第1の哨戒 1942年2月 - 4月
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「グランパス (SS-207)」の記事における「第1の哨戒 1942年2月 - 4月」の解説
2月8日、グランパスは最初の哨戒でマーシャル諸島方面に向かった。2月17日にウォッジェ環礁を、2月18日にクェゼリン環礁をそれぞれ偵察。クェゼリン環礁に敷設艦常磐や大型商船、大型潜水艦が在泊していることを確認した。2月27日深夜には北緯04度52分 東経152度08分 / 北緯4.867度 東経152.133度 / 4.867; 152.133の地点で、ウォレアイ環礁からクェゼリン環礁に向かっていた海軍徴傭船龍田丸(日本郵船、16,975トン)を発見し、水上攻撃にて魚雷を3本発射しようとしたが、方位盤のミスにより魚雷が発射できず攻撃に失敗した。3月1日夕刻には建川丸(川崎汽船、10,091トン)級タンカーに対して魚雷を3本発射するも命中せず、3月2日にも警備艇に対して魚雷を1本発射したが、これも命中しなかった。3月3日には商船に対して魚雷を4本発射したが、3日連続でまたもや命中しなかった。3月5日、グランパスは北緯04度52分 東経151度20分 / 北緯4.867度 東経151.333度 / 4.867; 151.333の地点で特設運送船(給油)第二号海城丸(日東汽船、8,636トン)を撃沈した。3月23日にクェゼリン環礁を、3月27日にウォッジェ環礁を再び偵察した。4月4日、グランパスは48日間の行動を終えて真珠湾に帰投した。
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