第1の哨戒 1943年1月 - 2月とは? わかりやすく解説

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第1の哨戒 1943年1月 - 2月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/28 22:28 UTC 版)

タニー (潜水艦)」の記事における「第1の哨戒 1943年1月 - 2月」の解説

タニー最初哨戒1943年1月12日で、東シナ海向かった哨戒海域航行中、ほぼ一週間におよぶ荒天タニー航行は困難を極めた南西諸島接近すると、多数艦影発見するうになる1月25日にはサンパントロール船頻繁に発見し、これらからの発見回避するためタニーはしばし潜航した1月26日早暁タニー400トントロール船改造した特設監視艇発見半日追跡した夕刻浮上し浮上砲戦でこれを撃沈しようとしたが、間もなく日が暮れて目標確認することが困難となり、攻撃32撃ったところで打ち切られた。3日後、タニー台湾海峡その周辺移動する1月31日には北緯2234東経12008分 / 北緯22.567度 東経120.133度 / 22.567; 120.133の地点で、高雄港入りつつあった輸送船西寧丸(大連汽船、4,913トン)に向けて魚雷を2本を発射した回避された。その後香港沖に移動して哨戒続けた2月2日タニー香港沖でレーダーにより探知したタンカーに対して四度わたって魚雷3本ずつ3回と1本の10発射したが、すべて命中しなかった。翌2月3日には、これもレーダー探知した大きな目標」に対して魚雷3本発射し、うち2本が命中するのを確認した2月3日攻撃では、北緯2203東経11423分 / 北緯22.050度 東経114.383度 / 22.050; 114.383の地点陸軍第一新東丸(澤山汽船、1,927トン)に損傷与えたとした。2月4日には汕頭沖に移動し病院船発見した汕頭沖は海底形状潜航し行動するには不向きであり、また海上ではジャンクばかりが目に付いた。この日、タニー北緯2130東経11342分 / 北緯21.500度 東経113.700度 / 21.500; 113.700の地点輸送船辰和丸(辰馬合資、6,335トン)を撃破した2月8日20時ごろ、タニー北緯2230東経11903分 / 北緯22.500度 東経119.050度 / 22.500; 119.050の地点輸送船山丸(山下汽船、5,307トン)を発見し魚雷を2本ずつ2回と3本の計7本発射して丸に2本を命中させ、山丸は「損害軽微」と報じられたものの沈没した。翌2月9日にも北緯2242東経12006分 / 北緯22.700度 東経120.100度 / 22.700; 120.100の地点海軍徴傭鎌倉丸日本郵船17,498トンに対して魚雷を2本発射し爆発記録したが、実際にすんでのところで回避されていた。2月11日哨戒海域を後にしたタニーは、2月15日北緯2500東経14700分 / 北緯25.000度 東経147.000度 / 25.000; 147.000の地点100トントロール船発見し浮上砲戦撃沈した2月20日ミッドウェー島到着2月24日タニー43日間行動終えて真珠湾帰投潜水母艦スペリー英語版) (USS Sperry, AS-12) による整備受けた

※この「第1の哨戒 1943年1月 - 2月」の解説は、「タニー (潜水艦)」の解説の一部です。
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