第1の哨戒 1943年8月 - 9月
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「シーホース (潜水艦)」の記事における「第1の哨戒 1943年8月 - 9月」の解説
1943年8月3日、シーホースは最初の哨戒でパラオ方面に向かった。8月29日の朝、シーホースは日本軍の輸送船団を発見、攻撃位置を確定しようとしたが、護衛の駆逐艦に阻止され、5時間もの間じっとさせられた。9月6日、シーホースはパラオ西水道付近で、8隻の輸送船からなる3111船団を発見し、うち1隻の輸送船へ3本の雷撃を行った。シーホースは爆雷攻撃を回避するため潜航を行ったが、護衛の駆逐艦刈萱からの爆雷がシーホースに効果的なダメージを与えた。空気取り入れ口から激しい浸水が起き、4番魚雷発射管が使用不能となった。幸いなことに、致命的な損傷は負わなかったので哨戒を続け、一週間後には単独で航行中の大型タンカーに対して8本の魚雷を発射するが、戦果は挙げられなかった。9月27日、シーホースは55日間の行動を終えてミッドウェー島に帰投。艦長がスレード・D・カッター(英語版)(アナポリス1935年組)に代わった。
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