純音楽作品での仕事とは? わかりやすく解説

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純音楽作品での仕事

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/03 14:23 UTC 版)

今井重幸」の記事における「純音楽作品での仕事」の解説

上のような多様なジャンルでの創作活動並行して今井純音楽作曲行なっていた。しかし、それらを旺盛発表するのは、1990年代以降となる。「純音楽作曲に際しては『その時々の現代音楽流行左右されずに創作する』という姿勢臨んでいた」とは今井の弁である。今井曲想主題にはさまざまな特徴見出されるが、通奏低音のように一貫しているのは、冒頭記したように、自らの思想あるいは信念基づいた、独自の音楽的美学追求という点である。特に1990年代入ってからは、いわゆるシギリヤ”(フラメンコリズム形態一つ古代インド舞踊様式ヨーロッパ伝播し、フラメンコの音型に発展していったとされている)の多用顕著となる。今井は“シギリヤ”のリズムこよなく愛しこだわり続けている。その魅力について、「フラメンコ歴史民族性強く表すリズム形態であり、また東洋と西洋混血性に惹かれたから」と述べている。 1992年平成4年)、59歳。『ギターオーケストラ為の協奏変容「シギリヤ・ヒターナ」』を作曲1993年平成5年)、60歳。『横笛と箏合奏為の仮面舞」第2番』、『メタモルフォーゼ・フラメンコ』を作曲1994年平成6年)、61歳。『ギター合奏為のシギリヤ変容」』、『ギター合奏為の長楽寺幻想」』、『箏合奏為の青峰悠映』を作曲1995年平成7年)、62歳。『打楽器群と吹奏楽為の協奏変容沖縄」』、『恨(ハン)・芸能曼荼羅』を作曲1996年平成8年)、63歳。『邦楽器群の為の協奏変容傀儡曼荼羅」』を作曲1997年平成9年)、64歳。『チェンバロ〈又はピアノ〉と弦楽四重奏為の仮面の舞」』を作曲1998年平成10年)、65歳。『日本古謡に基づく三つ協奏変容』、『箏合奏為の南部2つ詩的断章」』を作曲1999年平成11年)、66歳。『邦楽合奏為の「斜箭提陽・悠久の舞」』を作曲2002年平成14年)、69歳。『オーケストラ為の悠久の舞」』を作曲2003年平成15年)、70歳。『二十絃箏とオーケストラ為の協奏変容「シギリヤ・ヒターナ」』、『「百萬人の身世打(しんせたり)鈴(よん)」より三つ情景』、『マリンバパーカッションオーケストラ為の協奏変容沖縄」』を作曲この年2003年)の春、今井自身企画・構成演出並びに音楽構成による回顧展コンサート『大響演・春の祭典今井重幸音楽作品(まんじ敏幸舞台作品回顧展』が東京文化会館ホール盛大に開催された。会場にはさまざまな芸術分野からの旧友盟友関係者多数集まり今井はつめかけた満員聴衆からの万雷拍手浴びた2009年平成21年)、76歳。『La Nouvelle Chanson de IMAI SHIGUEYUKI I』、『フルートファゴットエレクトーン為の青峰悠映」-序奏田園舞-』(1989年版改訂初演)、『La Nouvelle Chanson de IMAI SHIGUEYUKI II』を作曲2010年平成22年)、77歳。『室内楽為の組曲神々履歴書」』(1988年版改訂初演)、『ギター独奏ピアノ打楽器為の協奏変容「シギリヤ・ヒターナ」』(1992年版改訂初演)を作曲2013年平成25年)、80歳。『マリムバ・打楽器ピアノのため伊福部昭・讃「狂想変容第2番』を作曲

※この「純音楽作品での仕事」の解説は、「今井重幸」の解説の一部です。
「純音楽作品での仕事」を含む「今井重幸」の記事については、「今井重幸」の概要を参照ください。

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