第1の哨戒 1942年9月 - 10月とは? わかりやすく解説

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第1の哨戒 1942年9月 - 10月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/22 18:27 UTC 版)

アンバージャック (SS-219)」の記事における「第1の哨戒 1942年9月 - 10月」の解説

9月3日アンバージャック最初哨戒ビスマルク諸島およびソロモン諸島方面向かった2日後9月5日ジョンストン島給油行った後、ミリ環礁マキンの間を通ってニューアイルランド島北東海岸からブーゲンビル島間での哨区に到着した9月15日アンバージャックニューアイルランド島カビエン偵察する3日後の9月18日には南緯0450東経15437分 / 南緯4.833度 東経154.617度 / -4.833; 154.617の地点駆逐艦護衛する大船団に遭遇大型輸送船に対して魚雷を4本を発射して1本の命中判断される9月19日アンバージャック南緯0633東経15605分 / 南緯6.550度 東経156.083度 / -6.550; 156.083の地点特設運送船しろがね丸(日本海運、3,130トン)と駆逐艦発見ししろがね丸に向け魚雷を2本発射した。1本がしろがね丸の左舷中部命中して大破しろがね丸は駆逐艦天霧曳航されてショートランド諸島到着したが、最終的に放棄され1945年6月30日除籍された。この戦功によりアンバージャック殊勲部隊章受賞した9月25日夜に日本艦艇接触し駆逐艦護衛され大型巡洋艦発見するしかしながら攻撃開始前に駆逐艦発見され潜航強いられ、数発の爆雷投下されたが、アンバージャック損傷はなかった。その数日後にはタウ島、キリナイラウ島(英語版)、グリニッジ島オーシャン島への偵察を行う。9月30日アンバージャック南緯0629東経15601分 / 南緯6.483度 東経156.017度 / -6.483; 156.017の地点で「青葉型重巡洋艦」を発見して魚雷を4本発射した命中せず、「戦艦に対しても2本発射した結果は同じであった一週間後の10月7日アンバージャックカビエン港外特設運送船(給糧)鮮海丸(嶋谷汽船、2,103トン)を発見。これに対し魚雷を2本発射した。1本は外したものの、もう1本が命中。しかし、鮮海丸は沈む気配見せず変わらず航行続けていたので、アンバージャックはこれを追跡した1時間後、鮮海丸からアンバージャック向けて発砲があったが、効果見られなかった。さらに2時間監視続けた後、止め魚雷を1本発射し、その魚雷は鮮海丸の左舷命中して鮮海丸はついに沈没した沈没地点北緯0155東経15342分 / 北緯1.917度 東経153.700度 / 1.917; 153.700だった。アンバージャック潜望鏡越しに、鮮海丸の救命ボート浮いているのを発見した10月10日、なおもカビエン港外監視続けていたアンバージャックは、獲物求めて南方のニッセル水道から港内侵入南緯0236東経15048分 / 南緯2.600度 東経150.800度 / -2.600; 150.800の地点停泊していた特設運送船第二図南丸日本水産19,209トン)と6,000トン輸送船向けて魚雷を4本発射し魚雷命中受けた第二図南丸沈没避けるために座礁。後に浮揚して曳航され、日本戻っていった。10月16日アンバージャックバラストタンク修理のためにエスピリトゥサント島向かい10月19日到着の後修理実施したその後アンバージャック特別任務としてガダルカナル島ツラギ島対す補給命じられた。これより先の10月13日戦艦金剛榛名ガダルカナル島ヘンダーソン飛行場艦砲射撃し(ヘンダーソン基地艦砲射撃)、航空機他所在の航空ガソリン砲撃により炎上このため緊急に航空ガソリン輸送する必要が生じた。1番手として駆逐艦メレディス (USS Meredith, DD-434) や艦隊曳船ヴィレオ(英語版) (USS Vireo, AM-52) などからなる小船団がガダルカナル島向かったが、船団途中で瑞鶴機に発見されメレディス沈没し、ヴィレオ以下生残った船団退却して輸送失敗した次に輸送艦として選ばれたのがアンバージャックであったアンバージャックは9,000ガロン航空ガソリン200個の爆弾15名の陸軍航空隊搭乗員搭載し10月22日エスピリトゥサント出撃してガダルカナル島急行10月25日朝、アンバージャック艦隊曳船セミノール英語版) (USS Seminole,AT-65) の誘導受けてガダルカナル島北岸部のルンガ岬到着し、緊急物資揚陸ヘンダーソン飛行場はこれで当面の活動出来ようになった任務完了後、アンバージャックサボ島の北を回りブリスベン針路向けた10月30日アンバージャック57日間行動終えてブリスベン帰投潜水母艦グリフィン英語版) (USS Griffin, AS-13) に横付けして改装実施した

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