結果万暦帝逆鱗触れ杖刑処され上で辺境流罪とされた。しかし張居正死去すると、張居正一派粛清したいと目論む万暦帝呼び戻され恩赦受けて中央官界返り咲いた

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「翰林院」を含む「万暦首輔張居正」の記事については、「万暦首輔張居正」の概要を参照ください。

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