築地市場の仲卸たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 02:34 UTC 版)
「築地魚河岸三代目」の記事における「築地市場の仲卸たち」の解説
「ふくマル商店」のおやじ 本名は不明、フグを取り扱っていることにこだわりがある。二代目だが早くに両親をなくし、息子の三代目には厳しくあたっているがそれには理由があった。心臓に病を抱えている。初期からの準レギュラーで賑やかしに時々出てくるがメインではほぼ出て来ない。 順一(じゅんいち) 塩干物の仲卸「京比良」の三代目。向かいの鮮魚の仲卸「紋太」とは仲が悪く、帳場の妙子とは両方の親父に内緒で交際しており、妙子はそのうち妊娠するようになる。そのことが親父たちの知るところになったが、三代目の提案で店を合併することにより和解となった。 大前田喜三郎(おおまえだ きさぶろう) 旧「紋太」の番頭で昔気質の人物。「京比良」と合併してから「京太」の従業員になったものの、順一は大前田の頑固な性格に悩まされ、一時解雇しようとした。 新宮秀一郎(しんぐう しゅういちろう) 築地のサラブレッドと呼ばれる。寿司ネタなどを扱う特種物仲卸「新宮」の三代目。日本の水産、魚の食文化、江戸前寿司、築地市場の運営などの問題に取り組む。クールで完璧主義な性分から物言いも厳しい。魚を扱う知識・技術ともに完璧で、全く非の打ち所がないように見えるエリートだが、飛行機が苦手なのが唯一の弱点。当初は素人の旬太郎が魚河岸にいるのを許せなかったが、やがてその行動力や姿勢を認め、さりげないヒントや助け舟を出すようになる。最終回では旬太郎の手を握り「あなたも一人前の仲卸人だ」と旬太郎を認める発言をした。原作者が変更となってから出番が減ったキャラの一人。 ハイエナ先生 本名は海江田(かいえだ)。元は日本橋から続く老舗の仲卸の三代目。店は潰れてしまったが、築地の生き字引として、酒を飲みつつも築地の衆にアドバイスをしてくれる。 竜宮寺乙女 (りゅうぐうじ おとめ) 高級鮮魚仲卸『竜宮』の三代目の女性。腎臓を患っている親父の店を手伝う。『天海』の店主が『魚辰』に取引先を変えた事により、『魚辰』に嫌がらせを行った。(魚辰が卑怯な手を使ったと思い込んだため) 高校生(初登場当時)でかつ良い体をしており気が強く、築地でもファンクラブが結成される程である 日野夫妻 天種屋「日野」の似たもの夫婦。マサとエリの喧嘩の仲裁をしたりしてくれたほのぼの夫婦。
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