解放後の村立町立図書館とは? わかりやすく解説

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解放後の村立・町立図書館(1951-1985)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/13 00:42 UTC 版)

飯田市立上郷図書館」の記事における「解放後の村立・町立図書館(1951-1985)」の解説

1953年昭和28年)、図書目録作成して各戸配布し学校に通う児童・生徒を介して図書貸し出すというサービス映画会の会場出張して貸し出しを行うサービス開始した1955年昭和30年12月下伊那図書館協会(現・飯田下伊那図書館協会結成大会飯田図書館開かれ、同会は飯田図書館事務局とし、初代会長飯田図書館長の池元威男が就任したこれに伴い北部地区図書館協議会発展的に解消下伊那図書館協会北部支部となった。 かつて上郷青年会活躍した主要人物からは、上郷村長や助役長野県議会議員になるなど政界進出を果たす者と、労働運動原水爆禁止運動など社会運動家となる者が現れた。特に上郷文庫設立運営中心的な役割務めた人物村長助役就任した際には、図書館経費手厚く保障する政策実行、「をゆり動かす力を図書館から」というスローガン掲げるほどであった。この時代1956年昭和31年7月1日図書部員のうちの1人専任図書館員任命された。1958年昭和33年)の統計によると、当時村立上郷図書館は6,000冊を保有し同年上半期には1,450人が3,106冊を借りていった。1962年昭和37年1月6日には土日除いて毎日開館するようになり、開館時間は10時から17時となった一方、この時に上郷青年会運営から手を引いた1964年昭和39年11月1日上郷村民会館(上郷村飯沼3092番地)が落成し図書館その1階の3室を占めることになった旧図書館上郷村公民館南分館となった館長この頃教育長兼任であったが、1967年昭和42年)度からは図書館運営審議会意見汲み非常勤ながら専任図書館長が置かれることとなったそれ以降図書館職員数施設とも長期渡って変えられることなく上郷村が町施行により1970年昭和45年)に町立上郷図書館改称したくらいであった1976年昭和51年)度の蔵書数17,803冊、貸出冊数は4,624冊で、月1回読書会には9団体100人が参加していた。1953年昭和28年)に上黒田からPTA母親文庫として始まった家庭文庫この頃盛況で、51団体148人が活動し年間700冊が回覧された。図書館重点目標は、基本図書・郷土資料充実レファレンス徹底であり、特に後者1人対応するには限界があったが、図書館役割を果たすためにも重要視されていた。この頃有線放送使って図書館紹介を行う、という取り組み行っていた。

※この「解放後の村立・町立図書館(1951-1985)」の解説は、「飯田市立上郷図書館」の解説の一部です。
「解放後の村立・町立図書館(1951-1985)」を含む「飯田市立上郷図書館」の記事については、「飯田市立上郷図書館」の概要を参照ください。

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