蒼灯武装団・改
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「アクセル・ワールドの登場人物」の記事における「蒼灯武装団・改」の解説
藤堂 冬牙(とうどう とうが)/グレイシャー・タイガー(Glacier Tiger) 清美女子学院の姉妹校・征王男子学院生徒会長で、同校に所属するバーストリンカー集団《蒼灯武装団》の《族長(オサ)》でもある。優子、胡桃とはリアルでも知り合い。眼鏡に強いこだわりを持つほか、原住民風の仮面を好む。姉妹校の清美女学院にもファンがいるほどだが、優子と絡むと急に三枚目風になる。 優子とレギオンを作りたいという思いからレギオン結成を先送りにし、システム規定外の集団《部族(トライブ)》という形で仲間達をまとめていたが、結果的にスライサーを駆り立てる動機を作ってしまう。騒動を知った後は反省して部族を解散、レギオンを結成し再出発することを宣言し、後に約束通り正式にレギオンを結成した。 デュエルアバターは青系統で虎の意匠のマスクをした獣人型。さらに加速中は芝居がかった口調で話す。必殺技に吹雪を起こす《ハート・オブ・ダイヤモンドダスト》を持ち、周囲の水分から氷の剣や槍を作り出したり、吹雪を纏った打撃で氷雪系ダメージを与えることができる。また、鞭型の調教用強化外装を入手しており、北海道で発見したマンモス型の野獣級エネミーをテイムし「ディーマ」と名付けている。 時規(ときのり) / バニラ・スライサー(Vanilla Slicer) 征王男子学院生徒会書記。レベル4。中性的な長髪の少年で、かつてはその容姿を理由にいじめられていたが、冬牙に助けられたことで、彼に多大な信頼を寄せる。 その冬牙がレギオンを作ろうとしないのは優子のせいだと思い込み、彼女の《子》を全損させることで彼女も加速世界を去るよう仕向けようと、全損寸前のバルキリーにタッグ戦を挑む。しかし、相方として雇ったアッシュの離反、そして真の力を覚醒させたアリスに敗れ去る。対戦後は絶望して自ら加速世界を去ろうとしたが、冬牙との拳を交えた語り合いで和解した。 清美に潜入した際には女装をしていたがトランスジェンダーや性同一性障害というわけではなく、髪を切らないのも美しい長髪に強い思い入れがあるというだけ。ただし女装に対してはそれほど抵抗があるわけではないようで、清美の演劇祭では外部生でありながら優子たちに煽てられ乙女役で出演している。 デュエルアバターはお盆を持った黄系統寄りのパティシエ型。大中小3種類のケーキナイフ型強化外装と香辛由来の間接攻撃の必殺技を持つ。作中に登場した必殺技は対象を睡眠状態にする《バケーション・プラン》。 ジルコン・パラディン(Zircon Paladin) ちあきと最初に対戦したバーストリンカー。リアルは征王男子学院の生徒。 ちあきよりも1日早く加速デビューし、仲間の口添えもあって戦いを有利に進めるが、バルキリーの格闘センスと挑発により惜敗する。以後彼女に因縁を持ち、再戦を望んでいる。またアリスにも初戦闘では快勝したものの、二度目の戦いでは一方的に手玉に取られて敗北したため雪辱を果たすことを誓っている。レギオンの聖衣を内心ではうっとうしく思っており、冬牙の手前しぶしぶ身に纏っている。 デュエルアバターはくすんだ緑褐色で、青・紫系の重騎士型。巨大なランスを初期装備として所有している。動きは鈍重だがその分メタルカラー並みの防御力を備えている。必殺技は自身の装甲を光り輝くジルコニアに変えることで強度を上げる《フィアー・デヴォート》と槍を使った《ビクトリアス・スラスト》。 ジャスパー・ジャック(Jasper Jack) 《蒼灯武装団・改》のメンバー。軽い口調が特徴的で、胡桃のことを「オネエサマ」と呼んでいる。 デュエルアバターは騎士型で、通常時は緑色の防御型だが必殺技の《ジャック・オブ・スペード》を使うことで赤系の遠隔攻撃タイプに変化するという変則的な色特性を持つ。必殺技使用時には得物の剣が最長10mにまで伸びる。
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