続編と他のMCU作品とのタイ・イン
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「マイティ・ソー (映画)」の記事における「続編と他のMCU作品とのタイ・イン」の解説
2011年4月、マーベル・スタジオの社長のケヴィン・ファイギは、『アベンジャーズ』に続いて「新たな映画でソーは新しい冒険を始め、キャプテン・アメリカは現代の世界を探検し続けるだろう」と語った。2011年6月、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズは『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』 を2013年7月26日に公開し、クリス・ヘムズワースのソー役での続投を発表した。ケネス・ブラナーは監督しないが、プロデューサーとして参加を続ける。また後日、脚本のドン・ペイン続投も報じられたが、11月8日に延期した。 本作ではS.H.I.E.L.D.のエージェントの1人・ホークアイが初登場する。ソーがムジョルニアを取り戻すため暴れまわるのを制圧するため召集され、弓矢を射つこともないカメオ出演だったが、後の『アベンジャーズ』に繋がる伏線となった。また、ソーも終盤でコールソンに「世界を守るためなら同盟を組んでもいい」と語る。 中盤、エリック・セルヴィグ教授が「自分の知り合いのガンマ線研究者がS.H.I.E.L.D.の連中と関わっている」と語るのはハルク(ブルース・バナー)を想起させる。 同じく中盤、地球に送り込まれたデストロイヤーを見たS.H.I.E.L.D.エージェントの「スタークの物か?」という台詞は、アイアンマンを想起させる。 終盤、S.H.I.E.L.D.長官のニック・フューリーがセルヴィグに解析を依頼する四次元キューブ(コズミック・キューブ)は「インフィニティ・ストーン」と呼ばれる強大なエネルギーを秘めた結晶の一つであり、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』『アベンジャーズ』など他のMCU作品にも度々登場する。 マーベル・スタジオ恒例であるスタン・リーのカメオ出演は今回も行われ、地球に落下したムジョルニアを持ち上げるため集まった群衆の中で、ムジョルニアを引っ張りあげようとするトラックの運転手役で登場している。
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続編と他のMCU作品とのタイ・イン
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「アイアンマン2」の記事における「続編と他のMCU作品とのタイ・イン」の解説
第1作の公開後に3部作構想で製作されていたことが明らかとなっており、2012年の『アベンジャーズ』(ジョス・ウェドン監督)で『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズのヒーローが一堂に会した後、これまで同様パラマウント映画の配給によって第3作が製作されることは確実視されていた。しかし2010年10月、パラマウントが今後製作予定であったマーベル・スタジオ映画の世界配給権を約1億1500万ドルでウォルト・ディズニー・スタジオに売却。2009年にマーベル・コミック・グループを買収していたディズニーは、これによりアニメを含むマーベルの映像部門を完全に掌握することとなった。ディズニーとマーベル、そしてパラマウントは「日本を含む世界各国で『アベンジャーズ』『アイアンマン3』をディズニー配給のもと公開する」と発表、結果的に第3作『アイアンマン3』の製作が間接的にではあるが公表された。またこの際、『アイアンマン3』の公開日が2013年5月3日となることも併せて発表された。ファヴロー監督は同じくディズニー製作による、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのアトラクション「マジック・キングダム」の映画化に際して監督を降板すると声明を出したが『アベンジャーズ』に製作総指揮として携わっている。 トニーが父ハワードの遺品を調べるシーンで、キャプテン・アメリカの単行本が確認できる。また、トニーが自宅で新型アーク・リアクターを開発するシーンでは、前作でも僅かに登場したキャプテン・アメリカの盾らしきものが登場するが、プリズム加速器の支えにされてしまう。ちなみに新型リアクターのコアと当初紹介されていた架空の元素「ヴィブラニウム」はキャプテン・アメリカの盾の素材でもある(後にトニーが作り出した新元素は「バッドアシウム」という別元素だったと設定された)。 ハワードのメモに四次元キューブ(テッセラクト)の三次元投影図が描かれている。四次元キューブはハワードが1942年に回収した架空のエネルギー源である(『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』)。 ラスト近くで特殊機関S.H.I.E.L.D.の倉庫が登場するが、そこで流れているニュース映像にカルヴァー大学で暴れているハルクの姿が映っている。また、ドーナツ屋のシーンでの会話でフューリーがより「大きな」問題を抱えている旨を示唆する(『インクレディブル・ハルク』)。 本編のエンドロール終了後、コールソンがニューメキシコ州でクレーターを見つめるシーンで、ソーの武器「ムジョルニア」が登場する(『マイティ・ソー』)。 ソニー・ピクチャーズとマーベルスタジオの業務提携により、ソニーが映画化権を所有するスパイダーマンのMCU参加が実現したが、それに合わせて加えられた新設定として、本作終盤でアイアンマンのマスクをかぶってドローンと対峙していた少年が、後に『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でトニーがスカウトしたピーター・パーカー(スパイダーマン)であったとマーベルスタジオ制作社長のケヴィン・ファイギが語っている。
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