凝固因子
英訳・(英)同義/類義語:clotting factor, coagulation factor
血液凝固は、複数のタンパク質が連鎖的に働くことで起こる。これらのタンパク質を凝固因子と総称し、いずれかの遺伝子機能に欠損が起こると、血液凝固に障害が起こる(血友病)。
酵素タンパク質モチーフなど: | 免疫グロブリン受容体 共役因子 共輸送体 凝固因子 凝集素 分泌タンパク質 分泌性S糖タンパク質 |
凝固・線溶系
血液・凝固因子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/24 16:42 UTC 版)
ループスアンチコアグラント、抗カルジオリピン抗体といった免疫学的な異常によって引き起こされる凝固異常の他、第XII因子、プロテインC、プロテインS、アンチトロンビンIIIの欠乏なども血栓症による胎盤機能不全による不育症を起こすことが知られている。第XII因子は肺塞栓症の原因としてもよく知られている。通常は50%以下で不足と考えるが60%程度でも注意が必要である。プロテインC、プロテインS、アンチトロンビンIIIの欠乏は頻度としては非常に少ない。
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