視聴率と評判
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「つばさ (2009年のテレビドラマ)」の記事における「視聴率と評判」の解説
かつて久世光彦が演出したホームドラマ(『寺内貫太郎一家』など)のような家庭内のドタバタシーンや突然のサンバダンサー登場などの演出に対し、午前8:15から放送されるドラマにしては「テンションが高すぎる・うるさい」といった声もあった。結果的に週単位で最高視聴率をみると、第1週がもっとも高い、つまり視聴者を継続して確保できず、また連続テレビ小説として平均視聴率がはじめて15%を下回り、過去最低に終わった。ただし、次回作「ウェルかめ」が平均視聴率13.5%(関東地区)で過去最低になったため、現在ワースト2位である。 Yahooのみんなの感想では2009年10月3日時点で星5は53%・星4は13%・星3は7%・星2は5%・星1は20%と好みがハッキリした。 毎日新聞の調査による「不評」と「好評」の比率は、放送開始2か月目では7:3であったが、9月3日では3:2になった。 本作品には実際の仕事場との違いや演出などに批判があった反面、制作側が意図した「設定や状況にウソはついても、登場人物の心情にウソがないドラマ」(ぴっかぴかに輝く作り物(フィクション)のドラマ設定の上に、どストレートな感情の物語を構築したらどうなるのか?)という描き方を高く評価するファンもいる。ただし、制作統括の後藤高久は、NHK上層部からの演出変更指示(詳細は#その他)に従わなかった理由について「『つばさ』が好きだという稀有なファンとの信義にもとるから」とし、本作品がごく一部にしか受け容れられなかったことを自認した。本作品は、平均視聴率13.8%(関東地区)にとどまったものの、一部に熱心なファンが存在し、放送終了後も作品に関連した活動が続いている。 なお、主演の多部未華子は、本作品での演技が評価され、2010年にエランドール賞の新人賞を受賞した。2011年3月、『デカワンコ』(NTV)で多部の演技が評判になる(第68回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀作品賞と主演女優賞を受賞)と、彼女のコメディエンヌとしての才を活かせなかった本作に対し、脚本家のねらいをドタバタ劇にしてしまった演出とプロデューサーの責任が重い、との批判が出た。
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視聴率と評判
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「瞳 (2008年のテレビドラマ)」の記事における「視聴率と評判」の解説
里子を演じる子役らなどは心情描写の演技において大人顔負けの面もあるものの、「ストリートダンスの世界で成功すること」というテーマの一つが主婦層の支持を得られなかったこと(2008年7月5日発行の『日刊ゲンダイ』のコラム「なっとくテレビ総研」分析)と、テーマであるストリートダンスの描写の中途半端さから狙っていた若者層を取り入れられなかったことが災いして、NHK総合テレビでの視聴率は前作『ちりとてちん』と比べてさらに低下した。 関東地方での2008年の最高視聴率は、8月30日(土)放送の第132回で記録した18.5%である。平均視聴率は15.2%、これは前作『ちりとてちん』の視聴率を下回った。 辛口の記事を載せる『日刊サイゾー』では、酷評が目立っている。まず「Yahoo!テレビ-ドラマ特集-瞳」で、ユーザーレビューの「みんなの採点」で5段階のうち星1つという評価が相次いでおり、出演者に棒読みが目立つと評されている、と報じていた。特に主演の榮倉の他、MAKIDAIを始めとした若手への批判も多い。また別の日の『日刊サイゾー』では、“ヒップホップに里親制度、そして下町人情を盛り合わせにしてみたら、出来上がったのが「見た事もない創作料理」のようだった現在放映中の朝ドラ『瞳』よりも、TBSのナショナル劇場(現・パナソニック ドラマシアター)『あんどーなつ』のほうが、よっぽど朝ドラらしいという声も多い”と評されている。さらに別の日の『日刊サイゾー』では、”内容的には「脚本が悪い」「役者が棒読みだらけ」などなど、かなり酷評が多い”とも評されている。
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